奥村組スポーツスペシャル 第38回大阪国際女子マラソン

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この番組のまとめ

その東京オリンピックまでの 道のりなんですけれども 今回、一定の順位とタイムをクリアしたランナーが 9月のMGCへの出場権を得ることができ そのMGCから東京オリンピックの 代表2名が決まるんですよね。 一番の注目は 増田さんリオオリンピック代表の 福士加代子選手ですかね。 MGC何人行くかということと 優勝争いから来年の東京オリンピックが 見えてきますね。 放送席、解説は オリンピック2大会連続メダリスト有森裕子さんです よろしくお願いします。

今回のメンバーなんですが 有森さんリオオリンピック日本代表の 福士と田中智美さらに小原 初マラソン大森と楽しみなメンバー そろいましたよね。 この大阪から リオオリンピックに羽ばたいたワコール福士加代子さらにリオオリンピックマラソン 日本代表第一生命の田中智美すでにMGCファイナリストの 資格を得ている天満屋・小原怜。 何と言っても大学時代駅伝で 6度の日本一ダイハツ大森菜月の初マラソンに 期待がかかります。

2020年8月2日東京オリンピックの空に 思いをはせながらランナーたちは 一般道へと向かっていきます。 この大阪から およそ400キロ先にある史上最も近いオリンピックの スタートラインに向けて第1グループ、第2グループに 徐々に分かれ始めています。 女子マラソン史上最初に オリンピック出場されました増田明美さん そして女子マラソン史上最初にオリンピック金メダルを 獲得されました高橋尚子さんです。

果たして今年は大阪から 何人の選手がMGCへと進むのか東京オリンピックへの 第1関門大阪の42.195キロを ご紹介します。 ここ大阪から 2020年東京オリンピックへ大きな一歩を踏み出すのは?非常にフラットで世界でも 屈指の高速コースといわれるこの大阪で 優勝とMGCへのチケットをかけた争いが 繰り広げられます。 第38回 大阪国際女子マラソン東京オリンピックへの第一歩を 踏み出すのは果たして どのランナーでしょうか。

そして 注目の福士選手ですけれども今回2年半ぶりのマラソン ということで非常にドキドキですなんて言うような 福士節が飛び出しましたけれども帽子をかぶってさすがベテラン 自分の世界に入り込んで前半は余裕を持っていこうと そんな雰囲気が漂っています。 マラソングランド チャンピオンシップシリーズ第38回 大阪国際女子マラソンです。 現在 先頭集団ペースメーカーを除いて9人ですがケニア、エチオピアの 外国人招待選手5人の後ろ日本人の福士、大森さらには小原 そして、石井という4人が続いて走っています。

若手から手前の福士選手のような ベテランまでいろんな選手が次の時代に向かっ て新たな一歩を踏み出そうという中 なんですがこの先頭集団の中を見ていきます と最もまず早い自己ベストを持つのが リオデジャネイロオリンピック代表のこのワコールの福士加代子選手 何と言いましても2016年の大阪では 自己ベストの2時間22分17秒で優勝して オリンピックへの切符をつかみとりました。 そして先頭集団では 福士加代子選手リオオリンピックマラソン 日本代表軽快に飛ばしているんですが。

そして さらにその後方にはそしてホクレン宮内宏子 チャイニー台湾の選手そして注目のネクストヒロイン 走るアニメオタク水口瞳今年は ダイハツに入社が内定しています。 一方で先頭集団についていた日本人選手は 勇気を持ってついたということになりますが一 番後ろヤマダ電機の石井寿美選手これがマラソン2回目 このピッチ走法が独特の選手なんですが…。

先頭集団9人だったんですが その中から石井寿美選手ヤマダ電機の23歳が 少し遅れ始めてしまいました。 そして並走して 解説をしている千葉さんですが石井選手の走り いかがですか?先ほどのアップダウンですとか 風が時折吹いてきたところで一気に後ろに下がっていった という印象なんですけれども表情は非常に落ち着いていまして ゆがむということはなくただ、少し口があいて ちょっとペースが早すぎたのかなという印象がありますね。

福士選手は変わらず この集団の一番後ろを追走する形。 そして 福士選手といえば、この大阪これが5度目の出場になりますが 初マラソンの舞台2008年この大阪でした。 そして2016年も この大阪で優勝をしてリオデジャネイロオリンピックへ の切符もつかみました。 ですから、苦い思い出も そして、輝かしい思い出もこの大阪に詰まっているという 福士選手になります。 ちょっと次元の違うステージで考えているのかもしれませんが この福士選手に今大会の心境を聞いています。

MGCが9月にありますけれどもマラソンでは 1番2番では2時間17分台ですから来年の東京は その17分の選手たちと戦わなければならないそこから目を離しては 選手はいけないと思うんですね常に世界と考えながら前を向いて 上を目指すというそういった考え方 たくさんの選手の参考になると思います。 マラソン日本代表の田中智美フィニッシュすれば 2時間25分台MGC出場圏内という現在10位グループの 6人です。

このクリスタルタワーの下先頭集団、8人で間もなく 通過をしていこうというところこのビル群を抜けると 大阪城を背にして今度はリバーサイドへと 戦いの舞台は移っていきます。 17キロを過ぎまして 選手たちは大阪市の中心街を 東西に貫く土佐堀通を走っています。 先頭集団から1人 選手がこぼれ落ちていきそうです。 ですから先頭集団はなるほど。 折り返した後も また先頭集団でここに戻ってくると誓いながら 福士が道頓堀の折り返しへと 向かっていきます。 先頭集団 土佐堀通を西に進んで北浜のビル群に 入ってきました。

今、給水の地点で まず1人選手がこの淀屋橋の 大応援団の声援を受けて何とか地元の声援で くらいついていってほしいというこの大森になりますが ちょっとその差が5mほど 開いてきました。 さあ 少し遅れ始めた大森ですが並走しているバイク解説千葉さん いかがでしょうか?やはり 先ほどの給水の時にゆっくり しっかり飲んでいましたので給水を飲む瞬間というのは やはり呼吸ができないということもありまして そういったところで余裕がない選手が振り落とされていくといった 状況が大森さんにはあったのかなと 思いますね。

やはりマラソンに実績のある 選手たちが今は 前に残っているということで先頭グループ ペースメーカーを除くと今回は合宿最後で 一緒になったらしいんですけどポイント練習40キロした後でも 前田さんは帰ってきて 走ったりずっと練習を続けていることを 見て練習以外で マラソンを意識するということが大切なんだと学んだそして 1秒差でリオを逃した小原と 先頭集団4人で形成されています。

この先頭集団が間もなく 道頓堀へとやってきます。 先頭集団は4人 外国人招待選手2人にしっかりとついている 日本人2人。 先頭集団は4人。 外国人招待選手先頭2人 そのあと小原福士 今、内側を回っていきました。 これぞ大阪という 義理と人情が生み出す声援に背中を押された さあ、そして地元・大阪出身大森菜月 この声援を力に変えて大森菜月 先頭集団を追いかけていきます。 2025年の万博も 決まりましたし甲子園では 大阪桐蔭が活躍したりと。 マラソンも大阪桐蔭もね。

そして今 福士加代子の応援団の前を福士選手通過していきましたが 若干口があき始めてきているのが少し気になるところではあります。 ここで優勝した時と比べると 永山監督70%から80%だって 言ってたんで福士さんにとっては ここが競技人生最終部の第一歩ということで あのアクシデントに負けてほしくないですね。

このままいきますと 2時間24分57秒ということで十分にMGCの 圏内ということになりますが初マラソン この福士の後方で走っている大森には 高橋さんからきょうの初マラソンどんな走りを このあとは期待したいですか?まさに今 マラソンというものを自分の中で経験してると思いますね。 加代子~!高校時代に安田監督が すごく福士さんに影響を与えて苦しい時に 笑える選手になりなさいって粘っていけるんでしょうか。

当然、あの2016年 1秒差ですからあの時 一瞬のスパートを切っていればあるいはもっと早くしかけていれ ばそんな いろんな思いがある中で小原選手は きょうのマラソンのポイント勝負どころでの判断と 挙げています。 山口衛里さん 坂本直子さん中村さん、重友さんって 4大会連続オリンピックに 選手を送ってきて女子の強化にいたけど 行けなかったけど、あと監督に戻ってきたら また前田穂南さんや小原さんが こうして強くなってきて。

2016年のその名古屋で オリンピックに1秒届かなかった悔しさを ここの大阪で晴らして 東京への第一歩を踏み出すために新たな自分に生まれ変わりたいと まず、ここで一瞬の判断で スパートを切っていきました。 小原さんはMGCを 取っているんですけれどもチームの中に前田穂南さんって 非常に強い選手がいるんですよね。 どうでしょう この直後にファツマ・サドそしてその一番後ろに ジェプキルイということでどうかというところ。 そして、追いかけるのは ボルネス・ジェプキルイ。

ここでMGCを獲得すれば 福士の5大会連続もう先ほどから すごい見てるんですけどももう福士選手の転んだ怪我が もう本当に気になります。 アップダウンを越えたところで すがバイク解説・千葉さんこの先頭集団 3人の走りいかがでしょう?先ほど30キロ過ぎに小原さんが前に出て ペースを上げた時に1度、ジェプキルイ選手が間をあ けまして。 福士選手、徳之島で 練習がうまくできなかったときに旦那さんから1通の手紙が 届いたそうなんですね。

そして、その後ろから 田中智美そして田中華絵が 迫っているというこのグループです。 この30キロを通過時点での フィニッシュ予想タイムというのを見ていきますと 27分以内というのがかなりぎりぎり そして、3位以内であれば28分以内ということに なりますが。 そこから足がなかなか思うように動かなくなって 怪我が完治した後なのに歩いているだけでも何か 違和感が続いたりとする中で自分の走り方がわからなくなって しまった時期があったと小原選手は 話しています。

だめならだめでいい それよりも自分の力を出し切ることに 集中したいと話すこの小原。 本当に自分と闘っているという 福士加代子選手。 30キロまでの5キロと比べてもペースはダウンしている ということになりますがさあ、この3人 35キロを過ぎてフィニッシュ予想タイムは 2時間24分34秒武冨監督が 1つハードルとして挙げている24分切り。 ヤンマースタジアム長居では 武冨監督がこの小原の走りを 見つめています。 きょうは 自分に打ち勝ちたいと話しているこの小原。

後ろの エチオピアのファツマ・サド2番目につけている選手が2時間24分16秒そして、一番後ろの ケニアのジェプキルイが2時間24分19秒。 去年のプラハで 優勝しているというのがジェプキルイですが…。 そしてここでやはりジェプキルイが遅れ始めている。 まず、ジェプキルイをふるい落としにかかっている 小原怜。 去年プラハで優勝している このジェプキルイ。 ジェプキルイが ふるい落とされてここからは2人の争いになるんでしょうか。 エチオピアとか ケニアの選手って結構ビッグマウスですよ。

福士選手 私も個人的なところもありますが、やはり彼女には どうしてもMGCレースに 元気な姿で出てほしいと思ったときに まだMGCをつかめるレースはいったん歩いたんですが 再び福士選手走り始めましたね。 現在MGC資格1位がノーリツの中野円花そしてその後ろに 2位のしまむらの阿部有香里そして、その後ろ3位なんですが このままでいくと恐らく2時間27分台。

2016年1秒差届かなかった オリンピックの悔しさをまずこの大阪で晴らして、初めて のタイトルを手にしたいというそれでもだめかもしれないと 思うのではなくやればできる その強い気持ちが大事なんだと話しながら 強い気持ちを持ってこのレースに臨んできた 小原。 先頭ファツマ・サド そして、追いかけて2番手で小原怜 その後ろからジェプキルイという展開。

標高が2000m近くある エチオピアで練習を しているということですからそのあたりの 心肺機能も含めてやはり普段の生活から 鍛えられているというエチオピア選手ですがチームメートには2015年の 世界陸上金メダルまた、ディババ選手なんかもいる メンバーで走ってますから 高い意識の中で練習をしているというのが 大きいですよね。 現在 MGC資格順位1位のノーリツの中野円花ですが 2時間28分以内でフィニッシュしなければ MGCのチケットは手にすることはできません。

平成最後の 大阪国際女子マラソンは日本の女子マラソン界に 1つ厳しい現実を突きつけているのかもしれません。 そして、新たな自分を見つけた小原怜。 きょうまた一歩、小原が東京オリンピックに 大きく歩みを進めました。 ヤンマースタジアム長居に 小原怜が戻ってきました。 最後の最後まで 出し切る走りをしたいそう話していた小原怜。 最後の最後まで 距離を詰めようとしている小原怜。 詰めている小原、最後の最後まで ファツマ・サドとの距離を詰めている これが新しい小原怜の走りでもあります。

そして、きょうの大阪は 非常に荒れた展開の中中野円花がヤンマースタジアム長居に 戻っています。 ここまでは 先輩の小崎まりさんによればふっきれない中野円花が いたんですそう話していたんです。 この中野円花も 大阪薫英女学院です。 松田瑞生、大森菜月こういった名ランナーを 輩出している大阪薫英女学院中野円花。 残りはあと1分だ!フィニッシュテープまで何とかたどりつけるかどうか 中野円花。 さあ この中野円花力を振り絞れ フィニッシュラインは見えている。 光り輝く場所へと 中野円花が向かいます。

もっと日本人選手がががっとそういった争いも。 大阪陸上競技会 松本正義会長よりオリーブの冠が 授与されます。 ここで 日本人1位に輝きました小原怜選手に お越しいただきました。 そこで仕掛けきれずに ずっとリズムがどこだったのか小原選手と一緒に レースを振り返っていきたいとそして、福士さんが やはり隣で転びましたけれどもそれは走ってて わかりましたか?わかりましたね。 ご自身ではどうですか?給水で失敗したりとかもしてきたので 外国人のスピードの変化とか給水の場面というのは 一番注意しながら走りました。