2019世界柔道選手権 男子73kg級 女子57kg級

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この番組のまとめ

登場するはオリンピック王者、大野将平。 今日は、73kg級オリンピック王者が世界選手権に帰ってきました。 リオデジャネイロオリンピックゴールドメダリスト、大野将平。 相手はロンドンオリンピック66kg級、金メダル2016年リオデジャネイロオリンピックの銅メダリストラシャ・シャフダトゥアシビリ。 リオデジャネイロのオリンピックのときも対戦しましたけどそのときは大外刈りから強引に釣り腰で最後、投げましたね。 これがオリンピックゴールドメダリストの力。

うまく右手を使ってコントロールしながら芳田選手の左手を絞っていますよね、下に。 これはやりづらいです芳田選手は。 これを得意としていて、今日は技有のポイントもとっている青い道着、ポーランドのコヴァルチック。 指導が青い道着のコヴァルチックに入りました。 これで技によるポイントが入った時点で決着するゴールデンスコア方式の延長戦に入ります。 ただ気持ち的には相手のほうが追い付かれてしまい今は追われている状況なので芳田選手のほうが流れはきていますよ。 ここで指導、コヴァルチック。

カナダ女子柔道界初のメダリストになった出口クリスタ。 一本勝ち!これを狙っていました出口クリスタ!ポイントリードされてからの戦い方を含めていかたですか。 カナダ代表としてオリンピックを目指している日本生まれ、日本育ちの柔道家カナダ代表・出口クリスタ逆転の一本勝ち。 若き強豪相手に大野将平、準々決勝の畳。 このシログルは1回戦から出場して4試合連続で一本勝ち。

相手が右足を大野選手の首にかけていますよね。 決まった!一本勝ち!十字固め、決まりました!すばらしい!大野将平、準々決勝までなんと4試合続けて一本勝ち。 今日はオリンピック王者と世界女王が登場する3日目です野村さん。 大野選手、芳田選手本当に強い。 大野選手の圧倒的な強さというのが勝った直後も全然表情を変えない。 2017年からカナダ代表としてオリンピックを目指すことになったんですけれども日本で学んだ柔道を生かしてすばらしい柔道家になっています。

オルジョフ選手左下もアゼルバイジャンのヘイダロフ選手。 そして右上のブロックは大野将平選手。 対戦相手は、本当に大野選手と戦うことを恐れているように見えますし実際に試合を見ていても日本生まれ、日本育ちのカナダ代表の柔道家出口クリスタがこれから準決勝を迎えます。 高校生のころからその強さと美貌を兼ね備えた柔道家として注目されてきた柔道界のビーナスです。 一本勝ち!去年敗れた準決勝。 カナダ女子柔道史上いやカナダ柔道史上初の金メダルをかけてこのあと決勝戦を戦います。

来年同じ舞台で行われる東京オリンピックに向けて芳田はこの大会を自らを勢いづける大会にしたいと話しています。 しかし、目の前に立ちはだかるは芳田が憧れるオリンピックのゴールドメダリストです。 シルバ選手ですが素早い内股、攻撃も特徴なんですが一方、相手の技をわざと組み止めて股の間でわざと返しにいく回してくるような受けの柔道もしてくるので芳田選手としては不用意に技に入らない。 オリンピックチャンピオンに見舞っていきました。 オリンピックチャンピオンを下せば来年、東京オリンピックのゴールドメダルも見えてきます。

相手はオリンピックチャンピオン。 ただ、やはりオリンピックチャンピオンなので一瞬の隙そうですね。 芳田が日本代表の座をつかめば恐らく来年のオリンピックでもこういう戦いはやってくるはず。 オリンピックチャンピオン。 芳田司もまた、今日は結局オール一本勝ちでジュニア時代からのライバル同級生、宿命のライバル対決出口クリスタが待つ決勝戦進出を決めています。 そいて来年いよいよ東京オリンピックが開催されますが柔道は同じ会場で行われているここ日本武道館です。

大野将平、必殺の内股!畳すれすれのところでつかなかったようですね。 しかしここまでのペースでは大野選手が積極的に攻めていますのでそろそろヤルツェフ選手に指導がきてもおかしくないです。 自分の持っている位置は変えずに相手の持ち位置は変えながら自分の形にしていくこれが大野選手の強さです。 実は大野選手自身も5年前の敗戦のことは、きっちり覚えているようなんですね。 ヤルツェフ選手が相手と決まった瞬間リベンジマッチだなと言ったそうです。 大野将平、見事、合わせ技一本!横綱・鶴竜も見に来ています。

本当に私リオデジャネイロオリンピックの準決勝を思い出すような一本と言われないまで何度も何度も投げにいく姿勢。 とても負けず嫌いで今日も絶対勝ってくれます!その決勝の相手は長年のライバル出口クリスタ選手。 今日は先ほどの大野選手の準決勝を振り返りたいと思います。 組み合った状態から大野選手がともえ投げに入ってから相手をしっかり投げたということですよね。 芳田選手と出口クリスタ選手の決勝です。 そのライバル関係から出口選手がカナダ代表としてオリンピックを目指すことになって彼女は更に強くなったんです。

本当に彼女は去年世界チャンピオンになって大きな自信も得て更に2連覇するために技のバリエーションを広げて柔道の幅を広げてきました。 芳田に敗れたブラジルのシルバと反則負けというピンチをなんとか乗り切ってこれで、世界大会ではオリンピック以来のメダル獲得となりましたラファエラ・シルバ、ブラジル。 今日も投げ技での決着が見られるか、本当に私自身も日本の柔道ファン世界の柔道ファンも楽しみにしていると思います。

芳田は左手で相手の襟を持ち出口は右手で相手の襟を持つ。 ただ佐藤さん芳田が内股が得意というのは出口、分かっていますからね。 去年の準決勝のときに芳田は、実は出口は後半スタミナが落ちてくるだから、後半勝負。 得意なパターンですね芳田選手の。 出口クリスタの得意技右の大外。 芳田選手のほうが身長が少し小さい分どうしても受け身に見えがちですのでたくさん動いて技をかけていくと相手にも指導が与えられやすいですね。 カナダの出口クリスタか日本の芳田司か。

心配なのは出口クリスタのスタミナです。 一瞬、背中を見せたそこのチャンスを後ろに返したクリスタ選手の勝負勘ですよね。 出口クリスタは結局、オール一本勝ちで世界の頂点に一気に駆け上がりました。 また2人で来年のオリンピックの決勝の舞台戦ってほしいなと私は願っていますね。 クリスタ選手が袖釣り込み腰にいったところ背中を見せてしまったんですね芳田選手は。 相手は出口クリスタ選手。 もちろん出口クリスタ選手が決勝戦に来て戦うだろうということは頭の中にあったと思いますが。

次は私が勝ちますということでしたが芳田選手、銀メダルです。 これは、また芳田選手少し気をとられた瞬間というところだったんでしょうか。 先に、袖釣り入られて芳田選手がバランスを崩したんですがこのときに出口選手の左手ですよねしっかり芳田選手の手をロックしているんですね。 芳田選手の右手というところですね。 ただ芳田選手去年、世界女王になってから1年間研究されているという自覚もきっとあったわけですよね。 ただ芳田選手、ここまでは本当に寝技もそうですがすごく攻め気が表れた試合だったと思いますが。

そんなアゼルバイジャンのオルジョフ選手と多くの選手が大野選手と対戦する前でもリオオリンピックの決勝と同じ顔合わせ。 リオデジャネイロオリンピックのころに比べてこのあと対する相手はリオデジャネイロオリンピックの決勝で戦ったオルジョフになるわけですがこのオルジョフに勝って大野将平は金メダルをつかみ取りました。 1回オリンピックチャンピオンになったあとに2回目のオリンピックチャンピオンを目指す中で何が変わっていきますか。 やはり世界王者、オリンピックチャンピオンになった背負うものが変わりますね。

現在、世界選手権が行われている日本武道館から生中継で行われていますが3位決定戦です。 ヘイダロフは去年の世界選手権の銅メダリストでもあります。 去年に続きメダル獲得!これが世界選手権です!世界最高峰の舞台で見せる両者の柔道。 心技体ともになおも進化し続けるオリンピック王者・大野将平。 このあとの決勝、迎え撃つ相手はあの3年前のリオデジャネイロオリンピックの決勝の舞台で戦った、アゼルバイジャンのオルジョフです。 大野将平はこの世界選手権で3度目の金メダル獲得となるでしょうか。

やはり今まで4戦全敗ということでオルジョフ選手もしかしたら玉砕覚悟で来る可能性もありますし大野選手、力はありますけど組み際というのは慎重にやってほしい。 内股、一本!すばらしい!圧倒的な力!圧倒的な技!圧倒的な優勝!無敵の王者ここにあり!大野将平、世界選手権3度目の金メダル!オルジョフの雪辱を許しませんでした。 実に見事、そして芸術的な一本勝ちを見せた大野将平。 オリンピック連覇の期待もかかる大野将平です。