アルガルベカップ2017開幕戦、 日本対スペインです。 さて、ゲスト解説は、前なでしこジャパン監督として、2011年ドイツワールドカップ で優勝されました、佐々木則夫さんです。 その日本のスターティングメンバ ーです。
今、9番のスペインはヴェロ が行きましたが、9番のヴェロが、スペインの中心 選手です。 佐々木さんはこのスペインに関し ては、どんな印象を持たれてますか?きょうは高木と熊谷というセンタ ーバックの2人です。 そうですね、日本のボールの 動かし方と、スペインの動かし方、どちらがいいか、そういった視点 も、皆さん見ていただくところはいいのかなと思いますね。 ただ、やはり前半の立ち上がりを 見ていると、佐々木さん、スペインのよさというのもここまで出て きてますね。
スペインがここまでやや上回って る印象もありますが?これもチャンス。 もう少し前線から連係して、 ディフェンスがフリーの状況で、サイドに展開されてますので、も うちょっと規制したいですね。 左サイドからスペインです。 日本、増矢もディフェンスに行きます。 スペインはことし行われる、ヨー ロッパ選手権が大きな目標です。 日本も若い年代は、U17の 優勝であったり、それから去年の20歳以下のワールドカップの3 位というのがありますが。 スペインもかなりアンダーカテゴ リーからの強化は進んでいます。
佐々木さんのときから、このアル ガルベカップに参戦していますが、メリットというのはかなり大きい 大会ですよね。 本当にこの大会 には、本当に強い国が参戦してきていま すので、そういう意味では、世界を確認できる、そしてその中 で、個が、グループが、通用するのかどうかということを 確認するのに非常にいい大会だなというのは間違いな いですね。 2011年、日本がワールドカッ プ優勝したときも、日本はアルガルベカップ、3位でした。
日本はここは全員が自陣に戻りな がらのディフェンス。 第1ディフェンダーのチャレンジ、 そして周りのカバーですね、第2、第3のディフェンダー、これをも うちょっとはっきりさせることによって、相手に規制をかけること ができるので、それがちょっと、予測と、第1ディフェンダーを見てしまっ ている状況があるので、強く行ったら周りはそれに対して、もうちょっと距離とか詰めていか ないとだめですよね。 中里のディフェンス。
そうですね、切り替え速いの で、少し時間とスペースが出来た、選 手を裏のスペース、前からかなり仕掛けてくれていますので、裏のスペースを使って相手を裏返 しにして、相手の陣でまず落ち着こうという ところもあると思いますし、それを出し手と受け手がしっかり 合わせることによって、大学日本一を経験した高木ひかり です。 こちらがスペインのヴィルダ 監督ですが、ヴィルダ監督は、3年前に17歳以下のワールドカ ップ、日本チャンスになります。
そのときは日本は準優勝でしたが、 スペインは1勝もできずに、ワールドカップから去っています。 そのあたり、高倉監督も、今回のメンバーは、若い選手が多い中で、 大人のサッカーというものをピッチで、肌で感じて多くを吸収して ほしい。 そして日本の現在地を知りたいと 話していた高倉監督です。 ボールを触ることにちょっと緊張 しているそうなんですが、楽しみな部分、不安な部分もある中、きょうは考え過ぎずにやりたいと いう話をしていまして、大会を通しては、自信を持てる選手になって日本に 帰りたいという話をしています。
先ほどもね、ディフェンスラ インに背を向けてたんですけど、キーパーから山根からね、フリー ということでもあったんですけど、ちょっと消極的なバックパスがあ りましたけど、どんどんそういうところを意識高 く持って、もっともっと次につながるようなプレーを、ここ、佐々木から前へ。 ベガルタ仙台レディースの佐々木 繭。 佐々木も代表3試合目。 先ほど佐々木さんともお話ありま したが、フランスとも、強豪のフランスとも、いい試合を して、非常に評価が上がっているという スペイン代表です。
高倉監督はおうべコーチと少し話 し合いをしたあとに、横山選手、長谷川選手に対して、アップをす るように指示をしました。
前半はこのスペインの、佐々木さ ん、技術の高さも感じましたね。 一人一人のやっぱり、技術しっかりしてますし、ポゼッションの質、質、切り替え、 そういったものは、本当に前半見るかぎりでは、日本が見習うべき、サッカーをや ってくれてましたので、これをいい糧にして、後半は、そ れに対して対抗すると、3ラインしっかり守備を、彼女たちの質が 高いだけに、その質を上げていかないといけないのでね、それとボ ールの動かし方、ぜひ後半、期待したいですね。 日本対スペイン、これから後半です。
ですから、日本勢の中では、一番 今、得点力のある2人が前線に並んだことになります。 ちょっとボランチの存在感ですね、 佐々木さん。 笛が鳴って、思わず、代表初出場 の長谷川、天を仰ぎました。 そこで中に入ってくるところ の、ボランチ、来るところをもう一回、日本のボランチがチェイシング行 って、そして、もう1人の引き際の、あそこでいえば、増矢がボー ルを奪うなんてことも、できないどこまでできるかという、そんな大会でもあります。
どうしてもすばらしいメンバーが いましたから、そういった思いも選手たちもあっ たかもしれませんが、ただ次のワールドカップ、それか ら東京オリンピックに向けて、若い選手たち。 オフサイドにはなりましたが、 恐らくこういうプレーですよね、高倉監督も先ほど、指示を出して いましたが。 これ、先ほどから佐々木さん、 このスペインの右サイドですよね。 今は横山、それから田中美南。 後半は日本は横山と田中美南 が2トップの形で入っています。
1点ビハインドの日本。 やはり、日本、1点のビハインドです。 少し、ですから、最終ラインから、 前の距離が、ビハインド、相手と相手の間にで すね。 年齢的には32歳ですから、こう いった選手を、ですから、ベンチに置いてというねらいも、スペインにはありそうですよね。 代わった段階で、どんなプレ ーヤーなのか、ディフェンスラインとしては慎重 に、対応しないとだめですね。
スペインにしてみれば、日本のほうが圧倒的に実績を残し ている国ではあるんですが、ただこれから、結果を作っていこうと いうスペインです。 11年のドイツワールドカップ優 勝、そしてロンドンオリンピックの銀 メダルがあった、なでしこジャパンです。 高倉監督、それからスペインのヴィルダ監督。 ご覧のように、高倉監督は、14年の17歳以下のワールドカ ップ優勝。
日本は6人の選手交代の枠、現在3人使っています。 代表デビューの長谷川唯。 高倉監督も状況判断能力、技 術があって、それを表現できる選手という高い評価。 長谷川唯です。 長谷川がもらいに行きます。 その 長谷川、ドリブルで1人かわします。 でもね、長谷川ね、ボランチ の所まで引いて。 長谷川から、佐々木さん、いいパスが出ました ね。 そして代表デビューの長谷川 唯前が空いた。 そういう気持ちもやはり佐々木さ ん、選手には出てきますよね。 長谷川ナイス。
レギュラーが決まっている選手は 1人もいない中、さあ、少し前がかりになった日本、ここ はスペインがボールを奪います。 そうですね、残り少ない時間 だということもあって、ちょっと前を意識してると 思いますけどね、実際にこぼれ球を拾えるだけの狙 いもあるんでしょ中1日で、次の試合を迎えまそのあたりの選手のコンディショ ンの、どう考えていくかというところもありますよね。 籾木選手が呼ばれました。 日本にとっては大きなチャンス。 しかしもう一度スペイン、奪い返チャンスが来そうな感じですね、 日本は。