柔道日本が、アゼルバイジャンでやばいじゃん !じゃんじゃん毎日、日本のメダルラッシュが止まらず。 朝比奈沙羅はもちろん、頂点、金メダルを目指して、女子78キロ超級、世界の頂点を目指して、21歳、朝比奈沙羅、3回戦が始まりまし た。 右組みの朝比奈沙羅、左組みのハン・ミジン、けんか四 つの形です。 去年、銀メダルだった朝比奈は、組み手の部分で課題を口にしまし た。 早く朝比奈選手としては、相 手の左襟を持ちたいですね。 今、右手で一生懸命襟をつかもう朝比奈の右手釣り手、つかみ ました。
この3回戦を去年の銀メダリスト、 朝比奈沙羅、抑え込み。 さらに輝く色のメダルを目指して、 3回戦突破、準々決勝進出を決めています。 そして相手との組み手争いという部分、朝比奈がよく組み手の力を伸ばし ていきたいと、常々話してきました が、このあたりの成長というのは、この3回戦、いかがでしたか。 世界選手権初出場の100キ ロ超級、日本、小川雄勢です。 父はバルセロナオリンピックの9 5キログラム超級銀メダリスト、小川直也。
今、小川雄勢の組み手ができ ましたので、徐々にまたこの組み手の場面が増えていくと思います。 小川はラキモフの奥をたたい て、この体勢ですが。 圧力をかけつつも、相手の頭 を下げさせて、そして自分の形に持ち込んでいきたい小川です。 相手のこのラキモフの体をひっく り返したいところです。 お父さんの小川直也さんです。 バルセロナオリンピックの95キログラム超級銀メダリスト。 この小川直也のDNAを受け継ぐ小川雄勢。
小川選手、もう本当に残念な 反則負けという結果になってしまいました。 けど今回、小川選手は肩の関節、相手の肩を 決めたっていうことで反則負けになりました。 小川選手がね、相手を大外刈りで崩して、投げた ときに、崩したときに、相手の選手が肩がぐっと、こういう形になったんですね。 この状態で小川選手が寝技にいこ うとしたんですよね。 それでは取材をしている三四六さん、小川選手の様子はいかがです か?大丈夫です。 小川選手、非常に悔しい思いをし ましたから、この思いを切り替えて、あすの団 体で晴らしてくれます。
去年の世界選手権準決勝では朝比奈が勝利していますが、ことし7月のグランプリ・ザグレ ブでは、このカイラ・サイトに反則負けを 喫しています。 白の柔道着、日本、朝比奈沙羅。 2回戦、初戦、そして3回戦は、 寝技、抑え込み一本勝ちでこの準々決勝 に勝ち上がってきました。 さあ、世界の頂点へ、越えなければいけない大きな山に 挑みます、朝比奈沙羅。 白の柔道着、日本、朝比奈沙羅、そして青の柔道着、トルコのカイ ラ・サイトです。 左手で相手の襟をつかんだ朝比奈 沙羅。 朝比奈選手、この左手、袖を持ちたいですよね。
今度は奥襟を持ってから支え釣り込み足に入りました、朝比奈。 朝比奈沙羅、準決勝進出を決めま した。 強敵、トルコ、カイラ・サイトに 対して、この準々決勝でも佐藤さん、支え釣り込み足から抑え込み、一本勝ちを収めました。 去年、銀メダルだった朝比奈 沙羅です。 この78キロ超級、日本には 猛烈な勢いで成長を見せる高校生、男子100キロ超級、ことし の春、勤めていた会社を辞め、なみなみならぬ覚悟で、今大会に挑む原沢久喜。 きょうはもう、朝比奈沙羅が登場。
さあ、野村さん、朝比奈選手、ここまで順調のように見えますが、 いかがですか?順調だと思います。 そこから左右の大外巻き込みがあ るんですねしかし、クレバーといえば朝比奈 選手はもっとクレバーですから、大丈夫です。 朝比奈選手が調子がいいときは、この支え釣り込み足で崩してから、 大技に移行する。 女子78キロ超級、日本、朝比奈沙羅がこれから準決勝の畳 に向かいます。 世界ランク3位の朝比奈沙羅。 準決勝の相手は、世界ランクで朝比奈を上回る2位、日本、朝比奈沙羅。
日本、朝比奈沙羅。 きょうここまでも支え釣り込 み足で崩して、寝技で一本勝ちという勝ち上がり を見せてきました、朝比奈沙羅です。 日本の先駆者になりたい、屈折に貫き通したいと誓いました、 朝比奈沙羅。 悲願の、初めての金メダルへ、 あと1つとしました、朝比奈沙羅、決勝進出です。 ことしのグランプリブダペスト大会という国際舞台で3位、表彰台 に上っている選手です。 解説はロンドンオリンピック60 キロ級の金メダリストの平岡拓晃さんです。
原沢はそれ、気をつけたいですね。 原沢久喜、右組み手、右引き 手で左の引き手を持ちたいところです。 原沢は2本持って相手の動きを止めたい。 相手はこれでタイミング見計 らいながら一本背負い狙ってますから。 十分、原沢の内股というもの はマークされてますから、そこに関しての作戦が光ってきますね。 敗者復活戦、この戦いを勝ち 抜けば、メダルを懸けた戦いに挑むことができます、原沢。 原沢はそこに十分意識はしてるんですけれども、小内刈り、大内刈 りの合わせ技も持ってるんですよね。
さあ、男子100キログラム超級の戦い は、敗者復活戦、日本の原沢。 国際大会での3位表彰台という強 敵、ロイ・メイヤーを相手に、原沢久喜。 リオデジャネイロオリンピッ クの100キログラム級、銀メダリスト原沢。 しかし延長戦に入ってから、本戦の間はロイ・メイヤーが序盤 から仕掛けてきましたけれども、延長戦に入ってからは、原沢の技 が出るようになりましたね。 しかし、ロイ・メイヤーも積極的に技をか けてくる中でも、特に一本背負い投げは、かなり数多く打ってきた技なんで すけれども。
この一本背負い、オルティスには特徴がありまして、相手を引きず り出して背中に乗っけるなだれ式、引きずり込み式一本背負いなんで すね。 去年、世界無差別級を制して、赤ゼッケンを背負う朝比奈沙羅。 その中で去年、銀メダルだった悔しさが、朝比奈沙羅を奮い立たせてきまし た。 悲願の金メダルへあと1勝として いる朝比奈沙羅。 女子78キログラム超級決勝戦。 この決勝で敗れた瞬間から、この バクーの地で、金メダルを取ると、強く誓った朝比奈沙羅。 女子78キログラム超級決勝戦が 始まりました。
ただここは、朝比奈沙羅、う まく対応しています。 この両者の対戦は、ここまでオル ティス3勝、朝比奈1勝ですが、去年の世界無差別級で朝比奈はこ のオルティスを下しています。 自分の勝ち方を知っていますので、 そこは気をつけたほうがいいですここまで指導の数はオルティ ス2つ、朝比奈1つ、両者まだ技のポイントはありません。 ただここまで先に技を出して いるのがオルティス、そういった印象もあります。 ここで消極的、朝比奈に2つ目の 指導、両者指導2つずつ。
押し込んでくるオルティス。 女子78キログラム超級、決勝戦 はゴールデンスコア方式の延長戦へと突入します。 延長戦へ入りました、女子78キ ログラム超級の決勝戦。 すでに両者、指導2つずつ、まさに極限の戦い、この延長戦。 去年の決勝戦は、指導の差で惜しくも銀メダルでした、朝比奈沙羅。 ここもオルティスが技を出してき ます。 背中を狙ってきたオルティス、 足を出す。 日本、朝比奈沙羅、金メダル!延 長戦の激闘。 オルティスに対して反則勝ち。 日本、朝比奈沙羅やりました。
この世界選手権での金メダル と銀メダルの違い、去年、この違いの大きさを感じたと話した朝比 奈です。 やっぱりうれしいという気持 ちはもちろんあるんですけど、やっぱり去年の世界選手権で負け たとき、世界の女王になるというのが、やっぱり自分のスタートだと思っ たので、そこで決心した気持ちを貫いて、 やっと今、スタート地点に立てたのかなって いう気持ちになってます。 男子100キログラム超級最重量級の戦いです。 男子最重量級、100キログラム 超級、日本の原沢久喜。
相手のオルチボエフはことしのア ジア大会の3位表彰台という結果を残しています。 この原沢が100キログラム超級、 日本にメダルを持ち帰ることができるか。 原沢は右の釣り手、奥襟持っ ても、一度握り直すんですよね、角度をつけて相手の頭を 下げさせるために、一度、握り直すと、その瞬間に相手に切り落と されてしまいますので。 オルチボエフも奥をたたいて きました。 しかし、腹ばいになって耐える、 ウズベキスタンのオルチボエフ。 本当にオルチボエフもさまざまな 技を仕掛けていこうという動きを見 せていますが。
原沢久喜がメダル獲得、2度目のこの世界選手権出場にな りましたが、しっかりメダルをつかんで、大内から大外刈りですね。 私も筑波大学大学院で修士課程で 柔道選手の心理状態を研究したんですけども、オーバートレーニン グ症候群を調べたら、オーバートレーニング症候群にな ると、なかなか復帰するのに時間がかかってしまうといわれてしま うんですよね。 原沢はその中で柔道を続けてきて、 ものすごい葛藤があったと思いまその自分自身の苦しみを乗り 越えて、そして世界選手権のメダル獲得に つなぎました。