Love music【小沢健二~ライナーノーツ〜】

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この番組のまとめ

今夜は 『Love music』 特別編です。 『今夜は ブギー・バック』を スチャダラパーと 作ったときにおんなじマンションに 住んでいて。 ところが そのマンションって いうのは変わらない タイミングで あそこで 1回 止まってエレベーターが 開いて新宿の町が 外に見えてってときにメロディーを 書いたとことか 歌詞を 書いたとこってそのときのことは ものすごく 鮮明に 覚えていて。

それを ピックアップしてもらったことが とても うれしいです。 さっき それこそ 子供と FaceTimeで 話していたら。 子供が 「あした 学校 行って…」 「あした 学校 行って…」「あした 学校 行って…」って 繰り返すからあっ。 僕が離れてるから 日本語 苦手になって友達に 動画を送ってもらって 見たりするんですけど。 ある意味 お笑いの みんなの 笑うつぼと いうやつを共有できなくなっていることは 少し 残念なんだけども。

山内君が おっしゃってるのは 『東京の街が奏でる』って曲と『神秘的』っていう曲を2012年には 新曲として出したので そのことで。 『神秘的』は ようやく 『流動体について』のカップリングとして 録音しました。 どこかの スタジオで いつか 録音したいです。 きちんとした スタジオの中で モニターをするのは すごく大事。 ホントは 家で マイクを持って。 でも 音を きちんと とるために スタジオの中に 入るわけだから何か 無理に 自然に 歌おうとかじゃなくて。

♪「ジャジャ ジャジャ ジャッジャ ジャジャ」元ネタ ないんですよ。 今の 小沢さんの作品だったり 活動だったりに生きている点って どこに ありますか?もちろん 『Eclectic』と 『毎日の環境学』が なかったら『流動体について』は 絶対に ないので。 ホントに 細かい。 もう ホントに いっぱい。 もう ホントに それが 全てです。 「ヒップホップの そういうの どうやって 作ってんの?」ってANIと SHINCOの実家に 遊びに来たりとかして。

僕 初めて SHINCO君と ANI君の 部屋に行って。 SHINCOが 教えてくれたんですよね。 先に スチャダラが 「こういうラップを するから」とラップの歌詞が まず 来てて。 Bose君が 言っているのは ここの場面のあのときの このことだって いうのは 全部 分かります。 『さよならなんて 云えないよ』って 曲にあるある意味 前向きな ポジティブな 感じっていうのはその裏に ものすごい 冷たくて 乱暴で 怖いことって いうのを抱えてないと 出ないので。

中野サンプラザで 最後 小沢さんが 泣かれたときにBoseさんも 涙を流して。 たまに 帰ってくると 日本って ホントにすごい いいとこが いっぱい あって。 でも やっぱり ちょっと 長く 滞在して日本にいるとね 「やっぱ ここ しんどいわ」とか「人の足を 引っ張る」とか そうやってわりと 平等になろうとする 社会っていうのはいいところも あると 思うんですよ。 唯一 スカイツリーが あるのが 違います。 こんなに 生命力 あふれる 今の 小沢さんって いうものを打ち付ける方って すごいなと 思って。