緊張感、そして期待感に包まれていよいよ全日本選手権が始まりました。 松田悠良帰ってきた全日本選手権。 第88回全日本フィギュアスケート選手権。 国内最高峰の舞台全日本選手権。 荒川静香、全日本選手権どんな戦いになると予想そして、期待されますか?男子は羽生結弦選手宇野昌磨選手、高橋大輔選手とオリンピック金、銀、銅メダリストが戦う国内選手権になります。
ウォームアップエリアでは紀平梨花選手が2週間前グランプリファイナルで初めて4回転サルコウに挑戦した紀平選手。 新たな道を切り開くため逃げずに挑戦するのが紀平選手のスタイル。 グレードアップしたトリプルアクセルとその紀平梨花選手ですが先ほどまではこのエリアを出て会場内で前のグループの選手の演技を見守っていました。 そして15分ほど前からウォーミングアップのピッチを上げてショートプログラムに備えています。 今回から新たにこちらの360度カメラをウォーミングアップエリアに設置しています。
その紀平選手ショート、フリーともにノーミスで笑顔で締めくくりたいと話していますが令和最初の大きな分岐点となる今大会注目の優勝争いについては荒川さん、どう予想されますか?やはり、紀平選手を筆頭に全日本選手権の優勝経験のある坂本選手、宮原選手も調子を上げてこの大会に挑んできています。 本田さん、男子は羽生選手、宇野選手、高橋選手の3選手がそろう最後の大会になりますね。 オリンピックメダリストの3選手そして、4年ぶりに優勝を目指す羽生選手の演技に注目ですね。
決戦直前の3人の様子ですがまずは4年ぶりに全日本の舞台に帰ってきた羽生結弦選手。 氷の感触を確かめつつそんな場面もありましたが本田さんどうご覧になりました?昨日の夕方カナダから日本に帰国していますので1日練習できていない状態時差調整氷の感触もつかめていない状態でしたのでシングルになったり2回転になったりというミスがあったんですけれども練習後半きれいに4回転を決めていましたしすばらしいトリプルアクセルも成功していました。
トリプルアクセルを武器にこのショート、日本勢唯一の80点台をマークしています。 そして、このグループ最終滑走が、状態を上げている代々木第一体育館から生中継でお伝えしています全日本フィギュアスケート選手権女子ショートプログラム。 紀平選手、今シーズンはトリプルアクセルの跳び方力の使い方をしっかりとつかんでいる確率の高さがうかがえるような戦いが多いですのでこのショートプログラムもしっかり決めていけるのではないかという期待が大きいですね。
トリプルアクセル。 ハードなプログラム最後まで滑り切りました紀平梨花です。 自分が数えたカウントとジャッジが数え始めたタイミングであったりトリプルアクセルしたという判定でしたので基礎点はトリプルアクセル。 そして、3つ目のジャンプがトリプルループ。 フィニッシュのあと少し口が動いた紀平梨花です。 第4グループ1番滑走紀平梨花がトップに立っています。 最初のジャンプは非常によかったのですがバタフライの入り方からフライングキャメルスピン。
本当に、ジャンプに自信を持っていただけではなくてノービス時代から全日本連続出場皆勤賞という永井。 東京・代々木での全日本選手権を迎えました。 このあとは、坂本花織樋口新葉と続きますが坂本花織の直前の様子を伝えてもらいます。 そして去年の全日本選手権を制ししかし、今シーズン三原選手が体調不良のため休養を発表。 集中した表情で去年の全日本女王坂本花織です。 全日本連覇に向けて、そして世界を見据えて。 ディフェンディングチャンピオン、坂本花織。 全日本連覇に向けたこのショート。
結果、少し回転が2つ目のジャンプで足りなくなってしまったのですがそれだけしっかりとつなげられるというのは坂本選手の強さもあると思います。 世界トップレベルのダイナミックさを持つジャンプ。 2つ目のジャンプはダブルアクセルです。 全体的に音楽の世界観を表現する表現力緩急の出し方というのは樋口選手年々、深みが増してきました。 そしてトリプルルッツからのコンビネーションはトリプルルッツは高く大きく跳べたのですが少しトウループが小さくなってしまい回転が足りずにステップアウトになってしまいました。
生中継でお伝えしています全日本フィギュアスケート選手権。 この最終グループには16年の世界ジュニア女王本田真凜。 そして女子ショート最終滑走となったのが今年シニアデビューの横井ゆは菜です。 そんな中、強い気持ちを持って臨む全日本なので最終滑走、頑張ってほしいです。 荒川さん、この最終グループの6人の動きはいかがでしょう?ジャンプ1つ1つどの選手も確認していますが宮原選手は最初のルッツが鍵になってくると思います。
2年ぶりの全日本選手権最終グループでガッツポーズの演技です。 廣谷帆香ジャンプ全てそろえました。 そして最初のジャンプは高さがあって2つ目のほうが理想的には大きく跳べればよかったのですが少し小さくなってしまったので回転が少し足りなくなってしまいました。 14年から全日本4連覇、宮原知子。 難しいポジションですビールマンポジション。 代々木第一体育館スタンディングオベーションです。 宮原知子チャレンジのプログラム。 そして、荒川さんジャンプの回転不足が今シーズンは気になりました。
それ以外の部分では本当に華やかさも健在でしたし昨シーズンから継続ということもありこのプログラム自体も濃密なものになりスピードも緩急もよく生かされていたので全体的に本当に魅力的なプログラムに仕上がっていたと思います。 そしてフィニッシュの表情荒川さんからご覧になっていかがですか?なかなか、全日本選手権で思うような演技ができなかったところからようやく今年は、思ったような演技ができたというところ。 3年ぶりの全日本選手権最終グループ5番滑走笠掛梨乃のアイスタッツです。