ファストファッションと呼ばれる 低価格量販店の台頭に苦しむ衣料業界では 勝ち組と称されデザイナー出身の高中社長の 経営手腕も高く評価されています。 そのTOUSENが 黒字を偽装して 株高を誘導していた。 ファストファッションの台頭で老舗メーカーが 次々と つぶれる中なぜ TOUSENが生き残ったのか会計資料や新聞記事を見ても その答えは まったく見えません。 まずは TOUSENの経理責任者を訪ねて…。 工場を見たかぎりでは 生産量も出荷量も会計資料を疑う余地は ありませんかね。
繊維商社から始まった わが社にとってTOUSENは 盟友のような関係だ。 5日前に入荷したはずの 1,000万円分のTOUSEN商品がなぜ 倉庫にないんですか?あれ?日付そうなってます?ええ。 間違いじゃないかな?TOUSENの商品が消えてる?調査した2社 共に帳簿上では仕入れたはずの 大量の商品在庫がなく納得のいく説明も ありませんでした。 TOUSENから 抗議の電話が入りました。 おかげで わが社は ファストファッションとの競合とは別次元の ブランド企業への転身に 成功したのです。
エージェント費用と ニューヨーク出店準備費用を隠れみのに使って その資金を 捻出していたのかもしれません。 つまり TOUSENの経営難を 意味することになり不正会計を告発したメールも 真実だということになる。 あっ しかし 結局 結城さんが入手したこれまでの調査では不正会計をしたという証拠は 一切 見つかりませんでした。 ただ デマを流すような人は帳簿上のささいな数字の矛盾から 事を荒立てますので公の調査に備えて 万全を期す必要があるのではと。
ここは あなた方 TOUSENが取引先のために わざわざ借り上げた倉庫ですね?失礼ながら 小松さんを尾行させていただき裏帳簿も拝見して ここの存在に ようやく たどりつきました。 TOUSENは ここ5年で計73億円の黒字を 発表していますが裏帳簿によれば 黒字の年度はなく5年で 計48億円の赤字を 計上しています。 間違いありませんか?西行寺さん 私は 上場企業の社長ですよ?粉飾経理は上場廃止や取引停止につながる 重大な犯罪です。
TOUSENが わが社の盟友なら 筆頭株主としてサンライズが買収するという道は ないんですか?今の坂手社長に買収を決断できる余裕は ないだろう。 他にも TOUSENの粉飾経理の発覚を恐れていた人間がいたってこと?帳簿上でも 大きな謎が残された。 けど 小松部長は全額 株に投資したって 言ったんだよね?TOUSENの海外投資。 エネルギー開発を巡ってサンライズが 大きな火種を抱えていることを。