松本死刑囚の主治医で教団幹部にのぼり詰めた中川智正死刑囚。 関係者によると松本死刑囚はオウム真理教から名前を変え2000年発足した 主流派のアレフ。 その7年後には今も松本死刑囚に対する信仰を 続けているとみている。 オウム真理教の麻原彰晃こと松本智津夫死刑囚ら 7人の死刑がけさ執行されました。 朝から緊張状態というのは ずっと続いているんですけどこちらでは松本死刑囚の遺体を 誰がいつ、どこでどうやって引き取るのかに 注目が集まっています。
遺体についてなんですけど 通常では、死刑執行後に拘置所から遺族に引き取る意思があるかどうか 確認の連絡が入ります。 遺族が遺体を引き取る場合 というのは遺族が葬儀会社に依頼して 拘置所から搬出することになります。 特に遺体で引き取られた場合先ほどスタジオでもありましたが オウム真理教の後継団体アレフの信者らを中心にありましたら そちらから呼び掛けてください。 こちらにあるのはオウム真理教の後継団体 アレフから分裂して勢いを増します。
けれど麻原は これをさらに上回るオウム真理教教祖麻原が生み出した恐ろしい精神支配の システムがある。 そして、坂本弁護士一家殺害の2カ月後 麻原をはじめとするオウム真理教のメンバーは衆議院選挙に立候補する。 今、VTRで ご覧いただいたように坂本堤弁護士一家殺害事件 というのは最初にオウム真理教が 自分たちにとって不都合な人間不都合な人物を消し去る という手段に出た最初の事件だったように 感じます。
それにとって 坂本さんというのは当時、マスコミでも オウム真理教の問題点というのを鋭く指摘し続けていましたしものすごく オウム真理教にとって邪魔な存在になってしまった と思います。 オウム真理教の事件の捜査を担当した警察官に 話を聞くんですけど地下鉄サリン事件 松本サリン事件いずれも残酷な事件ですが犯行対応だけを見ると 坂本弁護士一家殺害事件が一番むごいという人が いるんです。 一番この事件のオウム真理教の問題が ここに現れているような気がします。
松本死刑囚の遺体が安置されているのは東京拘置所です。 今後、どのようになっていくのか 注目が集まっているんですがすけど 松本死刑囚の遺体を誰がどのように どういった形で引き取るか注目が集まります。 遺体のままですと神格化されてしまう 懸念もありますので警視庁であったり公安調査庁が いろいろな所で情報収集している。 警視庁の公安部とか公安調査庁にとってみれば 遺体とか遺灰がどこに行くのかっていうのは 最大の関心事ですから徹底的に マークが続くと思います。
松本サリン事件のときは あの付近に自分たちの訴訟の 担当裁判官の宿舎があった。 興味を示した人に教団名を隠してヨガ教室や勉強会に 誘導していく誘導することで人間関係を構築するところから始まって第3段階。 結果的なところも 大きいんですけどオウム真理教に限らずいわゆる 反社会的な宗教グループなんかに 引っ掛かる人は親子関係に結構、ぎくしゃくがあるケースは多いんです。
松本死刑囚の 法廷での態度というのはこれは 本当にひどいものだったと聞いていて、ずっと平松さんも取材をしていましたけど これについては法廷での 協力姿勢がみじんも見られなかった。 そして地下鉄サリン事件の あとの動きです。 地下鉄サリン事件2日後。 日本中の注目が オウムに集まるそのさなか教団の裏事情を知り尽くした 最高幹部村井秀夫に 事件が降りかかった。 村井刺殺事件というのは 伊藤さん、どういうことだったんでしょうか。
裁判上はそこらへんは明らかになって いないんですけれどもオウム真理教は自分たちに不利であれば 殺害していく傾向は強かったと思います。 カナリアが来た 何か起こると強制捜査、麻原 教祖連行があるのか。 横顔が麻原教祖の横顔が見えたんです。 着ている服からこの車の 今、彼が連行された麻原教祖であることが あの場面で判断できました。 ぎりぎりの緊張感の中で行われた 松本死刑囚逮捕の瞬間だったわけなんですが あらためてその瞬間を 振り返ってみたいと思います。 日本中が注目したオウム真理教の強制捜査。
こちらはアレフだったんですけれども 山田らの集団に対しても死刑執行時、不穏な動きが ないか確認すること公安調査庁側としては 教団をしっかりとマークしているここで大雨に関する情報をお伝えします。 九州中国地方を中心に 数十年に一度の非常事態。 大雨特別警報は長崎県、佐賀県、福岡県 そして、広島県岡山県、鳥取県の 各地に出されています。 岡山県にも 大雨特別警報が出されています。