おととい、震度6強を観測した 熊本県南阿蘇村で土砂崩れが発生。 そんな文字が 広大な大地に浮かぶのは東海大学農学部の 阿蘇キャンパスを紹介する映像。 大学によると 南阿蘇村の農学部にはおよそ1000人の学生が在籍。 1階部分が完全に 潰れてしまったアパートで懸命に続けられた救出活動。 国道なんですけど 真っすぐいくと南阿蘇村のほうに行きますけれど この国道が寸断されました。 ちょうどこれ新しいですけれど オレンジ色の屋根瓦の2階部分だと思いますけれど 完全に1階部分が土砂に覆われてしまいました。
熊本県南阿蘇村の上空には深井アナウンサーがいます。 熊本県南阿蘇村の上空に 来ています。 負傷者の生存率が著しく下がるとされています 発生から72時間のリミットが 近づく中で、その捜査の手を大量の土砂、そしてがれきが 阻んでいる状態です。 それから、1つ 重要な情報ですけれどもこの後午後2時30分にどうやら熊本空港に アメリカ軍の新型輸送機オスプレイが 到着する予定だということです。
南阿蘇村の現在 救助活動が続けられています宿泊施設の上空から 伝えてもらいました。 防災システム研究所所長の 山村武彦さんにいち早く熊本入りして南阿蘇村も実際に 見て来られたということです。 そのあとにくる地震って全部 余震だ、余震だっていうふうにお伝えし続けていたら 実は土曜日に起きた地震こそが建設的な行動を とるっていうのの方向性が わからなくなってしまうのでそれが何もできないというのは 結構苦しい状況ですよね。
この住宅地の右側に見えるのが東海大学の 阿蘇キャンパスになります。 土曜日からの中継などで出てきた 阿蘇大橋の崩落現場の斜面になります。 今、スタジオの山村さんも おっしゃってましたけれどここは阿蘇カルスト 火山灰の大地なんです。 まもなく、今 大村さんが伝えてくれた南阿蘇村にオスプレイが物資を 運んでいくということでしてオスプレイの姿を 捉えることができましたらばその際には、またお伝えしたいと 思います。 今は南阿蘇村の話に特化したいと思うんですけども ここまでの被害が広がった原因はなんだったんですか。
ということは それだけ平らなんですけども表面に積もっているものと 下の岩盤との間というのに少し差があったりこれが活動して動いたものと みられるんですが先生、実は政府の 地震調査委員会では地震の揺れが大きくなる活断層を下にもありますし 更にもっと行くと大分までつながっている そういう場所なんです。 もともと地形が そういう地形をしておりますし活断層の分布も そういう形をしていますしですから、最初、起きた地震で 私は大分まで危ないと思っていたんですけど そういうようなところで地震が起きたということですね。
山村さんは現地に行って未明の震度6強を 実際に体験されたわけですけどどんな揺れなんですか?1時25分の地震なんですね。 その2つの震度6以上の地震と比べると 全く性質の違うというか私自身が、経験したことのない そういう地震でした。 今回の被害に遭われて 午前1時25分に発生した6強の地震によって命を落とされた方のほうが 最初の震度7のときよりも多いわけですよね。 新しい新耐震基準も 連続地震というものを想定していないんですね。
阪神大震災の場合は891ガルというのが 最大加速度といわれているんですが 今回は、4月14日が1518ガルですとか 最大ですけれども1362ガルというのが 最大のときも16日は。 フジネットワーク サザエさん募金では被害に遭われた方々のための 支援のため義援金を募集いたします。 義援金は日本赤十字社を通じて被災者へ送られます。 義援金は日本赤十字社を通じて被災者へ送られます。 さっきから お話があるんですけど余震とか本震とか前震とか今回、聞き慣れない言葉が いっぱい出てきました。
上空から見た写真なんですが 布田川断層帯の近くなんですけどビニールハウスです。 今、ピンクのレールが張られていますがこのピンクの場所 別府・島原地溝帯という広い範囲、地溝帯という 部分なんですけど。 これが別府・島原地溝帯というところ。 要するにここの場所は 火山活動と地震活動が一緒に起こっていい場所なんです。 だから、同じ場所で 地震活動や火山活動が3つくらい起きているんです。
そういう意味では大丈夫なんですけども 新たな場所が活発になった場合別の全く場所の別府とか八代とかあるいは島原とか そういうところが活発になったときには別の7クラスの地震が 起きる可能性があるし火山活動が活発になる 可能性があるので非常に危険な状態に今 あるんじゃないかと思いますけど。
政府は3日分の食料90万食を提供する方針でしたが 菅長官は会見で自宅で生活している人でも 電気や水道がないということで避難所に来る人が多くいるとして90万食からおよそ180万食に倍増させる考えを示しました。 そのうえで、支援物資は 避難者一人ひとりの手元まで確実に 届けなければ意味がないと述べ自衛隊とも協力し 避難所を訪れる被災者全てに対応できるよう 指示したことを明らかにしました。
地震の直後から避難所を回り妊婦や小さな子どもを持つ 母親の悩みを聞いている。 熊本県益城町の避難所の様子を中継で伝えてもらいます。 ただ、あれだけ大きい建物に 600人?と思いませんか?実は、緑の大きな屋根の建物 あちらアリーナに なっているんですけれども天井が崩落してしまって あの中に避難することができないんです。 今、皆さんが避難していらっしゃるのは手前にあるコンクリート造りの 小さな建物あの中に600人の方が 避難している。
ただその一方で小さな体育館とかまだ、そういうのが 伝わっていないような場所では避難物資、支援物資が 届かなかったり水もほとんど飲めないんだ という方もいらっしゃってそういった差に不満の声が 少しずつ上がってきているのも事実です わかりました。 宮本さんが今いた避難場所というのはやはり、指定避難場所といって ちゃんと物資の配給が行き届くような仕組みに なっているわけですよね。
先ほど安藤さんが話していました非指定避難所という場所が あります。 指定避難所というのとは別に 皆さんが集まったという場所なんですが 指定避難所ではないので救援物資がありませんと貼り紙で貼られていた ということがありました。 現在の道路状況を見ていきたいんですけれども 九州自動車道では植木インターチェンジから 八代インターチェンジ九州中央道では鹿島ジャンクションから 小池高山。 こちら、指定の 避難所でもありますので救援物資も届くという 状況ではありますが山村さん、外国の方というのは お会いしましたか。
慣れない状況で そして、こんな地震に遭ってしまったというところ あるわけなんですけどそんな中、熊本在住の 中国人女性が避難所の様子を撮影し 中国の動画サイトに投稿掲載しました。 こちらの映像は おととい熊本に住む中国人女性が撮影した 避難所の様子です。 こちら、熊本を観光中のオランダ人観光客の デービッドさん初めての地震体験で屋上へ 避難したということなんですね。 そしてタイ大使館は今月17日熊本、大分にいた タイ人の観光客と留学生合わせて127人全員を 福岡へ避難させたというのがあるわけなんです。
オスプレイは熊本に物資を被災地へ 輸送するため午後2時30分に山口県岩国基地を 離陸する予定だったんですが一度、プロペラを 回転させたものの午後3時15分現在 まだ岩国基地を離陸していないという 情報が入ってきました。 ということで大村さん 熊本空港にいったん着いてからそちらの南阿蘇に向かって 更にそこから南阿蘇村の被災地に向かう ということのようですのでまだ少々時間がかかるという状況。