池上彰の知っておきたい大ベストセラー

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本が売れない時代でも100万部を超える大ベストセラーは存在する。 ゲストの皆さんに課題として大ベストセラーを読んできて頂きました。 あの…先にカムアウトしておきますけど僕は割と漫画全般大好きですけど活字ビッシリの厚いやつは今日好きになれればいいな…ぐらいの。 この番組は今売れている大ベストセラーにはどんな事が書かれているのか池上流の解説とともにご紹介。 まず最初は今売れに売れている話題の大ベストセラー。 なんと130万部を超え本屋大賞に選ばれた大ベストセラーです。

だから実はね太平洋戦争中あるいはその前の段階で日本とアメリカの関係が悪化するとアメリカは日本に対してオクタン価の高い石油の輸出を止めるんですね。 アメリカの経済制裁を受けて非常に質の悪いガソリンやら石油を使って戦争せざるを得なかったっていう事なんですよね。 1941年日本軍は石油を確保するため実力行使に出ました。 つまり日本はですね石油のためにアメリカと戦い石油のために負けたという事なんですね。

これに怒ったイギリスはイランの石油を積み出す港へと通じるホルムズ海峡に軍艦を派遣。 そんな中イタリアの石油会社がイランの石油を買い持ち帰ろうとしたのですが待ち構えていたイギリス海軍に捕らえられ石油は没収。 覚えてらっしゃいますか?石油を積み出す前の世界でもトップクラスの巨大タンカーだったためチャネルを通過出来るかどうか誰もわからなかったのです。 イギリスは言ってみればこれを封鎖していずれまたイギリスのものに取り戻してここから石油を運び出したいわけですから。

こうやってほらそれまではでも日章丸がこうやってメジャーに関係なく石油を持って来る事が出来ましたでしょ?晩年国岡鐵造は石油に捧げた人生を振り返りこう言いました。 でも彼がなぜ「ゴルゴ13」と呼ばれているのか知っていますか?ほらイエス・キリストが十字架にかけられたのはゴルゴダの丘。 そしてイエス・キリストを裏切ったとされているのは13人目の使徒ユダでしょ?へえ~知らなかった!つまり不吉な「ゴルゴ」と不吉な「13」でゴルゴ13という名前の暗殺者。

でそのチャベス大統領今年亡くなったんですけれどもこれまでずーっとここの大統領だったんですよ。 チャベス大統領は反米社会主義路線をとった事で知られ『ゴルゴ13』でもこれをベースにストーリーが描かれています。 例えば本の中で「チャグレス大統領は映画で反米イメージを盛り上げようとしている」と書かれていますが…。 ところがこの反米の大統領反米パフォーマンスがですね物議をかもす一方一部の人から熱狂的に支持されるという事があるんです。

今多くの本屋さんで特設コーナーが作られ山積みになっているのがたくさんの本が出版されてベストセラーになっているそうなんですが一体今回は岩田規久男さんの著書『リフレは正しい』小幡績さんの著書『リフレはヤバい』を取り上げたいと思います。 リフレとは本には「市場にお金を出回らせわざとインフレを起こす事」と世の中にお金がうんと出回っている状態をインフレーションと言いお金の量が少なくなっちゃってるのをデフレーションと言う。