渡辺篤史の建もの探訪 傑作集

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『建もの探訪』放送始まって25年目です。 え~…1200軒以上の建物を紹介しているんですけども今日はですね最近の放送の中から6軒皆さんに見て頂きたいと思います。 丘の上のね非常にシンプルな建物ですよね。 2つの建物に挟まれた空き地のイメージのリビングダイニング広さおよそ27畳天井高最大7メートルの巨大空間ですそして嬉しいのはね天井壁白。 ハイサイドからトップライトから…。 このなんか空間がねえいわゆるペンダントライトの光と相まってなんとも言えない雰囲気を作り出してる。

もう少し時間が経過していくに従って右に右に移動して…。 ああ~!あっ!そうか…!見上げてねなんだろうなこの明かりがね手前にあるのが…。 でクラシックやってらっしゃる?はい。 本当の趣味で手習いです。 とてもなんかこうまたここで立ってもそしてしゃがんでもね色んな形でこの空間を使いきる事が出来るという事ですよね。 でペアガラスにしてある。 なぜ?あの…やはりここが壁になってしまうとかなり圧迫された空間になってしまうので眺めよく広く感じながら吹けるようにという事で。 防音のためのペアガラスという事ですよね。

2棟の3階建ての家を天井高7メートル広さ27畳の空き地で繋いだような間取り全体がワンルームに繋がっています夫婦それぞれの趣味を尊重しつつも一体感のある建物でした小学生の長女の4人ですおはようございます。 どうやってプライベートな空間を維持するかっていうのに長けてる先生っていうのを色々探させて頂いて。 ねえアクリル板のなんか上の方に何か所も明かり取りが天窓があるような気が…。

でおお…!建物のこのデザインそのものがなんか非常にこう機能というか有効ですよね。 全体見渡せますよね。 えっと部屋になってるんですか?この…なんか色々こう収納スペースのような感じですけども実は部屋なんですかね?そうですね。 西本愛由です。 自分の部屋も出来たし天井がとてもきれいなので住みやすい…。 どうですか?あの…自分の初めての新しい自分の部屋っていうのが出来てでこの隣は?はい。

容積率に大きな余裕を残しつつあえて選ばれた平屋的な間取りですビルの谷間にありながら明るく暮らせる建物でした3軒目は京都は宇治に建つ熟年夫婦がゆったり暮らせる家ご家族は60代のご夫婦と建築家である娘さんあっ。 この建物は両親のリタイア後の終の棲家を建築家である娘さんが共同設計者とともに設計したものですご両親の家を設計するというのはどうですかね?それを小径木にして。 屋根そして壁は3センチ幅の木材を3ミリずつ隙間を作って張りましたこの建物を建てた大工の棟梁は宮大工でもあるそうです素敵ですよね。

設計家がデザインして作ったものですよね?そうです。 あの…終の棲家ですけどもこれから何十年生きられるかなというほど居心地がいいですね。 変形した五角形の平面大きな一室空間を水回りで緩やかに仕切ります長年連れ添った夫婦がつかず離れずの距離で過ごせる間取りですあるいは階段が広がってそのまま部屋になったような建物ですご家族はご夫婦と6歳と3歳育ち盛りの2人の子供たちはーい。 スキップフロア?そうですね。 間口が多少狭めで…。 土地の形は長方形なんですね。

階段ですか?内側は。 で階段の途中…踊り場という解釈でよろしいですかね?階段が多いものですから…。 壁一面をこう本棚でちょっとライブラリーな感じにしました。 で階段を上るごとにまた少しずつ大人っぽいものが。 階段を上った先に部屋があるかと思いきやまた階段。 この階段どこまで続いていくんでしょうかこの階段ぶら下がってるのこれは照明なんですか?そうなんですよ。 どうされました?建築家の方からプレゼントされまして。 階段は階段なんだけども椅子として考えたら何脚分かな?そうなんですよね。

お名前なんておっしゃるの?杉浦玄。 色々家族の歴史を見てるわけですよこの建物がね。 どこからの高さで跳べるかみたいなチャレンジをして…。 こちらは?こっちはですねそもそも当初子供部屋として予定してたんですけれどもちょっとこうプライバシーも保てるからね。 FRPのこのフィニッシュっていうか下はフラットでね横は少しこうなんか手塗りの雰囲気だよね。

で見上げてねあれは…イノシシですか?あれは…みんなそう言うんですけど一応ハリネズミなんですけれど。 このハリネズミはある偉大な作曲家の行きつけだったウィーンのレストランの名前「赤いハリネズミ」にちなんでいます私ちょっと音楽が好きで。 ウィーンのですね赤いハリネズミ亭というレストランにほとんど毎日行っていたものですからそれを左官屋さんがこて絵で描いてくれたんです。 再生した蔵ならではの重厚な空間そこに何やら不思議な物体が…こちらがバスルームのボックスなんですけれども。

これは?暖房はどうしようかという事でエアコンを付けてないんですけども床暖房にするか薪ストーブにするかという事で。 まあこれも100年以上前の家なので床暖房よりは原始的なストーブの方がいいんじゃないかなという事で。 樹齢何年ぐらいかしら?最低300年は…。 蔵は酒蔵とか味噌蔵とか色々ありますけどこれは文庫蔵といいまして書類をですね保存する蔵だったみたいですね。 この蔵の雰囲気の中に近くにボックスがあってその中にこの世界があるなんて事は誰も想像しない。

棟木は全長8.5メートル重量およそ1.5トン鎌倉は細い道が多いので運搬も大変な作業だったそうですがその価値はありましたねここが南側なんですけどこれももともと付いてた障子なんですけれども。 これも開けるとホントに風が完全に東西南北流れますのでうちは全然エアコンいらない。

時々手入れして頂いてね。 頂いた?これご主人とご長男?そうですそうですそうです。 すごく広々とした空間になんか一役買ってるのはやっぱり高さですね。 お父さんも奥さんもそして子供たちも音楽大好きというね。 風呂場もね最高の交流の場ですよね。 ですから闇的なね空間が現出してそこでホントに安心して休めますよね。 舞台俳優だねえ。 ホントに木の。 おっ!ここソーイングマシンがありますね。 でもホントに上手にやってくれるので。 うわ~!これはまた力作!すごい上手じゃないですか絵が。 しかし完成度高いよねこの部屋。