畳で見せつけた阿部一二三が 連覇を目指す2018年 アゼルバイジャンの戦いです。 しっかりと相手を逃がさず最後まで技をかけきった 阿部一二三強豪ザンタラヤを下して 準決勝進出です。 注目のクイーン志々目愛連覇への必殺技はいくよ、お兄ちゃん。 日本の若きエース66キロ級、阿部一二三を 兄に持つ高校3年生。 投げることもできるし私は寝技もできる そうアピールをここから阿部詩 世界が驚くかどうか。 52キロ級世界女王 志々目愛は外国人相手にめっぽう強い。 準々決勝の相手は ロシアのクジュティナ。
連覇に向けて一方のクジュティナは 両方の組み手ができる珍しい選手です。 連覇を狙う、志々目愛。 ここは組み合わないということでクジュティナに 志々目にもきました。 男子66キログラム級は 連覇を狙う阿部一二三選手が4試合中3試合で一本勝ち。 女子52キログラム級は 阿部詩選手志々目愛選手ともに 準決勝進出を決めています。 世界ランク1位ブシャール選手銅メダリストの ブラジルのミランダ選手と野村さん、阿部一二三選手を どうご覧になっていますか。
一方の世界女王、志々目愛選手 代名詞の内股がさく裂しています。 昨年優勝して ディフェンディングチャンピオン世界中のライバルから 研究されています。 連覇だったり きょうだい同時世界一だったり不気味なほど静かにそして近寄りがたい オーラを放ちながら阿部一二三選手は 準決勝の畳を待っています。 準決勝の相手は 必殺の肩車を武器に快進撃を続ける フランスのエース、ブシャール。 実はもう一つ フランスは世界有数の 柔道大国なんです。 相手は世界ランキング1位 フランスのブシャールです。
準決勝の対戦相手 ブラジルのベテラン、ミランダは実に世界選手権で 4度メダルを獲得した強豪です。 日本人対決の決勝に向けて 負けられない現世界チャンピオン、志々目愛 世界ランキング4位ブラジルの エリカ・ミランダを迎えます。 青い柔道着 ブラジルのミランダ。 白い柔道着が日本の志々目愛。 去年は オリンピックチャンピオンを2人破って 初めての栄冠を手にした志々目愛。 ポイントリードすでにライバル阿部詩は 決勝進出を決めています。 この1年間は寝技も強化してきた志々目愛です。 準決勝の志々目愛。
野村さん 阿部詩選手、志々目選手やりましたね。 担ぎ技中心の立ち技の選手が自分がさらに 進化するために寝技を鍛えてそれが準決勝、準々決勝に生きた。 志々目選手の 内股がさく裂しました。 66キロ級連覇を目指す 阿部一二三にとって最も警戒すべき選手 それは。 先月のアジア大会、金メダルと背負いが得意のアン・バウルと背負が得意の阿部一二三。 阿部もアン・バウルも2人とも 世界チャンピオンになりました。 阿部一二三の準決勝今大会最大の山を迎えます。
指導は3つ累積すると 反則負けとなります平岡さん、あと一つ指導を取れば 阿部の勝ちですが投げての決着が見たいです。 アン・バウルが指導2枚もらった後 攻め込んできたのは阿部。 この時点で ゴールデンスコア方式の延長戦が頭に入ったか。 ゴールデンスコア方式の延長戦に入ります。 ゴールデンスコア方式の 延長戦に入りました。 阿部の方が有利な組手ですがアン・バウルは危険を察して流れを切る巴投をしました。 ゴールデンスコア方式両者ともに1つの指導も、もらえない状況。
これで日本、阿部一二三連覇に向けてあと一つ 決勝戦の畳に上がることになります。 青い柔道着ディフェンディングチャンピオンの志々目愛です。 勝てば18歳2カ月 史上2番目に若い日本人の世界チャンピオンに なります。 迎え撃つ ディフェンディングチャンピオン志々目愛です。 この戦いの先に 世界の頂点とともに東京オリンピックの代表も見据えながら 2人のライバル対決世界が注目する分かっている中でも 最初に繰り出した阿部選手の袖釣込腰。 それを内股で返そうとした志々目選手 最初から得意技を出しています。
阿部選手の方が両袖を絞って得意なパターンをつくっている。 志々目選手は襟を持ちたいんです。 うまく組手をコントロールしているのは 阿部選手だと思います。 足技が志々目選手も 得意です。 お互いに指導がきて 志々目は3つ目の指導。 志々目選手は前襟を持って内股 足技につなげたいです。 志々目は2個 指導をもらっています。 志々目は指導2つ。 阿部詩、衝撃の強さで 勝ち上がってきましたがさすが志々目。 志々目選手にも 指導がやってきますので技をしなければいけません。 阿部詩世界選手権初出場、初優勝。
今日一日中ずっと緊張していて不安とかもあったんですけど 最後は開き直って自分の柔道をするだけだと 思ったので最後にこういう結果で 終われてよかったです。 いよいよ阿部一二三の決勝戦です。 自らの決勝の前に 妹の阿部詩選手が志々目との大激闘を制して 金メダルを取りました。 大会前、阿部一二三は そんなふうに話していました。 その言葉どおり世界中の強豪が打倒阿部を誓ってくる中でそれでも見事、今年も 阿部が最後の畳にまで勝ち上がってきました。