これからシーズンの集大成 世界選手権女子ショートプログラム。 シニアデビューの今シーズン この世界選手権まで上り詰めました。 誕生日を世界選手権で迎える 2人です。 この世界選手権ですが 女子ショートに続いて明日男子の戦いが 始まります。 出場選手が限られているグランプリシリーズなどでは よくある日程なんですが男女のフリーが 同じ日に行われるのはこの世界選手権でも 非常に珍しい日程ですよね。 初の世界選手権開催。
5年連続の世界選手権出場村上佳菜子。 しかし、日本女子を 引っ張る立場でありながら全日本選手権では、まさかの5位。 このグループには本郷理華そして村上佳菜子の 日本代表の2人。 このグループの1番滑走が練習した妹弟子ともいえる本郷選手ですが大会前、激励のメッセージも 送ったそうですね。 やはり村上佳菜子の復活を願うファンも多いでしょう。 全日本選手権では 多く、回転不足アンダーローテーションを とられたジャンプを3か月間で どれだけ修正できたかですね。
ここ1~2シーズンなどは体の変化もありまして うまくいかない試合も続いていたんですけど 四大陸選手権ではいい演技をしまして 吹っ切れたなという感じがありましたので この世界選手権にも照準を合わせてきていると思います。 そして、この世界選手権ですが女王争いとともに 来年の世界選手権の出場枠がかかる戦いでもあります。 これが今大会の成績によって 来年の世界選手権出場枠が決まることになっています。 そしてまた、再来年行われる 世界選手権は翌年の ピョンチャンオリンピックの出場枠がかかることになります。
基礎点が 10点以上あるジャンプがうまく決まったことが今日の演技の中では 大きくポイントのウエートを占めていますから 得点が伸びてくるのではないかと思います。 2つ目のトリプルフリップが 跳ぶ前の踏み切りのエッジでもしかしたら きわどい判定があるかなとマイナスを受けてしまうかな という跳び方だったので気になるとしたら そのぐらいですかね。 手足の長さを生かした 大きな滑りという印象もありますけど このエドムンズ細かい、繊細な部分も 持ち合わせている選手ですね。
初の世界選手権で シーズンベスト。 トリプルフリップ トリプルトゥループ。 そして迎える世界選手権です。 次のトリプルトゥループで少し回転がギリギリだったかな というようなこのジジュン・リですが この地元開催、世界選手権で軽やかさが スケーティングに表れていて非常に、この曲調にも あっていましたね。 回転不足が多くあった思い出すのは 2年前の世界選手権。 彼女のスケート人生にとって 5度目の世界選手権はきっと、大きな意味を持つ。 トリプルトゥループ トリプルトゥループ。
ただ全日本選手権では ショートプログラムのあと手応えから 笑顔を見せた村上でしたがこの世界選手権の舞台 どんな判定が待っているか。 ジャンプも今シーズン、なかなか 決まらないときもこれが世界選手権の戦いです。 村上佳菜子選手です。 そんな中で、この世界選手権はどんな気持ちで 臨んでいますか。 せっかく今回は チャンスとして与えられた世界選手権だったので そのチャンスを無駄にしないようにしたいという 思いで臨みました。
ですので今シーズンの結果を 見ていきますとこの世界選手権の 期待値といいますか前評判が高いのはロシア、アメリカが 高かったんですけれども濱田コーチによると お誕生日のお祝いもせずに黙々と 練習を進めていました。 また、トゥクタミシェワ選手は ウオームアップエリアには行かずに、1人離れたところで 周りを寄せ付けずずっとジャンプの練習を 行っていました。 そしてトゥクタミシェワはショートプログラム トリプルアクセルを予定しています。 世界選手権の銀メダリスト リプニツカヤがまさかの代表落選。
この最終グループは ヨーロッパ女王トゥクタミシェワから始まって アメリカ代表グレイシー・ゴールド。 そして宮原知子と続きますがまずその中で 1番滑走のトゥクタミシェワ。 公式練習から各国の選手 コーチ陣も見守って、トゥクタミシェワの ショートプログラムいつも以上に 大きな注目を集めています。 トリプルアクセル以外の技が安定しているので、安心して チャレンジできるという状況ですね。 まさに新たな世界へのチャレンジ トゥクタミシェワです。
トリプルアクセルも すばらしいんですけど後半に 3回転、3回転を組み込むというすごい挑戦をしてきたので 全てのジャンプが高難度でこれだけをしっかり うまくまとめて滑り切ったというこのショートプログラム すごいなと思いました。 やはり少しでも迷ってしまったり慎重になりすぎてしまいますと トリプルアクセルのような高難度のジャンプは 一瞬のタイミングでずれを生じさせてしまう難しさがありますから これは本当に自信が相当ないと迷わずに入っていけないんですが 相当かなりいい状態であったと思います。
荒川さん グレイシー・ゴールドの演技ですが トリプルジャンプ、シングルが2つになってしまいましたね。 単独のジャンプにトリプルルッツとトリプルループと なってしまったんですが最初のルッツは コンビネーションを予定していたのが ステップアウトをしてしまいましたので コンビネーションにつながりませんでした。
抜群の安定感 圧倒的な練習量を武器にこの世界選手権の ショートプログラムでも更に成長した部分も 見せてくれましたよね。 コンディションとしては 大きく悪そうには見えなかったんですけれども ただ、ループジャンプ得意なジャンプでもあると思いますから。 ポゴリラヤは1か月前に 足首を痛めて1週間前まで、ジャンプを 跳べなかったそうなんですね。 練習を見ていても やはりジャンプの量そして、このあとには 同じくロシアエレーナ・ラジオノワが 控えています。 こちらもポゴリラヤと同じ年 16歳のラジオノワです。
ヨーロッパ選手権では このショートプログラム70点を超えてトップに立った ラジオノワです。 世界選手権 女子ショートプログラム。 最終滑走は 全米選手権チャンピオンのグランプリファイナル3位。 これが5度目の世界選手権。 これが5度目の世界選手権。 これ以上ミスをしたくないという 思いがあとのジャンプの慎重さを年明けから非常に よさそうでしたので全米選手権でも 本当にすばらしい演技だったんですけど だからこそ、メダルが狙える力があるだけに それが力みに変わってしまいましたかね。