リオ五輪2016体操 男子個人総合 決勝

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この番組のまとめ

内村選手が 野村さん団体に続いて個人総合連覇を狙うんですよね。 金メダル確実と いわれていますけど自分らも、それに期待したいし 内村選手の世界中を魅了する究極の体操を 見せてほしいですね。 体操男子、個人総合決勝のスタート時間が 刻一刻と近づいていますが熱いなというのを感じて。 だから、みんなに愛されるんだな内村選手の体操はって 感じました。 大輔さんもほれ込む 内村航平選手は体操選手として今日 1つの区切りを迎えます。 体操日本、3大会ぶりに 金メダルをつかみました。

プレッシャーは感じますけど 内村選手はそういう次元で細部にわたって美しいものを追求しているのに 実はすごく難しいことをやっているんだという それが軽々しく見えることがすごいところですよね。 しかしですね個人総合決勝の注目は 内村選手だけではありません。 加藤選手自身でもオールラウンダー世界王者・内村が 過去最大級に警戒する男。 ロシアのベルヤフスキー選手 中国のエーストウ・ショテイ選手 キューバのラルドゥエト選手などオールラウンダーたちが キング内村の牙城を崩すべく戦いを挑んできます。

連覇を狙っている内村選手には 強い味方がついています。 精神安定剤になるかなという感じがしますが小谷さんは、選手の ちょっとした森泉コーチはいよいよ体操の個人総合決勝が始まるという時が迫っていますが内村航平選手の故郷 長崎県の諫早市内村記念アリーナと 中継がつながっています。 現場にいらっしゃる テレビ長崎の吉井アナウンサーそちらの状況どうでしょうか?私が来ているのが内村選手が育った 体操教室から歩いて5分程度のところにあります 長崎県諌早市中央体育館です。

これから男子個人総合決勝です。 放送の解説はアテネオリンピック団体 金メダルのときのキャプテン米田功さんです。 団体決勝では内村と加藤は 内村が予選2位。 内村は史上4人目44年ぶりの オリンピック個人総合連覇を目指しています。 一方の加藤ですが加藤は予選ではもちろん6種目 団体決勝ではつり輪以外の5種目を演技しました。 加藤の予選団体このリオでの演技 どのようにご覧になっていますか。

内村は 予選1位通過でありませんので鉄棒の演技が終わって 自身の得点が出て最終演技者の演技を待って 自分の結果がわかるという演技順になっています。 各種目安定感のある選手内村の前で演技をしていきます。 それだけ高い演技点を 持っているのでおのずとトータルでも92点に近いところに きているので内村選手もしっかりやらないと 勝負できないそういう接戦が 見られるんじゃないですかね。 技の難しさをDスコア これはディフィカルティーのDですが 予選6種目の合計のベルニャエフのDスコアが 40.1で内村は39.0。

イギリスにはウィットロックという 不動のエースがいますがそのウィットロックよりも 上の順位で予選を通過して 1班で演技することになりました。 ウィットロックは 予選12位通過でこの第1ローテーションは2班の あん馬の最終演技者として出ます。 ただ、まだ個人総合の メダルという意味では世界選手権では 去年、3位には入っていますが今年の演技内容を見ますと団体、それから予選を見ても少し各種目ばらついている印象も 否めないトウ・ショテイではあります。

スタンドで白井選手、あるいは田中佑典選手 今日は内村を応援する側に回っています。 今、内村が組んでいるDスコアなかなか 予選、決勝とやってきて合わせるのは 難しいと思うんですが疲れを感じさせないような ゆかの演技でしたね。 着地の部分で内村選手 着地や空中の姿勢 そういった部分では内村選手にはかなわないので どこまで追いつけるかですね。 予選では高得点をマークした ベルニャエフですがそれ以降の種目で 高得点をマークしていった予選のベルニャエフでした。 加藤とベルニャエフはともに93年9月生まれの22歳。

ただ、2班のあん馬で演技をした ウィットロックが高得点を出して 第1ローテーションが終わって1位。 ですから内村の美しさを追求するEスコアと ベルニャエフの難しさを追求するDスコアの部分と そこの両者の対決が如実にわかってくるのが このあん馬のローテーションです。 イギリスのウィットロックが 先ほどの第1ローテーションこの種目 あん馬で高得点を出して現在1位です。 イギリスのウィットロックがいる第2班は第2ローテーションの つり輪の順番です。

第2ローテーションで 演技している中国のリン・チョウハンもこのあと 中盤にかけて得意種目で得点を伸ばしてくることが 予想されます。 美しい演技をベルニャエフの前に 見せ付けました。 今大会、昨年辺りから 体操界全体的に対して、ベルニャエフのあん馬の Dスコアは7.0という 予選の演技でした。 内村を 捕まえ続けておけるかどうかこの第2ローテーションの ベルニャエフのあん馬。 ベルニャエフにとっては 最も鬼門の種目でもありました。

このあともベルニャエフは高得点を出せる種目が 待っています。 最終演技者 ウィルソンの得点を待って第1ローテーションの順位が 確定します。 第1ローテーションの 終わりに16.875を出して一方、つり輪は ウィットロックにとって弱点である種目。 Dスコアは高くないのできっちり演技をして 次の跳馬、平行棒鉄棒につなげたいという種目です。 次は、予選のときに失敗をした内村の背中にぴたりとついて ウィットロックと内村の差は0.058という僅差であります。

演技順はベルヤフスキー内村、ベルニャエフ 加藤、ウィルソントウ・ショテイという順番です。 内村選手、加藤選手 だけじゃなくてこの1班にいる選手は全て そこまでつり輪がとくいいじゃない 選手たちばかりなのでDスコアが低いということです。 ベルニャエフ選手ぐらいです。 15点台を狙おうとすると 8点台後半になってくるのでなかなか今の体操の中で 後半を狙えるというのは内村選手日本の選手は狙えるんで そういった勝負ができると思うので そこに期待したいです。 8点台後半を ベルニャエフは予選で出しました。

そう思ってもらえることが第1班、2人目の演技者 内村航平です。 予選団体決勝6種目フルに止めるところは止めてそして、なんといっても この着地のアピール。 美しい内村のあとに Dスコアで攻めてくるベルニャエフ。 技の難しさの部分では内村よりも0.4ポイント分 難しい技を予選では組んでいました。 加えて予選ではEスコア 出来栄えの評価の部分もそれよりも予選では 評価されたというベルニャエフ。 ベルニャエフ。 内村が見せればベルニャエフも攻める。

近いところではモントリオール 銀メダルの加藤澤男さん銅メダルの塚原光男さん それ以来の日本人の同時メダル獲得 個人総合でなるんでしょうか。 演技を終えている内村ですがライバルのベルニャエフが 直後であれだけの演技を見せてDスコアの部分もそうですが 美しさの部分で少し、力技の秒数辺りで評価が分かれたのかも わからないです。 いずれにせよ リオデジャネイロオリンピック男子個人総合の戦いは前半は 大変なレースとなっています。

去年の世界選手権 個人総合3位のトウ・ショテイ。 去年の世界選手権個人総合3位の実力者でもあったトウ・ショテイですが 個人総合の戦いは戦いは苦しんでいます。 恐らく6種目通してそこまで高い演技構成の内容は組んでくる選手でありませんので なるべく完成度でこだわって、得点を 狙っていきたいところです。 成功すれば、男子では初のI難度 A、B、C、D、Eと易しいほうから上がっていって H難度のブレットシュナイダーという 技も持ってるんですが。 着地を止めて大歓声を集めていますドイツの ブレットシュナイダー。

トップにベルニャエフ。 ウィットロックは、内村や ベルニャエフとは別の班で演技をしています。 ベルニャエフは 内村の次の演技者。 そして内村の前にいる現在2位の ウィットロックは2班平行棒を演技していきます。 ウィットロックは3番目の演技者です。 15.566 さあ、どうだという点数をこれから演技するベルニャエフに 見せ付けた内村です。 ベルニャエフ選手も 着地を狙えるんですよね。 これまで注目されながらその技の難しさの高さで 注目されながらベルニャエフの跳躍 どうでしたか。

ベルニャエフ、トップウィットロック、内村。 ゆかから少し14点台の得点を 並べる状況にとどまってしまっていて ハイレベルな争いを演じている ベルニャエフ、内村あるいは2班のウィットロック この中に入り込むことが できていません。 小谷さん、今トップが ベルニャエフ選手そして2位に内村選手 ということになりましたけれど本当にしびれる展開が 続いていますね。 この演技で ウィットロックは内村の前をキープできるでしょうか。 後ろのウィットロックとは0.224の差をつけました。

それから先ほどミクラックが 平行棒で得点を出して順位は、まだ暫定9位ですが ミクラックも、0.5点ほどの点差の中で上位陣を、メダル圏内を 争えるところまで第3ローテ終わって 7位というポジションだったリン・チョウハン。 一番最初ですね、F難度そこが少し倒立が外れているので予選では15.700というハイスコアをマークしてきた リン・チョウハンの平行棒。 これから内村は ベルニャエフ最大の武器である平行棒のローテーションを 迎えます。

トップ、ベルニャエフと3位にウィットロック 内村との差は0.224。 内村よりも はるかに高い点数を出していった予選のベルニャエフの平行棒。 その22歳のベルニャエフがついに才能を開花させ 4種目終わってまだ内村の前にいます。 取りたい点数を取れたという今のベルニャエフの 点数を出したことで内村は この種目で追いつくためには16.501が 必要になってきます。

内村が平行棒で 現在トップのベルニャエフをつかまえるためには 16.501を許されない。 終わったあとの表情はこの平行棒で 16.100を出して内村が16.501を出さないと ベルニャエフをつかまえることは できませんが、この数字はさすがの内村でも出すことは 現実的には出せない数字です。 どれだけベルニャエフの背中を 射程距離にとどめて最終ローテに 向かえるかというのがポイントでしたが このわずかな1歩の距離が今の内村にとっては大きい。

内村の可能性をロンドンオリンピックの 金メダルも含めて状況かもしれません。 そして3位にウィットロック 4位にベルヤフスキー。 3位、ウィットロックと 4位、ベルヤフスキーとの差は0.076。 日本の加藤は 7位で3位のウィットロックとメダル圏内とは 0.751。 ウィットロックやミクラック リン・チョウハンがいる2班はゆかの演技です。 順位は7位 メダル圏内のウィットロック3位のウィットロックとは 0.751の加藤凌平です。

メダル争いを演じる イギリスのウィットロック。 最後に予選1位通過であり現在トップであるベルニャエフの 演技を待つことになります。 序盤、少し出遅れもありましたが 中盤以降得意種目を生かして順位を 上げてきたリン・チョウハン。 刻一刻と内村航平の 最後の演技の出番が近づいてきます。 現在暫定の3位、このあと ベルニャエフがいることを考えると メダルは現実的ではありません。

このあと内村、ベルニャエフが いることを考えるとベルヤフスキーのメダルは苦しい。 すでに内村とウィットロックのメダルは確定。 内村対ベルニャエフ。 最後の最後に 王者が奇跡を起こしました!金メダル、内村!オリンピック個人総合 連覇達成です。 そして、内村の名勝負を演じた ウクライナのベルニャエフが銀メダル。 ただ、内村の演技を 引き起こしたのはベルニャエフの 力だったかもしれませんね。

日本の加藤凌平は11位という 個人総合の戦いでした。 財産というよりまた、課題を見つけられた いい試合なので4年前もオリンピックを経験して 更に飛躍できたという経験があるのでこれから また頑張りたいと思います。 実はこの2~3年、着地が 少しずつ動くことが多くて内村自身も そのずれに何か歯がゆさを感じていたことがあったそうです。 内村に リオデジャネイロオリンピックがオールラウンダーとして 集大成と考えることがありますかというふうに 聞いてみたことがあるんですけども。

今、銅メダルを手にした イギリスのエースのウィットロックです。 この選手の名前は 恐らく日本のファンにもこなしきることができなくてなかなか表彰台には上れなかった ベルニャエフ。 内村の歴代の試合の中でも最も 内村が強さを見せた試合の1つと出てこなくてもう内村が どういう勝ち方をするかというところに絞られていた 最近の世界選手権でもありました。 去年、キューバのラルドゥエトという選手が 出てきましたがそのラルドゥエトも 最後は、内村には追いつけなくて差を離されました。

内村選手の言葉を そのまま借りているのでなかなか理解することは 難しいんですがそういう言葉を使って このリ・シャオペンという技を内村は説明してくれました。 日本の内村選手っていうだけじゃなくて世界の体操界の内村選手っていうそういう位置づけでもあると 思うのでそれにふさわしい演技というのが 本人のなかでもあったのか戦いでしたね。 ここは 自らの演技を完璧に出し切って内村を見せた 内村航平を見せきってつかんだ金メダルでした。

もう、オレグがきていたのは場内アナウンスで わかっていたので最後の鉄棒次第だなというのは わかっていたので最後の鉄棒で ようやく自分の演技が個人総合でできて高得点が必要な中で 鉄棒に臨むときはどんな思いで入ったんですか。 やってくれました!見事な連覇達成でした!究極の勝負の中、見事につかんだ 金メダルでしたが小谷さん 内村選手史上最も強い内村選手を見た早速お父さんの和久さんに 話を伺います。 あの鉄棒 なんで、あんなにメンタル強く内村選手できたんでしょう。