ビートたけしのTVタックル

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「そこで今夜は大前夜祭の特別バトル」「長年にわたって番組が論じ続けてきた男女間の仁義なき戦いはこよいこそ決着するのでしょうか?」「ゲストは…」「『TVタックル』が生んだ大スター…」「日本ラグビー史上最高のスタンドオフ」「平成の男道を貫く…」「数多の夫婦関係を見つめ続け家庭の大事さを訴える…」「そして男女の問題を散々議論してきたのに結局何も進歩していない鈍感3人組をこれからもよろしくお願いします」というわけでなんの変化もない。

晩婚化も進み出生率が1.57という当時の史上最低を記録。 そんな中番組開始から2年ついにこの方が『TVタックル』に降臨する。 夫のパンツを妻が洗うのは当たり前とする日本社会の常識は奴隷制度に等しいと主張する田嶋先生のパンツ論争。 それから昔結婚してた時…2回結婚したんですけども2回ともその辺が離婚の原因とかそういう事は全然関わりないんですか?いやあるかもしれない。 どうして男だけは自分の子供も持って仕事も持って主婦も持ってパンツ洗いと飯炊きさせてそして仕事。

2003年には参議院議員を辞めデフレから脱却出来ず庶民の生活が苦しくなっていく中女性の立場は安定した専業主婦と困窮する派遣OLの二極化へと進んでいく。 とにかく女性が男性の奴隷だみたいな事をあの…田嶋さんがですねこの25年間害毒を流し続けたものだからみんなそっちの方に引かれて私が言ったような社会全体の本質的な問題にいかなかったんですね。 この『TVタックル』を見てる人は二十何年前の田嶋先生の発言を聞いてる人と今これを見てる人は全然違う受け止め方をしてると思うんですよね。

だから専業主婦になりたいっていうのは希少なものであると。 専業主婦は逆にもうなれない希少なものなんですね。 子供も守ってやりたいと思う責任感の強い男性こそが今結婚に向かなくなってるっていうのが…。 Facebookのナンバー2のシェリル・サンドバーグさんっていう人に会ったんですけども。 彼女が言ってるのがなかなか面白かったのはつまり男性と女性が仕事をするフルタイムの仕事をすると。 それで子供が生まれたり家事が…っていうとそうすると女性はフルタイムを2つ持った事になると。

会議の時に子供が熱出したから会議抜けますって言ったらどこの惑星の人ですか?って言われちゃうでしょ?だから女性もそうやって戦ってきて今男性がちょっと戦ってる状態なんですけど。 だから一回だからねこの間美輪さんの『ヨイトマケの唄』ってNHKでやったでしょ?あの時ねあれを昔丸山明宏で歌った時にねあの…「ヨイトマケの子供きたない子供…」ってこう歌うわけだ。 もう夜中に台所でこうやって気が弱いからいいようなもんのさ飲んじゃうと殴るじゃない?だって子供で…子供ね?子供3人で親父殺そうって。

少なくとも父親だったかもしれないですけど僕が今運営してる…僕は子供2人いますけど家庭はそれは母親が決めるかもしれないね。 オランウータン!人間社会で…。 ワンストップってのがあってね。 ワンストップってねイヌが鳴くとねこう首に巻いてイヌがワンっつったらねビリッて電気流してねイヌがワンって鳴かなくなっちゃうの痛いから。

会社で責任取れない男性が家で責任取れるとはちょっと思えない。 例えば会社があって家庭があって俺は仕事では責任取るけど家では責任取らないとかさ2つは出来ねえみたいな事になってない?俺なんか…若手なんか50人もいるじゃない。

だから育休3年っていうのは要するに社会で子育てをしていきましょうっていう提案ですから子育てするバックアップとして企業もポジションを空けて待っていてくれるという事だけで…。 でも1つこういう話題が出てきてね例えば大企業にお前のとこ1人役員は女性にしろよと始まってまあそれも最初は「ええ?」ってみんな思ったり僕の同級生なんかもまあいわゆる一般職っていうの?事務職って昔分かれてて入ったら2~3年で旦那見つけて結婚するっていうものだったんです。