一方、被災した方たちは、きょう も片づけ作業に追われましたが、電気や水道などのライフラインの 復旧にはまだ遠く、市は給水車を出すなど、対応に追 われています。 続いて、甚大な被害を受けた 常総市では、多くのボランティアが集まり、泥出しなどの作業を行 いました。 また市内の一部地域では、電気の 復旧作業が進む一方で、空き巣被害が広がるなど、住民にとって、 不安な日々が続いています。 今、ボランティアの方と、一緒に、がれきを撤去するための 家に向かう途中だったんですけれども、こちら通行止め。
常総市によりますと、最初の避難指示は10日午前2時 20分、玉地区、本石下地区などに出されました。 決壊場所に最も近い三坂町の上三 坂地区を含む、残る6地区に避難指示が出された のは、午後1時8分。 決壊からおよそ20分後、浸水地域全体に対して避難指示が 出されたときでした。 決壊現場から近い三坂町について 市長は、避難指示を出した2地区について は、通報があったので出したことを明 らかにしました。 一方、広い範囲での浸水被害 をもたらした、宮城県大崎市の渋井川堤防決壊。
老人2人暮らしだから、また、こちらの市が運営する 避難所が、自宅から遠いため、地区の自主防災組織が運営する別 の避難所に移動されるという方もいらっしゃいました。 大崎市周辺はこれまでに降った雨 で、地盤が緩んでいますので、復旧作業への影響が懸念されます。 拉致被害者の早期救出を求め る国民大集会が都内で行われ、被害者家族のほか、安倍総理大臣らが出席しました。