さあ、最終戦、日本対オランダ、まもなく選手の入場です。 高倉麻子新監督率いる、新生なでしこジャパンのこの大会 の最終戦が、まもなく始まろうとしています。
オランダは日本と2年前のワール ドカップベスト16で対戦しました。 そのときは日本が2対1でこのオランダを下して、日本は結果、準優勝です。 岩清水さんはそのときのメンバー ですけれども、オランダには、どんな印象を持たれてますか?私、センターバックですので、 3トップ、3枚のフォワードのイメージがと ても強くて、なので、サイドバックと、相手のフォワードが1対1になる シーンがたぶん多いと思いますので、そういったところが、どうケアしなきゃいけないのかと いうのが、気になるかなと思います。
岩清水さんは、このオランダとの対戦経験もありますが、また違っ たタイプのサッカーをしてきます。 ヘディングは少しここはオランダ に分があるか?11番のマルテンス。 ヴィーフマン監督は、現役時代は、このオランダ女子代表として活躍 しました。 そして17年、ことしのヨーロッ パ選手権が、オランダで開かれるということで、この大会はですから、岩清水さん、本当に調整というか、大事な大会になってるんですね、 オランダは。
ファンデルフラフト、最後は バーに当たります。 そして、横山選手は前線で、しっかりとためを作ることもできます し、今のような形で、しっかりと自分で前を向いて仕掛けることも できるので、やはり、そういった意味では、相手ディフェンスから すると、非常に対応しづらい、そういった選手だと思いますね。 リーグ戦でも対戦しますけど、 中島選手のキック、とても嫌なボールを蹴りますので、 得点のチャンスになるかと思いままた並んで、ここから散っていくなでしこのメ ンバーです。
序盤、少しオランダペースの時間 がありましたが、この時間帯で戻した感 じの日本です。 オランダはFIFAランク12位、日本はFIFAランク7位です。 ただ、オランダは日本が去年の遠征で非 常に苦しめられたスウェーデンに、1対0と、今大会勝利を収めています。 そしてご覧のように、4ー3ー3、特に右のファンデサ ンデン、中央、ミーデマ、ファンデドンクという、3人。 先制点はオランダ!こぼれ球から 日本、失点です。 オランダ、先制点です。
長谷川の足は伸びていきますが、 またファンデサンデン、鮫島の対応です。 やっぱり前線からのプレッシャーというのは、日本のリズムになる と思いますので、2戦目からこういったところが見 えるようになりましたし、今も横山選手、前線から追って、奪うという姿勢について、スター トポジション、立ち位置というのをしっかり選手たちが判断してプ レーするような試合にしてほしいというようなことを語っています。
今のところも、まずは長谷川唯選手がしっかりと前を向く、やはり そこから始まった攻撃になりましたので、やはり狭いスペースの中 でもチャンスがあればしっかりと個人戦術で前を向く、仕掛けられ るなら仕掛けていくという、ああいった横山選手の姿勢ですよ ね。 どうですかね、チームメート の岩清水さん、本音のコメントですかね、どうですか?長谷川らしいなっていう気は しますね。 またここも阪口が絡んで、右サイ ドバックの高木ひかり、そして中島、さあ、日本のペースになって きました。
本当に長谷川、横山のホット ラインが、この大会で構築されま長谷川選手、いい守備してま したね。 なでしこジャパンが子どもの ころからの憧れだったという長谷川唯です。 そして2得点を挙げて、きょうの活躍でも一気に代表の中心になっ ていきそうな、そんな勢いを秘めている長谷川唯、まだ20歳です。 横山が4ゴール、長谷川が2ゴールという結果を残している日本で す。
そして、阪口からのパスでし たね?長短、蹴り分けられますので、 そういったところが阪口選手のいいところだと思いますので、そういったところをお互いに引き 出しあいながら、やれればいいんじゃないかなと思います。 ワンタッチパスであそこ通してま すので、チャンスあると思いますね。
特にきょう、フォワードのシュート練習を見な がら、高倉監督がちょっとつぶやいたことがあったんですけれども、横山がシュートが本当にうまいん だということ、で、本当にいい選手がそろっているので、競争は激 しいし、どこからでも点が取れるチームに したいんだよねという話をしていましたね。
支配していた時間は、それほど長 くはありませんが、なんといっても気をつけたいのは、この右サイド、ファンデサンデン です。 本当にロンドンオリンピック のあとから、世界のレベルが高くなって、日本は簡単に勝てる試合 というのが少なくなりました。 強豪国、どちらかというと、日本 も含めて、固定されているイメージ、女子サッカーはありましたけ れども、本当にすべての国が強くなっているというのが、今の世界 の潮流です。
さて、岩清水さん、岩清水さんは後半に向けて、注目 したい選手、どんな選手になりますか?長谷川選手、注目に挙げてい ましたが、相手のディフェンスとミッドフィ ールダーの間、いい位置で受けれる選手ですので、もっと仲間から ボールを引き出して、ゴールに関わってほしいなと思い ます。
さあ日本、序盤の嫌な展開のときは、相手ディフェンスに、最初にロングボールを入れられる というところがありました。 ディフェンス面でも、2失点をし たあと、そこからどれだけ立て直せるかという、後半にもなります。 ここでディフェンスにいきます、 日本。 やはり宇津木選手、阪口選手を中心に、しっかりとどこでボールを 奪うのか、そのあたりの明確さっていうのが 出てきてるんじゃないかなと思いそして代わった佐々木が、ゴ ールキーパーに戻します。 順位決定戦、日本は勝てば5位というゲームで す。
ちょっと今、阪口選手も高い位置にいましたか らね。 ただ彼女のね、ポテンシャルからすると、もっともっとやれることがたくさ んあるというふうに思いますのでね、こういった中で、本当に若手 選手が多いですけれども、自分がしっかりとゲームをコント ロールしてというね、1点ビハインドの後半です。 後半の逆転というのは、岩清水さ ん、11年のワールドカップのときか ら、日本のある意味、お家芸に近いような感じもありま すから、このスタミナでやっぱり、上回っていけるところがあるんで すか?そのへんどうですか?そうですね。
マルテンスが2点目のゴールを挙 げたオランダです。 ただ、これ自分でここはディフェンスに 行きました。 ただ、岩清水さん、長谷川がボール失ったあと、みずからディフェンスに行きまし たね。 チームでも切り替え早いです し、取られたあとにすぐに取り返しに 行く、そういった姿勢で、ほかの、後ろの選手がついてきたりもしま すので、長谷川選手のいいところ出てると思います。
田中美南が前を向こうとした ところ、オランダのファウルがありました。 私の記憶の中ですけど、数的優位で戦ったっていうのは、 なかなかないと、戦う試合って、なかなかないと思 いますので、いい経験になると思いますし、何より、今、ビハインドですので、数的優位を 有効活用して、まず同点にしたいところですね。
鮫島がサイドのファンデサンデン を押し込んでいる感じ、この時間帯です。 この7番のファンデサンデンとの マッチアップが、きょうは多くなっています。 この選手を攻撃させないため にも、鮫島選手が高い位置で攻撃参加す るっていうのが大事だと思います。 やはり前半から脅威になって いる7番のファンデサンデンの上がりです。
タイミングよく、ワンツーで横山選手と、ワンツー で深い位置まで入り込んでましたので、いいプレーですね。 後半までは最初、横山のほうが目 立ってましたが、加藤さん、この時間は田中美南もチャンスた くさん作ってますね。 ここで日本は、選手交代が認められそうです。
途中出場はなかなかリズムが つかみにくいといいますが、そん籾木はこのあたりは本当にサッカ ーセンスがあると、関係者も話し本当に彼女はボールが来る前 に、本当に相手との駆け引き、そういったことが非常にうまい選手 なので、フリーでボールを受けられる、そういった状況というのを たくさん作り出せると思うんですさあ日本、同点に追いつきま した。
久々に、ここはオランダがサ イドから突っかける形、あっと、前が空いた、ミーデマ、ミーデマ のシュート!岩清水さん、指摘がありましたが、 こういうところを気をつけたいという?そうですね、攻撃されてるシ ーンが多いと、ある程度、慣れっていうのも出てくるんです が、たまにボールを支配してるときに、 たまに攻められると、ちょっと対応が遅れたりもします ので、注意してほしいですね。 そのあと2試合、出場機会がありませんでしたが、 高倉監督は、この大事な場面で、増矢を起用です。
ですから、残りの時間帯、状況を考えても、1点を取りきれるかという日本で す。 うん?オランダはここでゴールキーパーを替えますか?ファンフェーネンダールが待っていますが、さあ、日本。 いやー、最後日本、守りきれませんでした。 最後、ワンプレーあるか?日本。 日本、順位決定戦、オランダに敗れてこの大会6位。