そして東京オリンピックへ それぞれの第一歩を踏み出す選手たちですが今回、注目している選手は 誰でしょう。 皆さんにとって 晴れ舞台になってほしいなってすべての選手 そう思うんですけどその中でも特に伊藤麻衣さん リオのオリンピックの前に足を怪我してしまって 力を出し切れなくてすごく悔しい思いをして 自分に悔しいんじゃなくてバネのきいた走りで世界の壁も ポーンと超えてほしいですね。 また、今大会も 日本の未来を担う大学生や初マラソンに挑む 実業団の選手などネクストヒロインを 紹介しています。
放送席はオリンピック 2大会連続メダリストオリンピアンの 伊藤、重友に若手の竹中、加藤と集まった 楽しみなメンバーですね。 30秒前!東京オリンピックを見据える 若き力の勢いか一年一年勝負を懸けるベテランオ リンピアンたちの思いが勝るのか今、スタートを切りました。 モンゴルのねリオオリンピックでも代表選手に なってる彼女なんですけどしっかりとバヤルツォグトがつい ています。
やはり世界の大会が すべて後半に上がってそこから脱落するというケースが 日本の中で一番多いのでそこらへんの強化を 目的としていますし意識を持つこともそして きょうの気象条件なんですが曇り10.2度 湿度41%南西、風速は0.5mと ほとんどありません。 先頭集団は1キロを過ぎまして いまだ帯状非常に長い展開で 長居公園の周回道路を駆け抜けています。
スポーツジャーナリストの 増田明美さんそしてシドニーオリンピック金メ ダリストの高橋尚子さんです。 私もシドニーオリンピックから 逆算してこの3年半前の大阪が 初マラソンだったんですよね。 ロンドン世界選手権選考レース 第36回大阪国際女子マラソン東京オリンピックへ向けた 第一歩を踏み出すべくそれぞれのチャレンジが 始まっています。 その先頭は資生堂の竹中 それから九電工の加藤岬2度目のマラソン まさにこれから東京オリンピックそして日本マラソンの主役を狙っていきそうな この2人がひっぱっていきます。
ロンドンの世界選手権 選考レース第36回 大阪国際女子マラソンリオオリンピック日本代表の 伊藤舞。 その後ろには初マラソンの前川 真ん中にはこれが28回目のマラソンという ベテランの吉田香織さらには去年の2位の 堀江美里その後方には 田中華絵、さらに古瀬そして内田といった 非常にこれからマラソンでシンデレラガール誕生の 舞台となるのか大阪の42.195キロを ご紹介します。
この穏やかな気候が果たして 今年は後半どんな影響を与えるのか大阪国際女子マラソンロンドンオリンピック 選考レースです。 その後ろにエチオピアのツェガそれから バーレーンの選手もいましてその後ろ 期待の2度目のマラソン一気に 東京オリンピックの主役候補へ名乗りを上げたいという 九電工の加藤岬がいます。 3年後の 東京オリンピックへ向けてマラソンの手応えをつかみたいきょうの走りです。
リオデジャネイロオリンピックの モンゴル代表です。 リオオリンピックでも序盤は先頭集団を走りました。 モンゴルをしっかりと世界に アピールしたいということで最終的には 72位に終わったんですが序盤は先頭集団を 走ったんですね。 そしてこの大会で 10位以内に入れば自動的にロンドン世界選手権の モンゴル代表が内定するということなんですね。 このバヤルツォグトさんは ご主人も強くてね2015年の東京 4位に入った選手でご主人とともに モンゴルのマラソン夫婦そろって 何度も優勝しているんです。
後半ペースアップして自分でレー スを作るという引き出しの習得なんですがそれではここで 東京オリンピックに向けた強化の意図についてヤンマースタジアムにいる日本陸連の長距離マラソン強化戦 略プロジェクトリーダー瀬古利彦さんに お伺いします。
そして、先頭集団の後方を走る 2号車には去年、現役を引退されて これが解説デビューというアテネオリンピック マラソン金メダリストの野口みずきさんがいます。 ちょうど画面の右側黄色いランニングコスチューム これが大阪学院大学4年生の新井沙紀枝選手そして ここを引っ張っているのが吉冨博子 その横には高田晴奈が続いて大学生の 佐藤季実子がいて外国招待選手の キャシー・フィンというこの5人で形成されていますが 何といっても注目この 黄色いランニングコスチューム高橋尚子さんの後輩 初マラソンを迎えています。
そしてご覧の通り 反対車線では続々とハーフマラソンに 出場している選手が擦れ違っています。 今年もNittoの協賛により 2017大阪ハーフマラソンが開催されています。 田中華絵さんきょう、2時間28分台で 走りたいということですけれどもチームメートにはマツミさんって いるんですけど今回、マツミさんが ハーフの部に出ていまして明るいマツミさんが ラストランなんですね。
残りオリンピックまで 3年ということを考えますとただちょっとこの伊藤舞の走り どうでしょうか口が若干 開いているような感じもありますが高橋さんから見てきょうの伊藤の 走りというのはどんなふうに映っていますか?フォーム自体は 変わってないですし粘りも 真骨頂というくらいの持ち味の選手なのでガクッと落ちることは ないんですけどもしっかりと やはり前が落ち着いて下がってきたときに 捉えられるような気持ちで挑んでいく必要がありますね。
この辺り、たくさんの応援が 選手にかけられましてこれを何か励みにしてもう1つできれば後ろの伊藤選手あるいは竹中選手九電工の加藤岬 ノーリツの堀江美里そして 実業団ではありません市民ランナーとともに練習してい る吉田香織。
先ほど18キロの辺りではこの集団とは30mほど 後方にいたんですがぐんぐん追い上げてきてロンドンオリンピックマラソン代 表その意地を ここで見せようとしていますね。 勢いを取り戻したロンドン オリンピックのマラソン代表そして苦しくなった リオオリンピックマラソン代表の2人です。 オリンピックが終わって またモチベーションをもう1度上げていくというような非常に 難しい作業だと思うんですけどね。 吉田さんは 今、ロンドンの世界選手権に一番近いところにいますよね。
ですからキロごとのペース変化最大のところで言いますと 3分28秒風なしで 日差しがないのでここで暑いと言っていたら 東京オリンピックがもう走れないと思うのでこれは 暑いとは言えないと思いますね。 東京オリンピックは 真夏のイベントということになりますから猛暑の中でのマラソンということ も予想されます。 吉田香織選手あたりはちらちらと後ろのほうを見て 後ろとの距離を測っていましたがこれ、前の集団の選手だったら このあとペースメーカーが外れた後どんなことを考えるんでしょうか。
どうですか?かつて世界記録を狙った時の練習パートナーが この吉田香織選手でしたね。 先頭グループを形成する 吉田そして加藤堀江の3人 今その3人が大歓声に 包まれようとしています。 グリコのランナーのエールを受け てこれから折り返し依然吉田が先頭です。
これは、後ろの集団のペースが 上がったのかあるいは伊藤が苦しくなったのか はわかりませんがこの先頭集団3人に 淡々と後ろから選手たちが迫ってきているのは 間違いありません。
今度は差を詰めてピタッとついた のはノーリツの堀江美里この人の表情、走り方というのは 本当に変わりませんね。 多い日には1日70キロ以上走 って月間も 1200キロを走ってきたという堀江美里が2番手。 加藤選手もマラソンを走るとき に前田彩里選手の走り、同い年なんですけど 前田彩里選手の走りで力をもらったと。 加藤岬 これが2度目のマラソン。
2号車ですけれど今、重友そして田中華絵この2人が前を追っていく ということなんですが25キロから 26キロなんですけど24キロから25キロ 3分26秒ということで先頭集団より じりっと詰めてるんですねスプリット。 先頭集団からもはっきりと その後方、重友田中の姿が視界に入ってくるよう になりました。 そして吉田香織の後方から 加藤岬が逆に 詰めてきているかもしれません。 吉田香織が 少し苦しくなってきたか28回目のマラソン 35歳今がピーク そして今回は何とか日の丸を取りたいと 話していた吉田香織。
ハーフマラソンでは 1時間9分18秒という素晴らしいスピードも 持っていますから再び 帰りの大阪城に戻ってきます。 世界のマラソンの強さ 日本マラソン界の飛躍そして幾多の名勝負とともに 歴史を重ねた大阪国際女子マラソン 東京オリンピックまでは残り3年。 新しい日本マラソン界の歴史を 作るために経験豊富なベテランも 成長途中の若い力もこの大阪と東京をつなぐ新たな一歩を 今、確実に踏み出しています。 通算30曲目になりました THE ALFEEの大阪国際女子マラソンの テーマ曲今年のタイトル 「創造への楔」。
ネガティブスプリット ということで今回少し前半抑えて ということだったんですけども先頭集団が割と後半速くなりまし たよね、ハーフまでで。 そういった意味では ネガティブスプリット前半を抑えるのをしっかりとやれていたのは重友さんかもしれないということ になるんですね。 30キロを過ぎてこのリズムのま まいけるのかどうか堀江選手の最後のスタミナが 問われるところになってきますね。 だから、こういうふうに少し上から見ていきますと 距離差があるように見えますが重友の視界には 堀江の背中はっきり見えてますからね。
女子マラソン界の一時代を築い たこの重友梨佐。 重友さんが2012年の ロンドンオリンピックの時に怪我で完走しただけのレースに なってしまったんですね。 今年で13回目の協賛となる Nittoはイノベーションフォーカスタマー ズをブランドスローガンにダイハツはオフィシャルカーとし てできる機能が満載のできるミニバ ス家族に絶妙 新サイズ新型コンパクトカーなどの 車両も提供。
堀江選手を見ていますと男子の今井雅人選手が練習が本当に強いのに なかなか試合でうまくいかない でも、ようやくマラソンでしっかり 結果を残せてっていうようなそれをしっかりこの大阪で ものにしてもらいたいなと思いますね。 元祖山の神といわれ 現在はトヨタ自動車九州で頑張っている 今井雅人選手のようなここから 最後の粘りを見せたいという堀江美里。 堀江さんは 武庫川女子大学卒業ですけれども武庫川女子大学で いろんな資格を取ってるんですね。
いいですねオリンピックの切符を つかんだ時の貫録のある、風格のある表情が 復活してきましたね。 2大会連続のオリンピックの夢は 実現しなかったこの重友梨佐。 何とか過去の自分を変えたい 越えたい課題の克服に取り組んだこの半年間 重友梨佐が間もなく堀江美里を 捉えようというところです。 やはりオリンピック そして世界選手権と経験値というところでは 今大会、随一ということになりますよね。 何とか前を追いたい 加藤岬そして勢いを見せ始めた 竹中理沙も前方 どれだけ追い上げられるか。
重友の手元の スペシャルドリンクには天満屋の後輩たちから 応援のメッセージが書かれています。 この両者の差はもう10m堀江は 後ろの足音に気付いているのか重友が 迫ってきました。 先頭が堀江美里 2位に重友3位に 第一生命グループの田中華絵重友が間もなく堀江をとらえようという ところ重友の様子、どうですか。 中央線側から 今、重友が堀江に並んだ 堀江は重友のほうは見ない並んだことに気付いて 今、重友にぴったりと突きます。
堀江としても ここで勝つことができれば初めての世界が 見えてくるという中で堀江美里 重友、その差は20mまで広がっています。 そして この重友の前半と後半ここまでのタイムなんですけども 予想タイムではいわゆるネガティブスプリット後半のほうを上げるペースで フィニッシュできそうだとそういうピッチなんですね。
ロンドンオリンピックから5年新しい重友となって この大阪の舞台に帰ってきました。 重友選手は今までスタートから ポーンと速いペースで押していくレースが 一番自分のレースだったんですけど 後ろから上げていくまた新たな重友選手のこのスタンスを また作り上げましたね。 重友選手 まだ29歳ですから重友が ロンドンオリンピックの悔しさをロンドンで晴らすのか ヤンマースタジアム長居へロンドンを目指して 走っています。
ですからたった1度の失敗そのマラソンからなかなか 立ち上がれなかった重友選手が今まさに そこからまた前を向いて新しい重友選手のスタートを 切ろうという瞬間ですよね。 このままいくと 自己ベストの更新というのは苦しくなるかもしれませんが それでも、あとは後半の積極的な走りでペースアップをしてどのくらいのタイムで フィニッシュするのかそのタイムも 注目になってきます。 重友梨佐 ラストスパートに入っています。 その重友 ロンドンオリンピックから5年新たな自分を見つけるため このマラソンに勝負を懸けています。
そして去年は 速いペースについていけずオリンピックを逃した重友梨佐。 この大阪の 42.195キロはまさに重友のマラソン人生 そのものですよね。 かつてのオリンピックランナーが 再び自信を取り戻すそして東京への新たな一歩を踏み 出す時日本のマラソン界に また大きな力が加わります。 ロンドンオリンピック マラソン日本代表重友梨佐これが復活ではなく 新しい重友の始まりこの目の前の マラソンゲートの向こうには東京へ続く 重友のマラソン人生第2章が 広がっているはずです。
見事な2位フィニッシュ!去年とは 違うんだという頑張りましたね。 そして山下佐知子 オリンピック強化コーチが迎えています。 さらに セレナ・ブルラが今、フィニッシュです。 本当に悔しいです そう話していた竹中理沙。 5位にハブテゲブレルが フィニッシュしています。 さあ、竹中理沙 今年は6位でフィニッシュです。 去年悔しさを置いていった この大阪にまた竹中理沙 倒れこむまで走り切りました。 こちらフィールドでは大阪陸上競技協会の松本正義会長より 優勝されました重友梨佐選手に オリーブの冠が授与されます。
ただ、悔しさの残るフィニッシュ 10位です。 加藤岬、2度目の大阪 2度目のマラソンは10位でフィニッシュ。 リオオリンピックでは 右足疲労骨折で直前に 悔しい思いをしました。 リオオリンピックで 悔しい思いをした伊藤舞私はあの走りを取り戻すんだ そんな思いで臨んだこの大阪。 伊藤舞フィニッシュそして前田穂南 12位でフィニッシュしました!有森さん。 重友梨佐の後輩前田穂南も素晴 らしい走りを見せています。
走る前のプラン通りに自分で組み立てることは できましたか?本当だったら 30キロくらいまで一緒に走っててそこからっていう イメージだったんですけど前半 すごく落ち着いて走るというのは今回 できたなという感じでした。 ご自身で勝利のポイントだなと 思ったところはどこでしょうか?やはり後半の部分で 自分でも、どれくらい動かせるかなというのはちょっと わからない部分もあって初めて挑戦するみたいな形でも あったんですけどでも本当に そこでしっかり動かせたのでよかったかなと。