全日本選抜柔道体重別選手権2019

戻る
【スポンサーリンク】

この番組のまとめ

画面手前、かつてオリンピックで2大会連続 66キロ級の銅メダル獲得3連覇を達成し 階級を上げてきた海老沼匡。 そして、この海老沼と対するはこの階級のゴールドメダリスト 大野将平です。 平岡さんともに柔道私塾、名門講道学舎出身ということで先輩の海老沼 後輩の大野の戦いとなりました。 海老沼も大野が抜けていると いうところではじゅうぶん理解していますからそれを理解して上で前に出ていってほしいです。 国際大会で大野にはどうにかして 勝たなくてはいけないと言っていた 海老沼。

なんといっても 今年は世界選手権が東京開催ということで、この大会 最終選考会でもありますし本当に 大事な大会なりそうですね。 今年の世界選手権で金メダルを 取るということは来年の東京オリンピックに 大きく前進します。 言い換えればこの大会で優勝して、今年の世界選手権の 代表権を取らないと来年のオリンピックが 果てしなく遠くなる厳しい日となります。 大きな意味を持つ大会ですが 世界選手権の切符は 今回の結果はもちろんこれまで行われてきた 国際大会の結果も判断材料になります。

73キログラム級 こちらも世界が注目する世界チャンピオン対 オリンピックチャンピオンという頂上決戦です。 これまで、海老沼匡 阿部一二三を影でくすぶり続けてきた男は背水の覚悟で臨んだ 去年のグランドスラム大阪。 現世界チャンピオンの 阿部一二三。 そして、阿部一二三今日は初戦で脇腹を痛める というアクシデントの中この決勝まで 勝ち上がってきました。 妹の阿部詩が見詰める中 試練の王者が赤い帯、阿部一二三白い帯、丸山城志郎。 この先に東京の世界選手権さらには 東京オリンピックも見据えて待ち望んだ決勝戦です。

これが 阿部一二三という存在です。 この階級では自分の柔道を広げたい ということで足技を意識している 阿部一二三。 妹の阿部詩が代表に内定 その阿部詩が試合会場の近く 畳の近くで兄の姿を見詰めています。 現世界チャンピオンの 阿部一二三苦しい柔道が続いています。 丸山は ディフェンディングチャンピオン。 この気持ちが阿部一二三を ここまで追い上げた気持ちの強さ。 技によるポイントはありませんが阿部一二三の気持ちを感じます。 東京の世界選手権東京オリンピックに向けて まさに、ここが出発点。

阿部一二三の気持ちを 感じながらの決勝です。 ここを越えなければ 東京オリンピックはない。 制したのは阿部一二三。 阿部も一度は勝ったと 思いましたが取り消しになってから息を吹き返した丸山。 世界選手権代表への思いです。 世界への道を切り開く丸山。 トータル13分23秒間丸山は阿部対策といってもいい巴投でした。 ただ、敗れた阿部一二三も 素晴らしかったです。 丸山選手です。 彼に伝えることはありませんがリオオリンピックを境に互いに自分を二分。 時代の最先端をいく 多彩な柔道で一気に世界王者へ。

リオデジャネイロオリンピック まであれから3年大野が世界選手権代表戦線から離れていた間に 世界を取って、この階級をけん引したのが橋本壮市。 来年控える 東京オリンピック出場に向けて大切なのは今年 東京で開催される世界選手権。 その代表最終選考会である世界選手権、金メダリスト 橋本壮市。 一方の橋本は口では意識していないと言いながらも意識してしまうのが 大野の存在です。 73キログラム級は、まさに橋本が大野の 組み手に備えてしっかりとカバーしています。