<木曜劇場>アライブ がん専門医のカルテ【妊娠中にがんになったら―】 #09

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この番組のまとめ

5年前大腸がんのステージ3で腫瘍を切除しカペシタビンとオキサリプラチンで術後化学療法を行っていましたが本来ならば抗がん剤を使って腫瘍の縮小を狙う必要があります。 残念ですがまずは妊娠中絶をしそしてその後速やかに抗がん剤治療を開始するしかないと思います。 妊娠の時期や薬によって影響は様々ですが妊娠期の抗がん剤は胎児への催奇形性などのリスクがあるので先生たちが言いたいことは理解してます。 これを逃したら…私がもう妊娠できないの先生知ってるでしょ?ん?ああVRか。

それより…静さんやっぱり本気なの?小山内君約束分かってるよね?これが駄目なら…終わりだからね。 「ふと自信がなくなる」「多くを求めすぎて周りを苦しめているだけなのだろうか」静さん?静さん!?妻が急に苦しみ始めて!静さん!肝転移巣の一つから腫瘍内出血が起こりました。 腹腔内出血もあります。 ちょっと待ってください!出血している転移巣は外側区域ですよね?であれば侵襲なしに切除できるかもしれません。 いやいや残った転移巣が悪くなる可能性だって否定できないでしょ。 妊娠継続の適応を考えても不確定な要素が多過ぎる。

28週以降になったら帝王切開で出産しより強い抗がん剤治療を開始します。 光野先生から聞いたよ民代さんのこと。 腫瘍内科医になってからずっと民代さんのことみてたから…何ていうか…。 腫瘍内科は他の科と比べると患者さんと向き合う時間が長いからいろんな感情が生まれてくるよね。 僕から看護師長に話しとくから。 さすが!あの鬼看護師長まで懐柔しちゃって。 さすが阿久津部長!最近よくお目にかかりますね。