フェルメールと17世紀オランダ絵画展開催記念 小芝風花が解くフェルメールの封印

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この番組のまとめ

「1641年4月23日僕が8歳のときわが家は引っ越しをしました」「お父さんはここで宿屋と居酒屋そして絵を売る仕事をしました」「僕の生まれ育ったデルフトの町は緑豊かな美しいところです」「町の外れにあるコルクの港は僕のお気に入りの場所です」「大きな雲とやわらかな太陽の光」「静かに揺れる水面に空が映ってとても奇麗です」[デルフトはオランダ南部にある古都][鮮やかな青い絵付けをした陶器が名産です][実はこの小さな町である人物と出会ったことがフェルメールを光の魔術師にしたといいます]多くの作品で画面左側に窓があるの

[スカーレット・ヨハンソン主演で映画化されたフェルメールの代表作…][こうした光は肉眼よりもレンズを通したときにぐっと際立って見えるといいます][フェルメールの時代にもそんな特別な光を捉える装置が発明されていました][初めて見るレンズ越しの世界で光の点がきらめくことを人々は発見したのです][カメラ・オブスクラの原理は単純です][密閉した箱にレンズを取りつけ外の光を取り込みます][箱の中に入った光はまるで写真のように投影されるためレンズが描き出す光の表現をじっくりと観察することができたのです][『牛乳を注ぐ

[ともいわれた貴重な宝石でした]海を越えてやって来るという意味で…][とも呼ばれ通常の青い絵の具の100倍以上の値段がついたといわれています][フェルメールは市民の日常を描く風俗画に貴重なラピスラズリをふんだんに使っています]黄色です][鮮やかな青と乱反射する黄色]売り渡すほど困窮していたともいいます]「そんな時代の移り変わりとともに人気のある絵も変わっていきました」[フェルメールがこの世を去った後残された作品は話題に上ることも少なくなり徐々に時代から忘れ去られていきました][しかし20世紀に再評価の機運