日本のヴァイオリン王~名古屋が生んだ世界のマエストロ 鈴木政吉物語〜

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この番組のまとめ

愛知県 名古屋市の 宗次ホールにて鈴木政吉が 手がけた純然たる 日本製なのです♪~名古屋 生まれの ヴァイオリン製作者 鈴木政吉戦前 政吉のヴァイオリン工場は膨大な 生産量を誇り一大産業を 成しました しかし 政吉が 手ずから作り上げた高級手工ヴァイオリンは 極めて 希少であり今回のコンサートで 使用された愛知県立芸術大学 所蔵品や皇太子様の ご愛用品など保存が 確認されている数が驚くほど 少ないのですうん…。

名古屋の 鈴木家に家宝として 保管されています そして こちらが 第三号負けじ魂に 火がついて政吉は 二号 三号 四号と長足の進歩で ヴァイオリンを 完成させました うわさが うわさを呼んで注文が 入るようになり政吉は いよいよ ヴァイオリン作りにのめり込んでゆくことに なるのですおしゅうとめさんが 亡くなって半年も たってから 知らせてくるなんて。

これか! 「ヤマハ」の創業者 山葉寅楠政吉が 兄さながらに 慕うようになる日本の楽器製作の 草分け的 存在ですとりあえず いくつ買います?えっ!?まぁまぁ…。 山葉の口利きで 好機を得た この年政吉と 乃婦夫妻に 長男 梅雄が誕生更なる商品開発を進めた 政吉は国内 国外の博覧会に ヴァイオリンを出品弟って そんなら…。 日清戦争 そして 日露戦争 ロンドンで開催された 日英博覧会にて名誉大賞を 受賞しました名誉大賞 受賞 おめでとうございます。

どうやら このころの政吉はヴァイオリンの芸術性についてはもうひとつ 無頓着だったようでこのあとは どちらへ回られるの?イタリアの クレモナへ 足を のばしてみようかと。 ストラディヴァリ グァルネリなどを生んだヴァイオリンの聖地 クレモナ往時の隆盛は 影を潜め視察に訪れた 政吉はかえって 自作のヴァイオリンに自信を深める 結果となりました しかし やがて この クレモナ銘器により厳しい しっぺ返しを 受けることになろうとはドイツとの開戦で あっちからの 楽器の輸入が出来なくなったんだ。

上京した 鎮一は幸田延の妹 幸からヴァイオリンの指導を受けまもなく ドイツに留学高名な ヴァイオリニスト クリングラーに師事し名士が主催する ホームコンサートにも出入りするようになりました殊に ヴァイオリン愛好家として 有名な それが こちら博士が描いた 自画像です鎮一そりゃ いったい 何だ?「何だ?」って お父さん。

先生 そのヴァイオリン父が 先生に弾いて頂くためにこしらえたんです。 今日 この日この ヴァイオリンこそが新しい 「鈴木バイオリン」の第一歩です。 こののち 梅雄と鎮一は政吉の 手工ヴァイオリンを携えて欧州行脚に 出発 かの アインシュタイン宅にも 立ち寄り自慢の楽器を 贈っています「その結果 あなたの楽器は 申し分なくすぐれていることを 確信しました」。