桶狭間~織田信長 覇王の誕生〜【命がけでこの世を変えた信長の愛と宿命の物語】

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この番組のまとめ

[人を欺き駆り立てあやめるときの信長を存じませぬ][されどそこに至るまでの信長を見てまいりました][信長は誰も信じない遠い明日を信じ織田信長を誕生せしめたのです]♪~大丈夫なん?♪~仕事もあるし全然大丈夫!♪~友達とかもいるから♪~ずっと離れていても♪~慣れっこだから♪~あなたは全部♪~知ってるのかな♪~いつものように♪~聞いてくる♪~大丈夫か嗚呼ひとのときを、想う。

ときを上げよ!エイエイオー!エイエイオー![駿河の総大将今川義元はこの日の朝尾張領内の今川方の拠点沓掛城をたっていた][足利幕府が生まれて以来御所が絶えれば吉良が継ぎ吉良が絶えれば今川が継ぐといわれ今や吉良家よりも勢力が上となった名門今川家がいよいよ尾張一国を切り取るために攻め込んできたのである]われらは侵略をするのではない。 丸根砦を守る佐久間大学殿と鷲津砦の織田玄蕃さまの知らせによると今川方は大城に兵糧を運び入れたとのこと。

[今川義元は尾張の織田家にとって最大の宿敵でした][那古野城にて家督を継いだばかりの織田信長はそのころ清洲城を支配していた同族の織田大和家とも敵対しており尾張統一も道半ばでした]よいか帰蝶。 わが婿織田上総介信長は噂にたがわぬうつけ者か?それとも娘が申すように日の本一の婿にしてたけだけしい武者か?畏れながら申し上げます。 もし噂にたがわぬうつけ者だとしたら尾張の織田家を攻め滅ぼしわがものになさるご所存にございましょうや?百聞は一見にしかずと申しまする。

織田上総介信長にござりまする。 [父は本当に信長のために留守居の兵を派遣したのです][そしてその一部始終を見聞させ報告させたのです]織田上総介信長公の軍勢は大風の中海を船で渡り着陣。 [信長は斎藤道三という強い味方を得たことで勢いが増し敵対していた清洲城も手に入れました]《求めるならばこの身が滅びた後の面白きかな…。 [信長さまとわれらは熱田から丹下砦を通って善照寺砦に着いた][この時点ではまだつかめていなかった][今川義元と信長さまの駆け引きがこのときすでにあの場所で始まっていたのだ]あい分かった。

今川義元は慎重な弓取りじゃ。 ならばいかにして?今川義元は慎重に兵を分けて陣を構えてるはずじゃ。 過信?義元はな兵力を盤石に分ければ分けるほどはっ!今川義元は馬ではなく朱色の輿に乗って出陣してございます。 さすが今川義元。 [そのころ善照寺砦よりさらに前線で今川の先陣と対峙する中島砦では思いも寄らぬことが起きようとしていた]善照寺砦に入られた信長さまはまだそのことを知らぬのじゃ。

何が下克上じゃ!見よ!これが信長に従いし者の末路ぞ。 いや今川義元は中島砦を取らん。 こちらから決戦に持ち込みまするか?それは信長しだいじゃ。 今川義元を見ました。 桶狭間の中腹が本陣で間違いござりませぬ!ようした藤吉郎簗田。 はっ!服部小平太毛利新介。 はっ?目指すは本陣今川義元の首ただ一つじゃ。

何とぞ何とぞ尾張のため織田家のためにお立ちくださりませ!筆頭家老であるそなたが信長公の家臣を皆取りまとめられると申すのであろうな。 [信長さまに謀反の戦を仕掛けた勘十郎さまは稲生の村の合戦で信長さまに敗れたのである]いえ。 信長殿勘十郎のことはどうかお許しくだされ。 勘十郎もその器にないとこれでよう分かったであろう。 それなればそのように勘十郎に伝えてやってくだされ。 母上は勘十郎だけが生きがいでのう。 苦労掛けるがこれからも勘十郎に仕えてやってくれぬか?よかった。 勘十郎さまのみと。

[柴田勝家は織田家随一の猛将だが俺はこの男が嫌いだ][信長さまを恐れ己の利のために勘十郎さまをあっさり裏切った][このような者こそこたびは今川方に寝返っているのではないかと[尾張に進攻した今川義元が桶狭間山の中腹に本陣を構えたことを突き止めた信長さまは善照寺砦を出発し最前線の中島砦に向かおうとしていた]お待ちくだされ!なりませぬ!なにゆえ止めるんじゃ。