最終グループ、宮原選手と本郷選手が 30分ほど前に、こちらに入り準備を進めています。 そして、一方の本郷選手 かなり長い時間をかけて宮原選手は演技の安定感が 大きな武器になっていますのでこの大会でも いい演技をすることで第3グループの演技が 始まります。 全米女王グレイシー・ゴールドショートで ジャンプに2つミスがあって9位に沈んだ グレイシー・ゴールドそのフリーの演技ですが 荒川さん、最初のルッツはトリプルトウループもつけての コンビネーションの予定でした。
トリプルルッツ トリプルトウループ。 スピードにもよく乗って スケートも演技全体的によく滑っていて よかったと思うんですけれどもジャンプの着氷で 両足だったり転倒してしまったりと うまくいかないところがありましたので ここで得点を伸ばすのが難しくなってしまいましたね。 アジア、アメリカ、アフリカ オセアニアの四大陸から国と地域の代表が集う この四大陸選手権です。 ショートでは3回転ルッツ 3回転トウループをダブルアクセル トリプルトウループ。 トリプルルッツ ダブルトウループ、ダブルループ。
四大陸選手権デビューを 果たしたアメリカは棄権の選手が1人出て急遽、我々にはアナウンスされた カレン・チェンの出場です。 やはりジャンプは得点源になっていくので これだけ、少し失敗が多いと得点を伸ばすのが 難しいんですけれどもただ、そのほかで スピンやスケーティングの質は非常にいいものを 持っていますので16歳のカレン・チェンです。 最初のトリプルループ トリプルループというコンビネーションジャンプは 実は基礎点10.20。
また、このあとに控えている 世界選手権はやはり、ロシアの メドベージェワ選手が注目されていますけれども 世界チャンピオンを狙っていくうえではそのメドベージェワ選手が 出している215.45という得点が ターゲットになってくるようなそんな高い戦いに宮原選手は 入っていこうとしています。 荒川さん、まずは宮原知子 国際大会初のビッグタイトルに手が届くところ。 今シーズンの戦いを見てましてもそして、この四大陸選手権ですが 過去には浅田真央、キム・ヨナ安藤美姫 こういった面々が女王になってきました。
全日本選手権では 1つ、ルッツジャンプを失敗してしまったことが 悔しかったということですのでジャンプも安定していますし 滑りにすごく自信を感じるんですよね。 最後までジャンプを確認した 宮原知子です。 ショートプログラム3位 アメリカ、長洲未来。 トリプルフリップ トリプルトウループ。 2シーズン前から環境を変えてダブルアクセル トリプルトウループダブルトウループ。 トリプルループ ダブルトウループ。 最初にループジャンプから 入ります。 シングルトウループ ダブルトウループ。
トリプルフリップ トリプルトウループでしたけれども途中で 回転が緩んでしまいましたね。 ダブルアクセル ダブルトウループが得点、入るか入らないか 変わってくるんですね。 ですが、恐らく 私が見た感じではトリプルフリップ、そのあとは トリプルトウループの回転不足という 判定になるんじゃないかなという。 このあと世界選手権も控えている 本郷理華です。 そして最初のジャンプは 荒川さん、3回転トウループの回転不足と判定されて 最後のジャンプは得点になったということですね。
新世代のミスパーフェクト!初のビッグタイトルへ すばらしい演技でした。 NHK杯 そしてグランプリファイナル全日本、そして迎えた この四大陸です。 自己ベストは グランプリファイナル208.85。 全日本選手権では 国内大会参考記録ながら212点という得点でした。 このあとの世界選手権そして、ビッグタイトル 今回の四大陸選手権。
そして宮原知子 四大陸選手権、初優勝。 本郷理華も2年連続の表彰台です。 これで世界選手権にも 向かうことになります。 そしてカナダの女王であったり世界選手権には 強いロシアの3人もやってきますが 本郷にとっては、また1つ自身を固めての 世界選手権に向かうそんな意味もあります。 そして四大陸選手権 見事な2大会連続のメダルです。 四大陸選手権3位表彰台 本郷理華選手です。 四大陸では2年連続の 3位、表彰台となります。
やはり、世界チャンピオンを 狙っていくうえでは取っておきたい得点に あと本当にわずかまで迫ってきましたので 自己ベストを毎回更新していることを 考えると、この先もまた期待が膨らむなというような そんな得点も初めての四大陸選手権 チャンピオンになった宮原知子。