第1戦第41回大阪国際女子マラソン招待選手の入場です。 ジャパンマラソンチャンピオンシップシリーズJMCシリーズ第1戦奥村組スポーツスペシャル第41回大阪国際女子マラソン。 シドニーオリンピック金メダリスト高橋尚子さんそして、マラソン日本歴代2位の記録をお持ちの渋井陽子さんです。 東京オリンピックが1年延期になったことで2年半後にはもうパリオリンピックを迎えるという高橋さんスケジュールなんですよね。 また来年の秋にはオリンピック代表選考会マラソングランドチャンピオンシップ・MGCが行われます。
そして今年夏の世界選手権来年秋のマラソングランドチャンピオンシップそして2年後のパリへの一歩となります。 男子のペースメーカーの後ろにナンバーカード1番の松田瑞生その後ろに上杉真穂さらには佐藤早也伽世界選手権を目指すと話している3人がその先頭集団にぴったりとくっついていくということになります。 1つ基準となるのが今年夏の世界選手権に向けて2時間23分18秒以内日本人2位以内というのがその条件になってきます。
今回の大阪国際女子マラソンなんですがヘリコプターからの映像あるいは移動中継車さらに選手の近くのリポートバイクなどを駆使しまして立体的にレースをお届けしてまいります。 そして今回の大阪国際女子マラソンではデータ放送での現金10万円などさらに今年なんですが番組公式YouTubeにて地上波放送の岡安さんから呼びかけがあります。 第41回大阪国際女子マラソン先頭集団は早くも2人に絞られようとしています。
先頭グループは国内最高記録やもう日本人が16年以上出せていない19分台も狙えるほどの速いペースが想定されています。 1号車放送の解説はアテネオリンピック金メダリストで女子マラソンの日本記録保持者野口みずきさんです。 まずこのあと5キロのチェックポイントを迎えますが1キロごとのラップタイムでいいますと3分24、3分12、3分183分16、多少前後するところはあるんですけれどもここまでは19分台が出そうなぐらいのハイペースですね。
そんな中で日本記録を狙うのかといわれるくらいのペースで先頭集団の2人がレースを引っ張っているんですがこの松田瑞生現役女子マラソンランナーでは実力、実績ともに最上位の1人です。 そして、2年前の東京オリンピック代表選考レースでは自己ベストを大幅に更新する2時間21分47秒で優勝。 東京オリンピックまで本当に4日前まで最善の準備をして本当最後16分10秒近くに上がるくらいの40キロをして最高の状態だったんですけども走れない、そこでオリンピックも泣きながら見たそうなんですよね。
佐藤選手が実力があるので第1グループでいくのか2で行くのかっていうのは非常に注目していたんですけど初マラソンで2時間23分台という記録を出して2回目のマラソンが24分台非常に安定しているんですがどうしても後半落ちるレースが多かった。 パリオリンピックを目指すマラソン界のホープ佐藤早也伽。
なかなか現在は海外からの移動も難しいという中で女子のトップクラスの選手たちのペースメーカーも起用というのも難しいんですが今年も男子が協力してくれるという形でこのハイペースが刻まれています。 そして、後ろの集団のほうでは今度は積水化学うさまるのキャラクターが描かれていたりということで本人の好みを反映したボトルになっていますね。 第3集団は現在5人先頭の選手からドーハの世界選手権に出場した池満綾乃。
さらには7番のおととし世界ハーフマラソン日本代表にも選ばれた萩原歩美最後方に9番の家事と競技を両立する市民ランナー54回目のマラソン出場山口遥がいます。 さて今回の大阪国際女子マラソンは次の各社のご協賛、ご協力をいただいて大会を運営しています。 堅実経営、誠実施工を信条とした総合建設会社・奥村組は今年も大阪国際女子マラソンに協賛しています。 そのハーフマラソンで注目なんですが長年、陸上界の先頭を走ってきた福士加代子選手が渋井さん、ラストレースを迎えるということなんですよね。
同じような非常に速いペースで刻んでいたというところもありまして多少の余裕もまだあるのかもしれませんがこの先15キロ付近の監督・コーチエリアではこのダイハツの山中美和子監督も待っています。 依然として男子ペースメーカーを除くとダイハツの松田瑞生そしてスターツの上杉真穂というこの2人が20分を16年半ぶりに2005年の野口みずきさん以来誰も切れていないというそんな記録達成なるかというハイペースでピッチを刻んでいます。 この大阪城に見守られながら今、その横を松田瑞生、そして上杉真穂と通過していきます。
2時間23分18秒というオレゴンの世界選手権の代表選考基準にもクリアできるようなタイムですから十分期待できますね。 谷本選手と松下選手落ち着いて、渋井さん取っている印象あります。 間もなくランナーたちは大阪城が見えるポイントから大阪の市街地へと入ってくるそういうポイントを迎えています。 松田選手のこのパワフルな走りと上杉さんの滑らかな走りが非常に対照的なんですけど非常に実力を2人とも出していると思いますね。
そこを何とか乗り越えないとここでは最後まで御堂筋大阪の景観も広がってくる中で自分へのご褒美をっていうような感じで走っていたので気分転換になるといいと思います。 梅田と難波を結ぶ大阪一のメインストリートいわば大阪のシャンゼリゼ通りといっても過言ではないかもしれません。 街の雰囲気がガラッと変わったところでここでどうでしょう選手の気持ちもというところなんですが広い通りに出てきて何かポイントはあるんですか?ここは広いんですが、両脇にここ、ビジネス街でもありますし建物が結構集結していてそして街路樹もあるんですね。
一方、松田瑞生のハーフマラソンの自己ベストは1時間8分32秒その中でこのペースというのは実は2020年も1時間9分54秒でハーフを通過していたという意味ではこの2年間の伸びしろが問われるというここからの後半戦となりますね。
特に今、一番後ろで赤いユニホームのしまむらの阿部さん去年は3位にはなっているんですけれども今回は2時間24分切り3位に入るんだとボランティアでずっと指導してくださっている渡辺先生に恩返しをしたい今回、それができなければ俺は見ないぞっていう発破もかけられているそうなので進退をかけてではないですけれども本当に覚悟を持った走りをしていると思います。
ただ、このあと上杉まだまだ世界選手権への出場の目安となるタイム2時間23分18秒これははるかに上回っているペースですからね。 そして、第2集団も先ほど25キロを通過したんですけどこちらも25キロの通過タイムからフィニッシュ予想しますと2時間22分35秒という今天満屋の2人がちょうど給水をとるところですけど、高橋さんこのペースでいきますとこちらも世界選手権の基準の設定タイムは非常にこの高速ペースでレースが進んでいます。
長居の有森さん松田選手の余裕度等々余裕度というか、たぶんペースメーカーに松田選手が合わせるというよりは松田選手にペースメーカーが合わせてる感じですね。 松田選手って通常の練習の時から前の人についていくという練習をしたことがないみたいで自分がいつも常に前にいる状態でペースを作っているという流れがあるのでペースメーカーがいても自分のペースというものを作るタイプの選手でいうと松田選手にペースメーカーが合わせてるような雰囲気の中で上がっていっていると思います。
ベルリンとか世界大会でっていわれるんですけれども今やこの大阪のレースというのは平坦でスピードが出るコースでまた男子がペースメークしてくれてたぶんもうベルリンとかシカゴに引けを取らない最高のパフォーマンスが出せるクオリティーの大会だと思いますね。 前半のほうでも皆さん、言われてましたけど本当に競走馬のようなきれいな筋の入った筋肉でそして力強い腕振りはうまく足と連動していて最終的に1か月の走行距離このあとの距離に対しての不安もこの玉造筋のジェットコースターのようなアップダウンに挑んでいくということになります。
佐藤選手なんですけれども先ほどから少し間をあけるなというところがすごく私も気になっていましてちょっと第2集団に変化があったということでこのアップダウンを力強く乗り越えていくという走りは変わりません。
この辺りが世界選手権あるいはMGC獲得争いというところで順位も気になってくるんですがその前の2位上杉選手単独走になっているんですが。 この単独走の上杉選手の前に松田選手がいるという状況ですね。 上杉選手も、普段は1人でペース走をすることも多いですし長い距離も淡々とこなせる選手粘り強さもあるので、しっかり走ってもらいたいんですけどこの時、どうしても2号車が追い付いてくるんじゃないかなっていうすごい恐怖感ってありますよね。
千葉さん、これは松下選手が前に出たというよりは佐藤選手が遅れたという感じですか?遅れていますね。 松下選手はもうずっと川内さんのあとにピタッとくっついて省エネで走っているんですけれども佐藤選手は何度か苦しさの波が来ていましてくっついたり離れたりということを繰り返していたんですけれども今は少し完全に遅れてしまったという状況になっていると思うんですね。
山中監督が大きな声を出して待っている。 山中監督でした。 野口さんも山中監督のことは現役時代からよくご存じだと思いますが松田にとっては大きな存在ですよね。 また、たぶん、きっとですね山中監督のことを監督というかもう姉のようなふうに親しんでいると思います。 残り5キロを切って果たしてどのくらいの余力が残っているのかまだ国内最高記録にチャレンジできるという松田瑞生です。 そしてこの松田瑞生選手の後ろが非常に面白いことになっています。
ただ、今はその悔しい経験がこれから生きてくるんじゃないかと思っているだからこそ、この走りがそして、まだもちろんですが自己ベストというところの自分を乗り越える去年の名古屋で達成できなかったその自分超えというところではまだ大幅に上回るタイムで走っているこの松田瑞生です。 でも、悔し涙で終わるのは違うと思ったので今はちゃんと自分の目標を達成するまで続けたいと思うというこの松田瑞生。
間もなく松田の前にヤンマースタジアムが見えそうになってきているラストスパートの瞬間をそして後続なんですがこの松田選手から離れて上杉選手そしてご覧いただけるでしょうか先ほどいったん前に出た松下選手の後ろにもう一度、谷本選手が盛り返してきていますね。 きょうの松田瑞生はまず序盤は2時間19分台が出そうなハイペース。 日本選手権連覇初マラソンでいきなりの優勝20代前半は順風満帆の陸上人生でした。
大阪三度目の優勝の先に広がる世界選手権、そして2年後のパリオリンピックへ視界を捉えた。 2時間20分台大会記録更新は見えている!大阪の歴史を変える松田瑞生生まれ育った大阪から世界が見える!パリが見える!笑顔の花束でフィニッシュだ!2時間20分52秒!生まれ育った大阪の歴史を変えました!大会新記録!出し尽くした松田瑞生。 マラソングランドチャンピオンシップの出場権を獲得しました。 世界への挑戦そして、世界と戦う覚悟を決めた佐藤早也伽マラソングランドチャンピオンシップ出場権は手にします。
この人もマラソングランドチャンピオンシップに出場したんですが9人中9位というあの時は悔しい思いを味わいましたね。 この岩出玲亜も次につながるもう一度、マラソングランドチャンピオンシップへという思いがたぎるそんなレースとなりました。 放送席、放送席優勝した松田瑞生選手に大阪陸上競技協会の松本正義会長よりオリーブの冠が授与されます。
東京オリンピックで選ばれなくて悔しくて涙も流してテレビを見ているときも何の声もかけずに見守ってくれたとそれがやっぱり家族の優しさなんだなただ、やっぱり山中監督でありお母さんでありを世界陸上に連れていきたいそして、世界の猛者と戦って絶対自分の強さというのを見せつけたいんだという思いは人一倍持っている選手ですね。 そして2位に入った上杉真穂選手のインタビューも入ってますのでご覧いただきましょう。