アクシデントとインシデント医療従事者の間で 日々 使われている言葉であるアクシデントとは現場で起こる いわゆる 医療事故のことでありインシデントとはミスに 事前に気付いたりミスをしたとしても さほど害が及ばない事例を 示す一歩 間違うとアクシデントになりかねない インシデントが実は 日常的に起きていることを患者は知らないここなんですが ちょっと怪しいんですよね。 悪性黒色腫と診断した根拠は?あっ いや…。
岸先生 これ 昨日の女性外科なんですけどこっちから診てください。 えっ?胸 取るんですか?この大きさからすると 乳房を 全部 取らなくてもしこりだけを取る縮小手術で 済むと思います。 ザッキー出羽君が 勉強会で 興味 持ってくれたってさ。 えっ ホントですか?勉強会から 病理医1号 誕生するかもしれませんね。 あっ… あの!きっ 岸先生いっ 色々 教えてください!森井君。 この検体だけど女性外科は 瓶やバケツに入れてくるけど消化器外科は イチゴパックに入れてくるの。
病理としての診断は南雲 美恵は 100% がんじゃない。 森井君 そのときの状況 ちょっと説明してくれるかな?その日は 女性外科から 5件の検体を 受け取りました。 僕が疑われてるんですか?岸先生に ミスがないっていうんだったら検査技師ってことになるでしょ?僕は 取り違えていません。 病理が 検体の取り違え?そんな初歩的なミス あり得ないでしょ。 岸先生 あなた こんな所に来てる場合ですか?病理のせいで 信用 がた落ちですよ。
あと 何か食べたい物ない?んっ?じゃあ… あっ オムライスを。 オムライス?はい。 じゃ オムライス。 あっ オムライスを。 出羽さんのお弁当オムライスだと思ったら オムそばで。 オムライスっすよ。 瓶は このように患者さんの情報が書かれた ラベルが 貼られた状態で病理に出されます。 検体を入れたとき瓶に 患者さんの名前を書いておきあっ まさか ラベルの貼り間違え?はい。 南雲さんと目黒さんの間で 取り違えた可能性が 極めて高く病理としては診断を確定するため目黒さんの針生検を 要請しました。