昨日はこの辺り、全て停電し警察官による手信号によって 交通整理が行われていましたがそれも解消され現在は市内を走る 路面電車の運行も再開されています。 こちらは震源地に近く震度6強を観測した 北海道安平町です。 西の玄関口 関西国際空港が高潮にのみ込まれ 巨大タンカーが連絡橋に衝突。 特に自然災害に関しては 地球温暖化との関係がいろいろ指摘されてますし 日本は大地動乱の時代と言われて非常に地震が 起きやすくなっているという。
昨日は、この辺り一帯 停電によって真っ暗でしたが今日中に、停電も解消されて 人通りはいつもの週末よりは 少ないかなというほとんど棚からは ないという状況です。 北海道内全域で およそ295万戸が停電した。 未明に北海道を襲った大地震は都市機能を完全に麻痺させていた。 モバイルバッテリー それから乾電池ライト、それから携帯のラジオを買い求めています。 ですが、モバイルバッテリーは早々に売り切れてしまいまして店内の在庫を一斉に出しまして 皆さんに提供しています。
発生から40時間ほど経って 被害の状況が少しずつ わかってきたわけですけれども池上さん 今回は停電、土砂崩れそして液状化と さまざまな被害というのが同時に起こってますね。 今回のケースでは柴田さん とにかく家で水が出ない電気がつかないので なんとかという思いで避難所に行くんだけれども 避難所も停電している。 活断層型地震です。 この活断層型地震はどのようにして起きるのか メカニズムをご覧ください。
これが主な活断層です。 大規模な地震に つながるといわれている114の活断層を記したもの。 でも、実はこれ以外にも ここに載っていないのがないということではなくて 調査がまだ行き届いていないということで 実際にはおよそ2000の活断層が あるだろうといわれているんです。 当初はこの活断層が 動いたのではないかと。 しかし、例えば トルコや中国なんかでも結構、活断層がありまして。
内陸部で起きる 活断層型の地震ばかりではなく海側のプレートが動くことで発生する 海溝型地震というのがあります。 活断層型が起きた3年後に海溝型の南海地震。 これについてはいかがですか?鳥取地震と その次の年の東南海地震1896年の明治の三陸地震。 最近、鳥取とか島根とか主な海溝型地震の 確率予測というのがだけど、千島の地震は非常に 巨大地震が起こることで有名で。 最近、東海地震という言葉をあまり聞きませんが 南海トラフの地震という言い方ですよね。
これはあくまで北海道の胆振地方を 強い揺れが襲った今回の地震ですけれども 札幌市内では液状化の被害が出ています。 そして、VTRでもありましたが この地域は非常に大きい液状化の影響を 受けています。 液状化の影響で、住宅 そしてこの雨の影響で二次災害の懸念が出てきている そんな現場となっています。 千秋さん、液状化現象は東日本大震災のときも 関東で起きましたけれどもこう見ますと 改めて恐ろしさを感じますね。
そんな液状化についての疑問 池上さんがお答えします。 液状化とは地震が発生した際に地盤が液体状になる現象。 これが、液状化現象という。 液状化前 地面に砂がたくさんあります。 という印象が これまで、あったんですが今回、北海道の 内陸部にある清田という地域でなぜ起こったんでしょうか?こういう地盤は明治時代に 水田として開拓された場所で。
東日本大震災でも浦安などで 液状化の被害がありました。 でも、一方で 対策をとっていたところととっていないところでは 大きな差が出たのが浦安の液状化現象です。 そして、気になるのが 先ほど千秋さんもおっしゃった今、自分たちが住んでいる場所は液状化の危険性が あるのかどうかというのを池上さん 調べることができるんですよね。 例えば、清田区の 液状化の危険度というハザードマップがあるんです。 特に赤いピンクのところ 液状化発生の可能性が高い。
そして池上さん 東京でも埋め立て地以外にもこういった場所が あるんでしょうか?では、東京都内の 液状化のハザードマップをつまり地下水が豊富だというとその可能性が あるということですよね。 そしてこの東京都の 液状化ハザードマップというのは東日本大震災のときには 非常に広い範囲に被害が出たために 17年ぶりに見直されて発表された。
今週上陸した 今世紀最強の台風21号は西の空の玄関口 関西国際空港にも襲いかかった。 神戸港では 重いコンテナが次々と海へ流され大きな被害をもたらした 高潮の脅威についてこのあと、スタジオで 池上彰が生解説する。 普段ですとこのフリップを ご覧いただきますと今日、再開したのが 第2ターミナルビルとB滑走路。 私が今いるのは 第1ターミナルビルA滑走路になります。 会見を開きまして この暗い第1ターミナルビルA滑走路も1週間ほどで 回復できるんじゃないか運転を再開できるんじゃないか という話がありました。
非常事態になると日本人向けには日本語で 説明がある場合がありますが外国人に、せめて英語で 何かできないのかと思ってしまいますね。 非常電源が地下にあって 水没しというのはそういえば、そもそも 東日本大震災のとき福島の原発も非常電源が地下にあったから そんなことになったんじゃないか。 ただ、非常電源ってものすごく重いから、つい地下に 設置したくなるんですがその場合、防水をどうするかも考えなければいけないんですが。 過去にも高潮で 甚大な被害をもたらした台風がありましたよね。
実は過去にも日本の空港での高潮被害があったんです。 これは1999年の 西日本新聞ですが山口宇部空港、水浸し、麻痺。 こうやって高潮や津波の 危険性があるのになぜ日本の空港は 海に面したところが多いのか。 特に、関西空港 あるいは新千歳空港はハブ空港という言い方 最近よくしますよね。 関西国際空港ですと 国内線と国際線、合わせて1日平均500便。 新千歳空港も国内線、国際線合わせて 1日でおよそ420便。 今、特に国際便が新千歳空港も 国際便が増えてますからね。
現在も停電が続いている震源に近い 北海道の安平町からです。 停電は 北海道全域に及んでいまして午後3時時点 およそ139万4000戸が停電しています。 この大規模停電はなぜ起こったのか このあと徹底生解説です。 そもそも停電って どんなときに起きます?電線が切れるとか それから、発電所からの電気がそれが、こちら。 そして、原子力発電所が1か所。 今回の場合は震源に近い苫東厚真発電所が緊急停止してしまった。
無理に発電しようとすると 設備が壊れてしまう可能性があるので そういうときにはそれぞれの発電所が 自分を守るために発電を止めるという システムなんです。 その結果、次々に 発電所が止まっていって午前3時といいますと 1日の中でも電力需要が少ないでしょ。 まず水力発電所を使うということ。 こういうところだと復旧するのに電力がいらないので そこで水力発電所で電気を起こす。 これをもとにして 近くの発電所を少しずつ、動かしながら 最終的に大きな火力発電所を動かすということ。