バツイチ 独身です。 付き合ってる彼女 カフェとかを プロデュースする 空間コーディネーターなんだ。 心機一転。 お~ 春太君 おはよう。 あ~ 下に住んでる 春太君。 イスラエル… OK。 あの!んっ? 何? 何だろ?お二人は どういう関係なんですか?俺たち?いや どういう関係って…。 じゃ まだ これからですね 色々あるのは。 「色々」って?色々ですよ。 お互いのことが だんだん分かってからの 色々。
でも それだけじゃ 付き合わないですよね?だから 帰りの飛行機が一緒だったってだけじゃ。 飛行機の中って退屈でしょ? えっ? そうなんですか?うん。 えっ ボン・ジョヴィ?そう?いや 俺 中学のとき…。 ここだけ ボン・ジョヴィ感 ゼロなんだよね~。 だって ほら 静さんみたいな カフェ関係の人って音楽は 取りあえず ボッサみたいなとこあるじゃないですか。 だから 今回は 自分の美的感覚に 忠実にあえて ストレートにいってみたわけ。 結構 たっ… 大変?フフフフ。
でもね 私 絶対 負けたくないって思ってんの。 俺は 絶対 静のこと傷つけたりしないから。 ねえ 俺の唯一の自慢話 していい? いい? いい? いい?あっ はい。 ただの一度も自分から 女性を振ったことがないんだよ。 ♪~ すっごい違和感ある あの2人。 そしたら 違和感ないし 私の気持ち的にも神へのリスペクトが 維持できるってわけで OK!「しんさま」って 韓流スターみたいで…。 ねえ あの静って人とさ 春太が付き合えばいいんじゃない?はい?何か そっちの方が似合わない? ねっ!「ねっ」じゃなくて…。
ホントに 無理ですから。 あれなの?あの 春太さんと お付き合い…。 いや 春太君は 恋をしないんだ。 春太。 えっ?だって 初恋話ってさ たいてい 片思いの失恋話でしょ?だから 好きなんだよね。 う~ん… 5年生ですね。 小学校5年生の2学期に 急に転校…。 無理です。 まあ 母は とにかく自由な人で… 自由そのものな人でまあ 今も ボーイフレンドとヨーロッパのどっかに いるんですけど子供のころから 言われてたんですよ。
いやいや… だっ… 大丈夫です 大丈夫です 大丈夫です。 大丈夫 私がいます。 ホットコーヒーと プロヴァンス風スムージーです。 ヴェルヴェーヌね これ。 勉強熱心なんだね。 誰かを また 私みたいな目に遭わせるかもしれないから とかでしょ?それもあるけど そんな奇麗事だけじゃなくて自分のためなんだよ。 また あんときみたいに自分が 訳 分かんなくなるの 嫌だから…。 どうする?自分が 「初めまして」とか言うからだろ。
ホント?うん。 えっ ホントに?特に あの 根菜のサラダ?あれは いいね。 あれね今度コーディネートするカフェの メニューにしようと思ってんだ。 ホント? だよね だよね。 元夫婦なんだし別に ずっと 仲 悪かったわけじゃ ないんだしさ。 絶対に あんな びよよんに 負けてたまるかと思って。 絶対 負けないんだ。 絶対 負けない。 あっ… えっ? えっ?ホントですか?うわ うれしいな~。 絶対 誰かが ドタキャンしてきたんでしょ。 やだ… 絶対 やだ!あっ。
春太君 あっ おかえり。 目指すのは 大人のおしゃれなピクニック。 インテリアや食器はあ~ そこまでは できないよ 買えないもんとは思わせない程度に すてきな感じに。 あっ みやこちゃん モデルさんもねまあ 確かに カワイイかもしれないけれどまあ 似たような服は買えそうだし私も これぐらい なれるんじゃん って感じで 大丈夫だから。 あっ 何か 腹 減ってこない?夜食 買っていこうか?テキサスバーガーおごるよ。 ほら 春太君 行くよ。 テキサス テキサス。 ねえ 春太君。
じゃ その理由が間違ってたら 嫌いになるんですか?どうかな~?私は 好きになったら 嫌いにはならないんで 絶対。 えっ? カワイイ〜 これ。 シェイク…。 あ~ シェイクしなきゃ。 大丈夫? 春太君 春太君。 そのシェイクじゃない。 そのシェイクじゃないです。 あと 心 上からさ 植物 ちょっと持ってきてくれる?んっ?カワイイ~。 何か もう… ホントに好き!みやこちゃん! やっぱ 最高よ! うわ! うわ! うわ!みやこちゃんも ありがとね。 準備万端ですよ〜。