母国の威信と誇りをかけたメダルの数16個空前絶後の メダルラッシュに沸いた世界柔道選手権も いよいよ最終日です。 東京オリンピックから 新種目となる男女混合団体戦です。 世界選手権でも去年から行われていまして 日本は初代チャンピオンに輝いています。 男子はキャプテンの橋本選手が個人戦で負傷したために 大事をとって欠場。 さらには決勝戦で 日本代表選手の一本が出るたびに応募でき その場で当選が分かる男女混合団体連覇へ 2回戦から登場した日本は世界を圧倒。
この2勝2敗という場面でなんと相手はリオオリンピック銀メダリストの強豪オルジョフを迎えることに なりました。 オルジョフ選手は2勝2敗で迎える 大事な副将戦です。 オルジョフが 逆に大内刈に切り替えされました。 オルジョフが 嫌になっています。 オルジョフの方が逃げます。 実績があるオルジョフが逃げる。 オルジョフに警戒されています。 銀メダリストの オルジョフに対して負けていません。 圧力をかけてくるオルジョフ。 世界選手権の メダリストに対して二十歳の立川が 互角の勝負を演じています。
女子70キロ級この大将戦 大野がプレッシャーをかける。 プレッシャーのかかる6試合目、大将戦。 そのプレッシャーのかかる大将戦で見事 大野陽子一本勝ち。 不完全燃焼の長澤憲大は団体戦に全てを懸ける。 個人戦の悔しさを 団体戦で張らせ。 男女混合団体戦準決勝の日本のメンバーが畳に向かうところです。 団体戦代表は6人先に4勝したチームが 決勝に進みます。 韓国と北朝鮮柔道連盟が 国際柔道連盟に要望して実現した合同チーム。 対するは南北合同チーム23歳の団体戦解説は 平岡拓晃さんです。
団体戦の先鋒が一本勝ちを収めて 原沢としては どこを期待したいですか。 おそらく南北合同チームに 指導が入ります。 反則負けは団体戦一本勝ちと同じ扱いです。 男女混合団体戦の準決勝日本、2勝0敗で迎える3戦目 中堅戦です。 いよいよ今日初登場になる 芳田司。 ただ団体戦の3戦目相手は北朝鮮のキム・ジンア。 日本対南北合同チームの決勝に進むのは日本か それとも南北合同チームか。 日本はゴールドメダリスト芳田司。 汗もかかないような状況で芳田の一本勝ち。
プライドを懸けた戦いが今年の サッカーワールドカップで世界一に輝いたフランス。 スター選手は女の子のアイドルにもなる。 フランスでは実績もじゅうぶん 世界選手権でのメダル獲得総数は157。 対戦相手としては大野選手 新井選手が予想されますが ポイントはどこですか。 フランスといえば。 フランスの情報を三四六さんに 伝えてもらいます。 フランスは 世界一仲がいいんです。 フランスチーム一番手にもってきたのが マレ選手。 日本チームはマレ選手に対してクライマックスは総力戦。
団体戦はもう本当に 絶対金メダルを取れるように 日本全員でまとまっていけるように負けられない訳がある。 世界柔道選手権男女混合 団体戦4人目の戦い、北朝鮮のウォン・スヨンが 技ありを取ったところです。 19の国と地域が集まった男女混合団体戦 銅メダルはロシアに続いて南北合同チームとなりました。 韓国チームとしては金メダル2つ 銅メダル1つという結果を残した今年の世界柔道選手権。 原沢久喜選手芳田司選手、立川新選手 大野陽子選手向翔一郎選手 朝比奈沙羅選手です。
来年の世界選手権の舞台は 日本です。 日本は金メダリスト2人 銅メダリスト2人今、決勝の畳に向かいます。 日本の柔道を見せつける 原沢はこう言っています。 白い柔道着、日本。 去年3位のフランス 青い柔道着です。 今回は世界柔道選手権で 4個のメダルを獲得。 柔道大国競技人口は日本を上回ります。 日本対フランス一礼をして これから決勝へと向かいます。 マレは100キロ級の選手リオオリンピック銅メダリスト。 日本柔道はそんなテーマを掲げています。 リオオリンピック100キロ級の銅メダリストフランスのマレ。
まずは本戦の4分間原沢の右手。 原沢相手に一つ指導を与えれば反則勝ちになる。 あのしびれるような 組手争いから延長に入って 流れを変えた原沢です。 原沢、大きな1ポイントです。 去年の団体金メダルメンバー今回100キロ超級で銅メダルこの団体は日本が一番 強いことを証明するために自分の力を証明したい と話していました。 女子57キロ級金メダリストに 原沢がつなぎました。 原沢も階級下の選手に 意地でも負けられません。 日本として団体は 絶対に落としたくないとプレッシャーのある中での 決勝でした。
相手の組み手特に左組みですから 右手を伸ばしていきました先ほどの組手で芳田もどうやってくるか 分かりました。 内股とか 派手な技に注目されますが芳田のいいところは 丁寧なところです。 57キロ級、芳田司。 芳田の得意な寝技が生きてきます。 ニエットより相手が組際に 仕掛けてくる技に注意したい芳田。 ニエットは 右手を警戒してくる。 芳田司。 芳田の左手。 芳田にはオリンピックを 連覇している選手です。 芳田司芳田も勝って日本2連勝迎える中堅3人目、立川新。
日本は大野陽子足による攻撃があった ということで指導がきてもおかしくない。 今回団体は70キロ級は全て大野が 起用されました。 この組手ガヒーは70キロ級決勝で敗れました本当に力のある選手大野陽子 初出場で銅メダル獲得です。 大野陽子。 今寝技の展開でしたが大野選手は寝技の展開を狙っています。 日本の大野陽子。 今回の世界選手権、28歳で初めてたどり着いた。 ガヒー対大野70キロ級の ライバル対決でもあります。
日本連覇達成。 最後は 今回の団体メンバー22歳 向翔一郎が一本勝ちで決めてくれました。 男女混合団体、日本2連覇達成です。 そして向の最後の一本勝ちは今回の銅メダリストが 相手でした。 準々決勝アゼルバイジャン戦は 苦しいところもありましたが今日の自分たちは 運があると開き直りました。 今回は日本は立川と 向という個人戦には選ばれなかった選手が 団体戦で非常に大きな活躍を見せての優勝になりました。 アゼルバイジャン戦が 非常に手に汗を握る熱戦。
海外の試合とは 違う環境のもとで戦わなきゃいけない 部分がありますしおのずと、来年の世界選手権が2020年の 東京オリンピックに向けての前哨戦というふうに なると思います。 2020年を常に われわれは意識しながら今年以上の成績そして2020年に つなげられるような世界選手権にしていきたいですし 2020年では、皆さまの期待に応えれるように 頑張りたいと思います。 本当に世界選手権先日行われたアジア競技大会。
4戦目、大野選手が 負けということで徹底した組手 相手の釣手を落として自分のペース 相手のペースにさせない。 向選手1勝して 4対1で団体戦の 勝利を収めました。 本当に先鋒の原沢選手から 勝利というのをつなげていってその勢いを持って 日本柔道、個人戦に負けない。 来年の東京世界選手権再来年の東京オリンピック一人一人の 選手の勝敗だけでなく全体が つなげていく。 芳田選手もそうですし 大野選手もそうですしメダリストの活躍も 光りましたね。
来年は東京での 世界選手権を迎えます。 このメンバーから来年、世界選手権個人団体に出てくる選手がどんな柔道してくれるのか 楽しみで仕方がないです。 世界柔道選手権 最終日団体で金メダル獲得。 本当に終わり方としては来年の東京での 世界選手権に向けて平岡さん来年、東京で 世界選手権ですからしかもオリンピックと同じような雰囲気も味わうことができる 世界選手権です。 2020年東京オリンピックただ、今笑顔の選手たちですが 本当に日本は誰が出てもメダルを 取ることができるそんな層の厚さです。