最初は うちの利益を度外視しても 取引を成立させることがつまり 赤城プランニングと このエージェント会社はつながっていたってことになる。 自分や 汀洲社側の担当者 それから 鷹野専務にも。 江部さんは 過去に 何度も 自分の案件を赤城プランニングを通じて 受注してお金を得ていたんだって。 江部さんは ここを去った会社から下された処分は 懲戒解雇だった専務 社長が これから おみえになります。
うちと食品課がやることで 上から 承認 得ていた 案件だろ?そうだったんですけど 中国側から急に キャンセルの申し出があって…。 しかし これ以上の損失を避けるためにあの問題は 一個人が やったことであり会社の見解とは違うと なだめながら中国企業を 引き留めている状況なんだ。 俺が辞めれば 中国側も納得するっていうのが会社としての立場だ。
年も明け 織田課長の願いどおり社内は 落ち着きを取り戻していたよし…。 安芸 ベトナムコーヒーの納期遅れの件は どうなってる? あっ それなら 現地スタッフが対応中です。 あれから小早川課長が 営業3課長も兼任していた一ノ瀬 取りあえず これ 数字だけ直して…。 社内では いずれ 3課は 2課に吸収されるとそして あれ以来 どの課もコンプライアンス体制の見直しが 求められていた提案書の内容と ずいぶん違うんだ。 それで お話というのは?実はね 一ノ瀬君のことなんだけど織田課長に 最後の日に頼まれてね。
今 小早川課長と安芸君の方で一ノ瀬君の今までの実績を まとめてもらってるの。 それを持って宇野部長が 人事部長に 話をしてくれる手はずになってる。 「一歩一歩 前へ進むことで同期の中で 誰よりも早く 成果を挙げてきたんです」「彼は 与一にとって 必要な人材です」「どうか 彼が会社に残れるよう 一人でも多くの声を下さい」彼は 実績だけでなく 人を動かす人望も 備えています。 小早川課長だって にやけまくりですよ。 一ノ瀬の正社員登用に関して 上層部の会議で 議題として取り上げてくれることに なったんだ。
あっ これ 機械課との会議資料です。 いやいや… 日本語の方 言ってよ。 桧山さん NSエネルギーの担当者からぜひ うちで決めたいと 言っていただきました。 うちと組んだときの メリットとデメリットをしっかり説明したら 信用していただけました。 どうすんだよ!おい! おい!逃げんのか? おい!ちょちょちょっ… ちょちょちょっ… 人見君!助けて! 助けて 人見君!お前も一緒か。 あっ あの… 一ノ瀬君 今 どうしてんの?就職活動中。 業種は?貿易関係が いいんだけどまだ 英語が マスターできなくてね。