男の子が発見されたのは、行方不明になっていた北海道七飯 町の山林から、北東におよそ10キロ離れた自衛 隊の演習場内の小屋です。 発見した隊員が、田野岡大和君かい?と問いかけた ら、そうですというふうに答えたということで、おなかすいてるかい?って聞いて、 持ってるお握りかパンかなんかを与えたと。 そして、自衛隊員が中に入ったと きの状況なんですが、こちら、この場所に、大和君が立っていた ということで、自衛隊員の田野岡大和君かい?と いう問いかけに対し、はい、おなかがすきましたと答えたとい うことです。
実際は、ドライブに出かけた 公園で、大和君が人や車に石を投げつけた ため、父親がしつけとして山林に置き去 りにしていました。 けさ発見された大和君は、手や足に軽いけがはしていますが、 自分で田野岡大和と名乗ったということです。 大和君の両親の会見がこちらで開 かれるということで、病院の入り口前には、このように大勢の報道陣が集まっ ています。 陸上自衛隊に勤めていた越智 楢男氏は、大和君は早いうちに駒ケ岳に行って、水の元栓を開けたのではないかと 指摘しました。
きょうの午前7時50分ごろ、演習中の自衛隊員が、宿泊施設の 中で、田野岡君を見つけ、保護し東京・世田谷区の工務店で火 事があり、周囲の住宅など、合わせて4棟が焼け、現在も消火活動が続いています。