大会2日目日本勢、初の金メダルを目指して男子のエース、66kg級2連覇中の阿部一二三が準々決勝の畳へと向かいます。 この大きな歓声を背中に受けて白い柔道着、日本阿部一二三3連覇を狙います。 ヨンドンペレンレイは勝ち上がりを見ていきますと相手の技を受けれる傾向にあります。 さらには背負投で一本を奪っているこの阿部一二三。 今のは気を付けたかったですね3連覇を狙う阿部一二三。 やはり右手を持たせてもらえません、阿部一二三。
昨日、幕を開けた世界柔道、東京決戦。 さらに強くなった阿部一二三の柔道というのを見せつける。 初出場の世界選手権では18歳にしてオール一本勝ちで金メダル。 強引にパワー系で巻き込んでくる技を対戦相手は得意としてますので組み際の今のような袖釣込腰、いいと思いますよ。 距離をうまく取りながら奥襟を持たせないように袖口を絞って袖釣込腰。 相手も大内刈です。 ジャイルスの得意なパターンの袖釣込腰です。 ただ、あれから世界中が阿部詩を研究する中大内刈できた。 阿部選手も少し考えて変えましたよね戦法を。
リオオリンピックゴールドメダリストコソボのケルメンディとの戦いがこの準々決勝です。 この準々決勝、ケルメンディ戦を迎えました。 志々目は自分の右手でケルメンディの肘を絞っている状態です。 志々目がケルメンディを倒して次の日本人対決も制してチャンピオンになりました。 ケルメンディも、去年調子を落としていましたが来年、東京オリンピックを1年後に控えて上げてきましたからね。 ケルメンディ選手だけではなく男女ともに海外勢の本気というものがこの戦いから見られます。 ケルメンディ選手場外指導が1つ入ってきました。
まずはしっかり組み合った形でアブデルマウゴードもきましたがどういうふうに組み手を変えていくかです。 アブデルマウゴードが左右の技をしてきます。 丸山の組み手を嫌がってアブデルマウゴードはつぶれています。 ここまで連勝街道をひた走ってきた丸山でいいますと阿部一二三というライバルがこの階級にいてこの大会は絶対に優勝しなければひょっとしたら、来年のオリンピック代表も厳しいという。 頭を下げさせるアブデルマウゴードこの組み手を切ります。 アブデルマウゴードは何を狙っていますか。
さらに、足技では鈴木、アテネオリンピック決勝で決めた、小外刈。 谷亮子をアテネオリンピック金メダルに導いた大内刈。 世界女王対オリンピック女王阿部詩選手連覇へ。 現オリンピック女王マイリンダ・ケルメンディ。 阿部はこのケルメンディとどう戦うかを最大のテーマに大会前、追い込んできました。 しかし、リオオリンピックゴールドメダリストこのケルメンディとは初対戦です。 阿部、右組みケルメンディ左組みのケンカ四つ。
日本にとっても最大のライバルがこのケルメンディ。 ケルメンディはあと1つ指導を受けると反則負けになります。 ケルメンディは1つも指導を受けることできません。 さすが、オリンピックチャンピオンです。 リオオリンピックのゴールドメダリストケルメンディとの初対戦は、4分間では決着がつきません。 相手が奥襟を持ってくるとどうしても斜めの状態だとで、足が入ってきますので釣り手を使って相手の正面に出ることで内股や袖釣込腰も入りやすくなるということではないでしょうか。 ケルメンディは場外です。
くぐり抜けてきた修羅場の数というとケルメンディが上です。 ケルメンディが背中をつかんできます。 リオオリンピックチャンピオンケルメンディから10秒抑え込めばその時点で決着。 連覇へ向けて最大の強敵ケルメンディを退けました。 去年自信になった寝技でリオオリンピックの金メダリストケルメンディを仕留めてみせました。 阿部詩、ケルメンディを倒して決勝進出。 オリンピックチャンピオンにあそこまで思い切って寝技にいけるというのは本当に勝負勘を感じられます。
世界2連覇王者阿部一二三だった。 丸山城志郎、26歳去年11月のグランドスラム・大阪以降1つ負ければもうオリンピックはないという崖っぷちからの丸山は怒とうの21連勝。 その中には、2つ阿部一二三からの勝利も含まれています。 一方の阿部一二三この2年間間違いなく日本柔道をけん引してきた日本の男子のエース。 自分の柔道ができれば誰にも負けない阿部一二三はそういう自信を持っています。 丸山と阿部2人の物語2人の運命が交差するこれは世紀の準決勝です。 日本人対決聖地、日本武道館大きな拍手でこの両雄を迎えています。
このあたり、阿部一二三もじゅうぶん巴投対策はしています。 日本武道館の空気を変えるここまでは一本勝ちは内股で取ってきました丸山城志郎。 阿部陣営ですけど一つも負けてはいけないのがこの、丸山城志郎です。 最初の阿部が背負投に入ったときに畳み掛けてきました。 あと1つ、丸山に指導が入れば反則負けとなります。 完全に丸山が出してきた技を仕掛けた瞬間というのを阿部は狙ってます。 ここまで丸山が指導2枚丸山は、ここから得意の内股に持っていけるか。 丸山城志郎。 2連覇中の阿部初出場の丸山。
そのとき、奥さんが勝ち負けは関係ない丸山城志郎という柔道家をみんなに知ってもらおうよというふうに声を掛けたやや阿部優勢という中で内股にこだわるのかそして巴はいつ出すのか。 そして、初出場の丸山城志郎決勝進出。 巴投よりも少し本当にオリンピックが厳しくなるという今日の一戦でしたがこれで丸山が阿部を下したことでもちろん、今回の初優勝への夢そして、オリンピックへの道すべてがこれが今の自分は他の選手と違いますと丸山は言い切ります。
ですからゴールデンスコアということで一本でなくても勝負を決することができるこの後は女子52kg級3位決定戦、志々目愛選手の戦いですが、この後ですね肩車など、低く担ぐ系にすごく切れがあります。 志々目選手も寝技強いんですがブシャール選手もすごく強いです。 村上さん、先ほどの志々目選手の敗者復活戦もすごい戦いでしたよね。 志々目選手の3位決定戦篠原さん、どう思いますか。
この後、日本勢女子は阿部詩が金メダルへそして志々目愛は銅メダルへ。 ポルトガルのラモスに今反則が宣告されてコソボのケルメンディが最初の銅メダルを獲得しました。 先ほど阿部詩との死闘に敗れてこのブロンズメダルマッチに上がってきたケルメンディですがしっかりと銅メダルは手にしてこの畳を降りることになりました。 いよいよこの後は白い柔道着に身を包んだ日本志々目愛の銅メダルへの挑戦が始まります。 これから女子のブロンズメダルマッチ。 そして一昨年のゴールドメダリスト今年5月の右足の大けがからの復活を誓う志々目愛。
最後の畳に足を踏み入れることを許された2人はこちら日本、阿部詩連覇を目指す19歳。 世界選手権でも3つの銅メダルを持つ青い柔道着、阿部詩が先に畳に向かいます。 阿部詩連覇なる。 最後の勝ち方はその怪物に、一歩近づいたそんな強さを示してくれた阿部詩の勝ちっぷりだったかもしれません世界中がこの一年、阿部詩を研究してきましたがその阿部詩包囲網をくぐり抜けて見事、この日本武道館今年の畳でも金メダルを勝ち取りました。 最後は阿部詩必殺の袖釣込腰。
この阿部一二三の妹、阿部詩が取っています。 ここから阿部一二三ブロンズメダルマッチ3位決定戦に向かいます。 しかし、もともと世界柔道2連覇オリンピック代表争いでは一歩先行していた阿部一二三。 実は、今年1年間苦しい柔道人生を送ってきた阿部一二三。 阿部一二三意地の銅メダルなるか。 ご覧のように右目が大きく腫れている阿部一二三。 右組みの阿部一二三。 オリンピック代表争いでは阿部が先行していましたから3位決定戦でメダルを取って何とかイーブンに戻してこれからの代表選考争いを迎えたいところであります。
組み手からもう一度組み立て直す、阿部一二三。 先に技を出しているのが阿部一二三。 まずは組み手争いで右組みの阿部一二三。 ここから、もちろんこの大会、そして1年後オリンピックそこに向けての戦いが始まっています。 どうか、ここで最後の判断はロンバルドかビデオ判定になります。 ロンバルドがここを返しにいった微妙な判断ですがビデオ判定長引いています。 阿部一二三。 これが阿部一二三の意地。 ゴールドメダリストオリンピックゴールドメダリストを破りました。
阿部一二三選手の銅メダル合わせて銅メダルが3つになりました。 阿部選手も、志々目選手も一二三選手も。 そして兄の一二三選手のインタビューが入ってきましたのでご覧ください。 一二三選手何を語るんでしょうか。 阿部選手銅メダルを勝ち切って悔し涙を流す選手。 今日の敗戦、意味のある敗戦にしてくれると思いますから一二三選手は。 丸山選手も満身創痍の状態での決勝戦に望まれるわけですからこれが先ほどの日本人対決、準決勝の様子ですが序盤に足を痛めた丸山選手、最後まで戦い抜きました。
リオオリンピックへの出場の夢というものは丸山が大きなけがで断念しました。 そんな逆境の中勝ち上がってきた丸山城志郎。 お父さんはバルセロナオリンピック柔道日本代表です。 そう言われ続けてきた丸山城志郎。 みたびその痛みを抱えながらこの丸山城志郎美しい柔道でいよいよ頂点に立つのかその瞬間を日本武道館は待っています。 今日はここまで強豪を倒して今年のグランドスラム・デュッセルドルフ決勝で戦い丸山選手が勝利を収めています。 運命の決勝を迎えた、日本丸山城志郎。 26歳の丸山城志郎。 丸山城志郎です。
青い柔道着、日本の丸山。 井上康生男子監督の内股をほうふつさせるような丸山城志郎の切れ味抜群の。 丸山の内股の切れと威力は知っていますから内股をすごく警戒しているんです。 さあ、ポイントリードの丸山。 丸山城志郎日本らしい柔道で聖地で金メダル獲得です。 まずは、野村さん今日はすさまじい丸山の柔道人生が詰まったそんな戦いを見ました。 侍のような雰囲気を身にまとっている丸山城志郎です。