圭太は娘の誘拐犯である元妻の由貴子と激しい攻防戦を繰り広げてきた。 仕事上のトラブルでも?顧問弁護士を務めていたある企業の社長から顧問を外したいと打診は受けていました。 仙台由貴子という人物は…。 白河さんあなたも共犯では?はぁ?仙台由貴子の死の偽装に手を貸そうとした。 遅かれ早かれ矢吹君の遺族が品川の偽装建築にたどりつくでしょう。 これ以上無理に隠して後々過去の偽装建築まで暴かれたら帝東建設はおしまいです。 ただしそれ以前の偽装建築についてはふれずにおいていただきたい。
さよなら!そっか由貴子が。 母さん由貴子さんと会って初めて…。 来た来た!あっ社長!社長!品川の偽装建築は社長の指示ですか?怖かったんだ。 それは品川の件とはまた別の話じゃありませんか?社長!カシャカシャ!品川のマンション偽装建築が問われている帝東建設の長沼豊社長が警察の事情聴取に…。 最後まで俺と母を助けてくれたのは仙台由貴子さんですね。 うぅ~…うっ!うっうっ!由貴子さん早く!おい待て!金も残り全部押収されたって。 由貴子さんは?1人で逃げてる。 由貴子はこれからどうすんのかな。
ドーン!1度目の爆発のあと操縦士が海に飛び込んだのを確認して。 派手に爆発まで計画して結局逃げきれなかった。 10年前の火事のことだ。 瞳!あのあと由貴子しばらく帰ってこなかった。 なぜでしょう?10年前の私の秘密を知り脅した君が今も忘れられない。 長沼のことも全部警察に話してた?俺が秘密にしようってそう言ったから…。 俺だって嫌だよ秘密なんて。 隠しきれない秘密が一番罪深い。 帝東建設はまだ大きくなれる。 あなたとなら白河由貴子になればなれるんじゃないかって。