［休みは なく 毎日 １２時間 働いていた］［しかし…］［体中に あざが でき…］［血液の がんとも 呼ばれる 白血病は…］［中でも 有毛細胞 白血病は 非常に まれな種類］［がん化した 白血球が 血液だけでなく骨髄 さらに 脾臓でも 増殖する］［顕微鏡で この細胞を 拡大すると毛が生えたように 見えることから有毛細胞と 名付けられた］［感染症にも かかりやすくなる］［ムーアの場合 これら全てに 当てはまるだけでなく特に 脾臓の腫れが ひどかった］［正常な人なら ２００ｇに満たない 脾臓が 何と…］［アラ
［ムーアが 奇跡的に 回復した 原因を 突き止めるべく大学は 摘出した 脾臓を 分析］貴重な タンパク質だった］［ゴルディ医師らの 研究チームは ムーアから得た…］［そして ゴルディ医師と 大学は この特許を もとにバイオテクノロジー企業と 契約を 締結］［１０億円近くの 利益を 得ていたのだ］［あのとき ゴルディ医師が 驚いていたのはムーアが 奇跡的な回復を したからではなくその細胞が 貴重だと 知ったからだった］［だからこそ…］［ムーアは ゴルディ医師らと 大学を 相手取って裁判を起こした］［一方 大
千恵子さんは 天国へと 旅立った］［どんなに 問い掛けても 答えは 決して 返ってこない］［悲しみと 後悔は 消えず 半年以上が 経過］［正幸さんの気持ちも ようやく 少し 落ち着き手を付けられずにいた 遺品の整理を 始めることにした］［開いたのは…］［千恵子さんの パソコン］えっ！？［そこには…］［ステージからは 見えなかったが千恵子さんが 自分のスマホで 録画していたのだ］♪［そして たどたどしい演奏を 励ますように 見守り続けていた妻の 優しさと 愛情が あふれていた］［携帯電話から パソコンに わ