相棒セレクション 相棒11 #8

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「将棋電脳戦田辺龍馬とMETiSの戦いはいよいよ大詰めを迎えています」「勝つのは人間の頭脳なのか?それとも人工知能なのか!?」「後手5三同金」♪~「先手4一飛成」「おーっと!ここで龍馬飛成だ~!」龍馬のってきたな。 「時田名人心境やいかに!?」「安西教授。 次はいよいよ時田名人との戦いですね」「名人と対決する日はコンピューターが人類を凌駕する歴史的な日になるでしょう」「自信満々ですね。 ええ先週将棋電脳戦で龍馬に勝った人工知能の開発者です。

そんなコンピューターが相手なら将棋界の人たちも相当ビビってたんじゃないっすか?曾根崎会長もまさかここまで強くなるなんて思ってなかったでしょう。 そもそも電脳戦は将棋連盟とコンピューター将棋ソサエティーが協力をして進めてきたんです。 この上時田名人が敗れたら将棋界は立つ瀬がなくなる。 昨日の午後2時から5時までどこで何をしていたか証明出来ない人って東京に何人くらいいると思います?えっ?それみんな被疑者って事かな?はいはいはい。

でも忘れたい過去ならどうしてまた将棋の研究を?それは師事していた安西先生が将棋ソフトの開発を始めたからです。 あくまで人工知能の研究です。 人工知能は今後色んな分野で応用されて人々の生活を劇的に変えていくはずです。 電脳戦はその基礎研究の成果を試す絶好の機会なんです。 彼女がどうかしましたか?坂口彩子さん今は篠田彩子さんといいますが亡くなった安西教授のもとで人工知能の研究に携わっています。 …え?12年前当時17歳だったあなたは将棋会館の近くの喫茶店でアルバイトをしていた山口という男と交際してましたよね。

京南大学の人工知能研究ルームでは研究費で購入したものについては全てこのような備品シールが貼られてありました。 曾根崎会長安西教授はあなたに人工知能研究の研究資金を提供するように迫っていたのではありませんか?電脳戦でわざと負ける事を条件に。 そんな言い訳が通用するとでも思ってんのかよ!?曾根崎会長今駒を1つ動かしたと「将棋電脳戦最終局がいよいよ始まりました」「果たして人工知能が人間の頭脳を超えるのか?」「それとも名人は踏みとどまるのでしょうか?」「後手8四歩」8五歩。

どうして盤の傷が犯行時に出来たものだと言い切れるんですか?事件の直前曾根崎会長があの部屋を訪れていました。 正々堂々戦ってあなたに勝ちます!このままでは人工知能の研究が立ち行かなくなる。 これが両者にとって最善の道なんだよ!私はこの対局のために全てをかけてきたんです!いい加減にしろ!君にはもうこの研究から外れてもらう!先生…?先生?♪~時田名人には勝てなかった。