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猛烈な暑さに見舞われた今年の夏高知県四万十市では最高気温41度と観測史上、国内最高記録を更新熱中症による死者は100人を超えている日本を襲う異常気象河川が氾濫更に土石流、土砂崩れが山間部の集落を襲い一瞬のうちに家やインフラを破壊し多くの人の命を奪い去っていくこれまで経験したことのない豪雨が日本中で牙をむく東京をはじめとする都市部ではゲリラ豪雨が頻発かつて経験したことのないゲリラ豪雨に東京が襲われたら…防災のスペシャリストが指摘する東京がはらむ危険とは?夕方、突然降り出したこの局地的な大雨は…ひとたび見舞わ

頻発するゲリラ豪雨1時間に50ミリを超える雨量に対応できるように氾濫を防ぐという都内最大の調節池が環状七号線の下にある神田川調節池豪雨になると氾濫を繰り返した神田川だったが調節池が造られてからはその被害は激減施設稼働の前とあとでほぼ同じ規模の雨が降ったときの被害を比べるとその効果がよくわかるこうした調節池は工事中のものを含めると都内に現在28か所そこで今、建てられているのが全長3.3kmの古川地下調節池2015年度に完成予定のこの調節池小学校の25mプールおよそ300個分の貯水が可能になり、この地域を水害

こう言っちゃなんなんですけども結局、コンクリート水吸わないし、コンクリートの事業を増やそうというなんか、そういう発想に聞こえちゃうんですけども。 須田:コンクリート化されたからこういった地下調整池が必要だということなんですよね。 石原:だから要するにある種、コンクリートがヒートアイランド現象という…。 尾立:ただね藤井さんのおっしゃるようにコンクリートでまた固めようっていう発想は時代遅れですよ。

6人の死者が出た実は1年前も…去年7月当時、観測史上最大の雨量が九州北部を襲った熊本県阿蘇市では未曽有の土砂崩れが広い範囲にわたり発生この土砂災害などで阿蘇市では死者21人行方不明者1人全半壊した家屋が1181棟と昨年の豪雨で最も大きな被害が出た見渡すと、土砂崩れによってむき出しになった山肌が現在も至るところで見受けられる豪雨で流された家屋この大きな被害を国は激甚災害に指定したつまり、激甚災害指定はあくまでもとの状態に戻す作業だけ果たして、意味はあるのか?そんな国の制度に不安を募らせる被災者の1人土石流が

国土強靭化計画とは…政権を取り戻す前の去年7月自民党が防災・減災を名目に打ち出した公共事業復活計画だその規模10年間で200兆円つまり、消費税増税をめぐる当時の野田政権との合意で消費税増税の中に国土強靭化の精神も盛り込まれていたということなのかかくして、政権に返り咲いた安倍総理のもと今年5月、国土強靭化基本法案が国会に提出された法案の成立を待たず今年度から、すでに小泉政権以後、凍結されてきた高速道路建設などが再開され計画は動き出している国土強靭化っていうのがなんなのかっていうのをちょっと簡単にだけ申し上げ

迅速に回復するときに例えば今のようなところにどういう支援をしていくかっていうこともきちんと考えていくっていうのが実は国土強靭化の概念の中に入っているんですね。 大竹:じゃあ今の人どうするの?藤井:国土強靭化も…。 大竹:だから、国土強靭化の中で今の人はどういうふうに扱われるの?それを本当、申し訳ないんですけど今、3月から議論を始めていろんなことを議論してるところでそういうところに関しても議論していこうということが…。

10年で200兆円という国土強靭化計画だが国に湯水のように予算があるわけではない今、公共事業の優先順位が問われているのだいや、おいしい。

高度成長期に造られたインフラの老朽化が進んでいる2010年度のインフラの新設や維持・管理にかかった費用はおよそ8.3兆円その内訳は新設に3.6兆円維持・管理費などに4.7兆円だった国交省の試算によると、予算が2010年度のまま増えないと2037年度には新設どころか維持・管理費も賄えなくなるというそして2060年度までの50年間でおよそ190兆円もインフラの維持に必要なのだ子や孫のためだったはずのインフラが未来への負の遺産になりつつあるのだこのぐらいですけれども2m以上の橋だと70万ぐらいあるわけですよね。