黒柳徹子:お城が大好きな、今日のお客様。 坂東三津五郎さんです。 黒:歌舞伎俳優でいらっしゃいます、坂東三津五郎さん、今日のお客様です。 坂東三津五郎:よろしくお願いいたします。 黒:この間、新しく出来た歌舞伎座に、『徹子の部屋』のスペシャルで…。 坂:いかがでしたですか?新しい歌舞伎座の感想。 坂:ですからね、楽屋にいると、ああ、新しい劇場なんだと思うんですけど、舞台へ行くと、あれ?前の歌舞伎座に戻ってきちゃったんじゃないかって、不思議な感覚を味わってました。
坂:歌舞伎のお稽古っていうのは、4日ぐらいしかございませんので。 やはり、日々、この積み重ねの稽古で、自分の体を作っておかなきゃいけませんよね。 ですから、普通のお芝居のお稽古と違いまして、一からお稽古するんじゃなくて、その4日間、5日間で、そのお互いの呼吸を合わせる。 だから、そういう稽古なく、全部、自分でやってて、バッてやるっていうのは、やっぱり、前にやったものにもせよ…。 僕もたまに、歌舞伎以外のお芝居、ひと月ぐらいお稽古させていただくと、このぐらい稽古が出来るといいなと思いますし。
まあ、高校生2人ですから、一番安い部屋を頼んで。 で、それがたまたま、宛名が、歌舞伎役者の名前だったんで、旅館の人に、2人の素性がばれちゃって。 祖父が、ずっと関西歌舞伎におりましたので、京都におなじみが多くて。 黒:普段の生活なんですけど、巳之助さんも一緒に住んでらして、お嬢さんが、あと2人いらっしゃるんですって?坂:はい。
中村勘三郎:「今までの中でね、人生ね、初めての経験をしたの」黒:「えー!どんな?どんな?どんな?」中:「ちょっと待ってくださいね」「あのね、イタリアなんですよ、ところは」うちの女房と私と、それから、芝翫のお父さんとお母さんと、4人合わせて7個ぐらいあったのね」「それが、重たい荷物なんですよ。
で、これから見ていただくんですけど、これは、太郎冠者と次郎冠者が、とにかく、お酒飲まないように、黒:ちょっと見せていただきますね。 次郎冠者:「太郎冠者、こたびは連舞しよう」太郎冠者:「心得た」♪~黒:ほろ酔い加減の2人なんだけど、全部覚えてますんでね。 毎日、皇居にぶつかって、江戸城というか、皇居というか、そこを通って、歌舞伎座に通うんですが。 マイナスイオンがフワーっと、もう本当に、すてきなところです。