卓球日本一決定戦ジャパントップ12。 4月に行われる世界選手権の 日本代表5人による最強決定トーナメントです。 張本選手を迎え撃つのはレジェンドの水谷選手です。 日本代表同士のトーナメントを 制し新時代を切り開く ヒーローは誰だ。 卓球の史上最年少オリンピックメダリスト 伊藤美誠。 今年の全日本は水谷隼が 10回目の優勝。 去年のジャパントップ12の決勝は 水谷、前で戦ったよね。 水谷選手もいろいろな場所で プレーできるようになってきています。 張本のドライブを水谷がしのいでポイントにつなげています。
ご覧のように男子シングルス 世界ランキング4位に張本1月には3位まで上がりました。 東京オリンピックでシングルスに 出場するためには上位2人に入る必要があります。 ご覧のように来年1月の時点で 世界ランキング上位2名が当確ということに なっています、シングルス。 ミドルというのはいわゆる バッ水谷、仕掛けていきましたがネットに掛かって ゲームポイントは張本。 水谷がサングラスをして プレーしています。 水谷選手はラリーが上手なので常にラリーの準備をしておこう ということを声掛けをされていました。
全部が全部長いサーブは張本選手、やはり チキータが特徴的なので水谷選手はチキータをかなり 警戒して距離をとっていますがそういったところで 短いストップがくるので水谷選手が少し前後に 揺さぶられているような 感じがします。 ダブルストップ小さくネットの近くに 落とす技術が世界でトップレベルなんです。 ところが今日の張本はさらに強い ストップ対ストップが。 オリンピックでメダルを取るには この中国勢に勝つしかない という中でご覧のように 張本は対中国選手との対戦26試合やって 13勝50%。
谷岡さん水谷選手は、コーチは ボックスにはいませんがタイムアウト明け 大事なポイント。 水谷が、あそこまで下がって何か張本が 大人の卓球になってきました。 この試合に関しましては 張本選手水谷選手の得意なところを 封じてしまったのでこういった一方的な戦いに なってしまったと思います。 普通ですと相手の弱いところを 攻めていくようなそんな戦いをするんですけど 水谷選手のパターンを封じてしまったので張本選手の圧倒的な勝利 という試合になりましたね。 テレビの前でも、多くの方が張本選手に 声援を送っていました。
伊藤美誠はリオデジャネイロオリンピックの 団体で銅メダルを獲得。 今のは逆に 回転のないボールサーブを送って伊藤選手のバックの角度を 狂わせているという感じです。 これが伊藤選手の特徴でフォア前にきたサーブを バックでレシーブして厳しいボールを送るというのは 非常に上手ですね。 伊藤選手は、バックに長いサーブがくるのを 読んでいたんですけど平野のサーブが より厳しかったのでミスをしてしまいましたね。
平野選手が タイムアウトを取りましたね。 このタイミングで平野は タイムアウトを要求。 伊藤選手が体をあのようにステップして動かしているときも 非常にいいリズムで試合を伊藤選手のフォア前の フリックレシーブは速いです。 伊藤選手のバックの角度を平野選手は 崩そうとしているところが見られます。 これは非常に平野選手にとってはいいことです。 ラケットの当たる面が 回転によって角度を伊藤選手は 変えなければいけないんですがこれが非常にコントロールが 伊藤選手のラバーは難しいんです。
逆に伊藤選手は それを崩さないように何か仕掛けてくる サーブ、それからレシーブを仕掛けてくると思います。 全て自分が攻撃 できるわけではないのでうまく伊藤選手に打たせたり 自分が攻撃するときにはしっかり攻撃していく というパターンが非常にいいですね。 谷岡さん こちらコートサイドですが先ほどのゲーム間伊藤美誠選手、コーチから サーブレシーブを意識していこうという話がありました。 サーブレシーブからのポイントということがありましたので アドバイスが生きていると思います。 ポイント伊藤で2−1です。
ゲームポイント、平野。 伊藤にとっては いいタイムアウトだと思います。 谷岡さん、先ほどの タイムアウトの話なんですけれど伊藤美誠選手 コーチから、とにかく上から上からというふうに 話をされていました。 平野選手の回転のかかった ボールにかなり苦戦をしている印象を 受けました。 上からというふうにやると厳しいボール ナックルのボールがいきますので平野選手が攻めにくくなります。 ただ平野の ゲームポイントは変わりません。
平野も違うモーションの サーブを出したんですけどでも伊藤選手 時々あるんですけどすごいところはまったく 気にしないところですね。 石川にマッチポイントです。 そんな百戦錬磨の26歳が3度目のオリンピックへ 抱く思いとは。 石川佳純対 伊藤美誠。 放送の解説は ロンドンオリンピック女子団体銀メダリスト 平野早矢香さんです。 1年後に迫った 東京オリンピック。
ここ5戦を見ると低く出すということを 意識していますのでどうしてもボール1球 浮いてしまいますと伊藤選手は レシーブから非常にハードな攻めをするので そのあたりを意識してサーブを組み立てています。 伊藤選手も、石川選手に 攻められたボールもしっかりコースを読んで 対応していますね。 伊藤選手のバックハンドは非常に打点が高いので コースも当然強いんですけれど角度もしっかり付いてきますので 石川選手も少し対応が 難しくなりましたね。
いわゆる3球目攻撃伊藤選手、少し下げられた 所からだったんですが返していましたね。 伊藤選手の素晴らしいところはこれで3連続ポイント。 比較的 石川選手のサーブに対して 伊藤選手が対応してきています。 伊藤選手としてはこのゲーム、なんとしても 取りたいといい流れをつくったところから 追い上げられてきましたのでここでいったん戦術を制して どう出るかというところだと思います。 伊藤選手が なかなかフルスイングした持ち前のアタックが できていないというところで石川選手の展開になる パターンが多いです。
この試合に関してはコース取りも ここに集めるというよりも下回転系のサーブを 非常に多く使っていますし下回転系のボールを うまくはさみながらラリー戦に入っているので そのあたり、伊藤選手なかなか、自分が高い打点で攻める形が つくれていないので石川選手のいい形です。 伊藤選手にとっては苦しいパターンも あったんですけど最後は石川選手を両サイドに1球ずつ、振り切って 相手を大きく動かすということに徹しているように感じましたね。
ゲームポイントです。 こういった ファインプレーと言うんですかね伊藤選手のネットインの ボールを取って石川選手がミスということでこのボールは大きく流れが 変わる可能性があります。 今のような積極的な攻撃石川が焦るポイントどこにあるんでしょうか。 谷岡さん先ほどのゲーム間なんですが石川選手は サーブのコースを変えようというふうに アドバイスされていました。 ポイントにつなげた伊藤です。 ゲームポイントです。 ご覧のように、世界ランキングは 4位が石川佳純7位が伊藤美誠 9位に平野美宇。
伊藤選手のフォア側にくる ボールを意識しますのでこの回り込みというのは非常に リスクがあるんですけどこの場面で 素晴らしい回り込みでしたね。 伊藤選手にとって少し アンラッキーなボールでしたね。 谷岡さんその伊藤選手なんですけれど 先ほどのゲーム間ではコーチに背を向けて一人集中している様子が ありました。 伊藤選手に対して 思い切って、石川選手長いサーブで勝負しましたね。 チャンピオンシップポイント日本一に向かって 石川佳純、残り1ポイント。 チャンピオンシップポイント 2度目です。