ありがとう 一郎伯父さん。 伯父さんのおかげで おすしが わが家に やって来るよ。 あんたたちは 夕飯までに 宿題しちゃいなさい。 確かに まる子たちにとって 松竹梅の松はなかなか お目にかかれない 憧れの世界である梅や竹と どう違うのかな？だいたい 梅ですら めったに食べないのにあたしたちに 違いなんか 分かんないよ。 もっともであるあとは 臨時収入で 完璧だね。 はっ？ねえ あんた 久しぶりに 親戚の伯父さんが 来てるんだよ。 はい」わ～ ありがとう 伯父さん！なんて よくあるじゃん。
とっとと 帰れ 帰れ！お父さん！言われなくても そうする！一郎伯父さん。 これ 一郎。 ん？ あっ？一郎伯父さん…。 久しぶりに 昨日…。 だいたい 大人のことに 子供が 余計な口 出すんじゃねぇ。 何さ！ 何さ！ 何さ！どうしたの？人が 心配してるのに お父さんめ！さくらヒロシじゃなくて さくらヒドシだね。 俺のせいかよ？そうだよ！昨日は 申し訳なかったね すみれさん。 一郎。 アッハハハ…。 ヒロシ。 昨日は その… すまなかったな。
何と！ 初孫ですか？じゃあ 生まれたら 岩田さん しばらく 老人会は お休みですな。 ん？ おじいちゃん どうしたの？岩田さん 初孫が 生まれるというのに全然 うれしそうじゃないんじゃ。 初孫といったら 生まれる前から 浮かれるもんだが岩田さんは それが まったく ないんじゃよ。 まるちゃん！大丈夫かい？まる子 ケガは ないかい？ おばあちゃん 大丈夫だよ。 まるちゃん 大丈夫？うん 大丈夫 大丈夫。 まる子！大丈夫なことがあるかい！おばあちゃん…。 あの 大丈夫ですか？うん。