四六時中 患者を救うことだけを考える心優しい外科医 守田 春樹春樹が赴任してきた 大学病院は医者は 恋など すべきではない。 近藤先生のことは 心配していません。 それより 先ほどの 近藤先生への 発言は…。 第一外科の 近藤先生。 この大学病院を 赤字から救った 救世主で 今や 教授より上の存在。
膵臓がんの 患者さんです。 現状 ５００人いる 入院患者１日 １，０００人 訪れる 外来患者の対応を 後回しにしてそれでも 今日 やらなければ いけない 検査なんですか？患者さんのために できること 全て やるのが医者の務めだと 思います。 主治医の 近藤先生は どのように お考えですか？大学病院の 医師としての 冷静な判断を お聞かせください。 これが 大学病院の 限界ですよね。 あした 私ね あのう 鳴洋病院に招かれて肝門部 胆管がんのオペを することに なってるんだ。
婦人科の人間は学会で あしたまで 出払ってます。 さて どうする？千鶴先生は そんなに バカじゃないですよ。 イレウス解除後 婦人科領域の 付属器摘出を 同時に行います。 このまま ルールを無視し続けるとなると 守田先生には病院を 去ってもらわなければ なりませんね。 万が一三浦さんが！《公園のベンチの前で 倒れていたところを何で 一人で 公園なんかに？近藤先生。 婦人科の先生は？連絡済みです。 千鶴先生は。 昔の千鶴先生は 俺が 研修医だったころ患者 一人一人を じっくり診る あったかい医者だった。