トランプ大統領はこれまで、オバマ前大統領がシリアのアサド 政権への空爆を見送ったことについて、痛烈に批判してきただけに、 今回、化学兵器使用という一線を越えた と見て、ちゅうちょなく攻撃に踏み切ったもようです。 今回は人道的な観点からも、化学兵器使用は容認できないと強 調していますが、アメリカの世論も、アサド政権への強硬姿勢を評価し ていたことも追い風になったといえます。
そして、前回の発射から3週間足らずで再 び発射することは、不安定さを増す行動で、南スーダンのPKO部隊の日 報を巡る問題で、稲田防衛大臣が再捜索を指示した あとに、陸上自衛隊の幹部が、部下に対して、残っていた日報の削除を指示して いた可能性があることが分かりま日報問題については、大臣直轄の特別防衛監察で調査が 進められていますが、防衛省の幹部によると、陸上自衛隊は十数万人の隊員を対 象に行ったアンケート結果などをもとにした独自調査の結果を今月 初め、報告書として監察本部に提出した ということです。
さて、アメリカの巡航ミサイル攻撃の一 報を受けて、その後は円ドル相場の動きを横目 に見ながら、売り注文と買い注文が 交錯し、宅配ドライバーの長時間労働 が問題になっている中、インターネット通販大手、アマゾンの当日配送サービスで、宅配最大手のヤマト運輸の取り扱 いを減らす検討が行われていること が分かりました。