最初に難しい コンビネーションジャンプから入ります。 今シーズン表現力に 磨きをかけて国内選手権を初優勝しました アレーヌ・シャルトラン。 ジャンプに 入っていくときのスピードステップのスピードの中で 緩急を使い分けたりと非常にスケーティングの質も ここ数年で向上してきてそれをうまく使っていますね。 ジャンプに 少し乱れはありましたが今シーズン、力を伸ばした アレーヌ・シャルトランです。 シングルを挟んだ トリプルサルコウのコンビネーションジャンプも 少し回転が足りないかなという印象がありました。
トリプルサルコウ トリプルトウループ。 ダブルアクセル トリプルトウループ。 ですので、少し合わせようとして 慎重になってしまった部分そしてタイミングが 合わせづらくなったのかなというところもあったんですが ジュニアの大会ではもう少しジャンプが 落ち着いて決まっていたのでこの辺りいろいろな経験を積んで 今後、このサイズのときにはこういうふうに滑ろうという パターンができてくるといいですよね。
そのための高難度のプログラム得点を引き出すための プログラムを持っていますしその状態としても ジャンプの調子を見ていてもよさそうですので 頑張ってほしいなと思います。 曲調もお客さんが非常に乗りやすい 長洲未来さんらしいエネルギッシュな プログラムですのでジャンプが決まってきますと 会場も、どんどん盛り上がってそして次の浅田選手まで いい会場の雰囲気がボーダーライン上です。 そして浅田真央 トリプルアクセルの軌道に入りました。 ルーティーンであれば残り1分で必ず トリプルアクセルはやるんですが。
アメリカ、長洲未来。 高地トレーニングで ジャンプの回転不足も解消されました。 そして3回転、3回転も二十歳を過ぎてから 跳べるようになったというその辺りも長洲未来 途中、ひざの怪我に苦しんだこともありました。 長洲未来選手です お疲れさまでした。 長洲選手、アメリカ ここ地元開催でのフリーを終えて今、どんな思いですか?プレッシャーは すごくあったんですけど自分の緊張も すごい頭の中でワクワクしていたのでできるか、できないかは わからなかったんですけど一応3、3と アクセルトウを決めただけでうれしいです。
浅田真央が目指す演技を この大舞台で今日、実現することは できるでしょうか。 トリプルフリップ トリプルループ。 トリプルフリップ ダブルループ、ダブルループ。 すごく今、ほっとした表情が 印象的なんですがやはり緊張感のある中で 滑るということを今シーズン、慣れるまでに 時間がかかったと思うんですが緊張感ある中でも しっかり落ち着いて集中をするということが 取り戻せたのではないかなというようなそんな世界選手権に なりましたよね。 恐らく世界中が引き込まれたという この浅田真央の演技です。
やはり3回転、3回転の コンビネーションが得意であったり 後半で機転を利かせてダブルアクセルのあとに トリプルトウループをつけることができたりというのは 非常に選手としてはいい判断で 機転が利いていたと思いますのでこういった部分で 今後も楽しみなスケーターがまた出てきたなというふうに 思います。
ダブルアクセル トリプルトウループダブルトウループ。 ダブルアクセル ダブルトウループ。 ダブルアクセル シングルループトリプルサルコウ。 やはり疲れてきたところでスピードが 落ちてきてしまいましたのでその辺りで少し 演技構成点のほうで響くかなというような 印象はありましたけれども最後のジャンプまで、しっかりと 流れをつなぎましたからその辺り、加点がつくような すばらしい出来でしたね。 更に昨シーズンの 世界選手権銅メダリストエレーナ・ラジオノワも メダル圏内に。
3回目の世界選手権 自己最高は13位。 高橋さんに伺いますが 滑走順ですが、宮原はロシアの選手に挟まれる形。 世界選手権女子フリー 最終グループ。 シニアのデビューシーズンに グランプリファイナルを制したのは 浅田真央以来のメドベージェワ。 世界選手権初出場 初優勝という快挙へ名作のフリーで トップとの2.67差。 四大陸選手権という ビッグタイトルと大きな自信を身につけ この舞台に戻ってきました。
そして、その宮原の前に 演技を行うのがロシアのメドベージェワ。 衝撃的な シニアデビューシーズンをどう締めくくるのか。 練習を見ていても 自分のペースが確立しているというのが 印象的なので非常に強いメンタルを 持っていると思うんですね。 ですので、この緊張した チャンスがかかった場面でそれが発揮できるのか 得意のコンビネーションジャンプから 注目です。 メドベージェワ3位 ラジオノワ5位で迎えています。 メドベージェワは衝撃的な シニアデビューのシーズン。
去年の銅メダリスト エレーナ・ラジオノワロシアです。 トリプルループ シングルループ柔軟性を生かした コレオシークエンス。 この世界選手権にかける気持ちを表現したラジオノワです。 レベルもしっかりとれていたと思いますので やはり最初のトリプルルッツトリプルトウループが 決まって、トリプルループシングルループ トリプルサルコウという後半で決まったジャンプが 大きな今回は得点源になってきていると思います。
そこがもう身について シニアの舞台に上がってきましたので 難しいジャンプでも片手を上げたりという加点を伸ばすための工夫が 全てにおいて凝らされていたので 緻密なプログラムをこのシニアの最初の年にしてこれはキム・ヨナが2010年の バンクーバーオリンピックで出した記録がまだ残っています。 厳しいなと思ったんですけどただやはり そういうことが起きてという選手も少なからずいますので 宮原選手の場合はそれが影響せずに多いそうですね、ロシアの選手。 この選手たちが影響してきたのが 浅田選手ですからね。
これを超えるには 149点台という自己ベストより今、世界選手権の演技を終えてどんな気持ちですか?大きなミスはなくて なんとかまたノーミスで滑ることができたのでとりあえず 世界選手権が無事に終わってよかったなと思っています。
これまで、もうあと一歩 というところのチャンスが見えたときに ミスが出てしまうという場面がたくさんあったので 悔しい思いをたくさんしてきただけに 今チャンスが見えて臨んだフリーは すごく緊張したと思うんですねですけれども、本当に集中してスケートと 向き合っているというのを感じるワグナー選手の 表情であったり振る舞いであったりスケートというのを感じたので この演技が今日のためだけにだけではなく ずっと続いていたんだというのを感じました。 日本はこれで3枠を確保して 来年の世界選手権に向かいます。