だからいよいよプレゼンテーションが始まるというわけですが東京、そしてイスタンブール平石さん!会場では、今イスタンブールの最終プレゼンテーションが始まりました。 最終プレゼンテーションはまず、イスタンブールそして、そのあと東京が登場最後がマドリードこの最終プレゼンテーションが非常に勝敗の行方を左右するということですのでこのあと東京がどんなプレゼンテーションを見せるのか池上さん、随時、お伝えします。
市民の方に話を伺いますとみんな、ぜひオリンピックはイスタンブールでやってほしいといった声聞こえるんですけどもただ、この市内全体、街全体の盛り上がりぶりとしてはこの招致にかける盛り上がりはほかの2都市に追いついていないのかなという印象がいたしました。 そこで、池上流にオリンピックを緊急生解説。 スポーツと平和の祭典オリンピック。 そもそも、オリンピックって4年に一度の平和の祭典。 このオリンピックの開催を提案したのはフランスの貴族クーベルタン男爵。
当時の日本水泳連盟は出場できない選手たちのためにオリンピックと同じ日程で全日本水上選手権を開催。 このアジア初のオリンピックに日本中が熱狂したのです。 東洋の魔女といわれた彼女たちの活躍に日本中が沸き当時のテレビ視聴率はしかし、その後のオリンピックでは悲しい事件も起こってしまいます。 今でこそオリンピックは大きな経済効果をもたらしますが当時のモントリオール市には2億ドルもの借金が残り以後、30年にわたり増税という形でそんな中、1人の可憐な少女の演技が大会を明るく照らします。
そして、そのあと今度は逆にロサンゼルスオリンピックでは東側諸国がボイコット。 特にモスクワオリンピックというのは当時、東西冷戦の中で社会主義国での初のオリンピックだということでどんな大会になるのかなとみられていたんですがこれが、そのときの開会式の様子なんですが西側諸国がボイコットをします。 これに対してアメリカがこのような戦争をする国でオリンピックを開くことは許せない参加するわけにはいかないといってボイコットをするんです。
クーベルタン男爵がスポーツを通じて世界平和をと呼びかけてなんといっても貴族でしたから貴族仲間に呼びかけてみんなで寄付をして第1回アテネ大会を開いた。 これ、オリンピックが開かれてからおよそ1か月後にようやく新聞記事になったということ。
そして、東京オリンピックでは世界の注目度を高めるある技術が導入されました。 このとき、初めて衛星生中継で世界の人たちが東京で行われたオリンピックを見ることができたんですね。 オリンピックなんて開いたらとても、まかなえないよということになって結局そのあと、立候補したのはロサンゼルスだけということになったんですね。 そのロサンゼルスがその後のオリンピックを大きく変えることになりました。 オリンピックモントリオール大会のときには大変な大赤字を出してしまった。
例えばアメリカでいうとNBCが全部、独占契約をしてNBCでしか見られないというやり方をとっているんです。 なんといっても、オリンピックの開催のためのお金をその結果さあ、何が起きているかというと大和田さん東京オリンピックっていつでしたっけ。 アメリカの例えばアメリカンフットボールとかあるいはバスケットボールというのは9月から始まるんですよね。 よく、アメリカのドラマってシーズン3とかシーズン4とかいうでしょ。
そして、このIOCがこの番組が始まった辺りでトルコのイスタンブールがプレゼンテーションを始めていたという話がありましたがどうやら、イスタンブールのプレゼンテーションが終わったようなんですね。 この安倍総理のプレゼンではIOC委員に対して福島第1原発の汚染水問題をいかに納得させる説明ができるかというところが大きな焦点になっていますがもしかすると安倍総理はこの汚染水問題についてプレゼンで触れない可能性も浮上してきました。
野村忠弘、金メダルオリンピック3連覇の大偉業。 そして、去年開催されたロンドン大会は参加選手数が1万人を超える史上最大規模のオリンピックとなりました。 バドミントンはソウルオリンピックのときに初めてプレ大会で。 ちょうど小学校のときにバドミントン始めたときにバルセロナで正式種目になったのでそれから、やっとオリンピックというのが夢になったっていうのがありますね。
あと、勝者だけじゃなくて悲劇っぽいというか谷口選手がこけちゃったとかもっと昔は東京オリンピックは円谷さんの3位に入ったのとか。 東京オリンピックの開会式を見てたんですよね。 イスタンブール、マドリード東京以外にバクー、ローマ、ドーハが実は名乗りを上げていたんですね。 あるいは治安は大丈夫なのか財政はどうか宿泊施設はちゃんとあるのか、などこうやって11の項目についてそれぞれ、うちはこれですから大丈夫ですよというファイルを作ってIOCの質問に答えるということをやるんですね。
つまり、そもそもはオリンピックというのは開催するのはどこですか?開きたいといってればそれを主催するのは東京都、東京都民の税金から使われている。 あとでまた話しますけどもちろん、東京都だけじゃなくてそこにいろんな協賛する企業からもお金を出してもらうということになりますが基本は東京。 それぞれの申請書をもとに今度はIOCの専門家たちワーキンググループというんですがそれをもとに評価報告書というのを作るんですね。 これで、14項目中東京は9項目で最高点。
そして、IOCの今度は評価委員という人たちがそうすると、この人たちが投票するんだとなると接待が大変なことになるんですよ。 そのかわり、評価委員が視察してきて報告書をまとめたんですね。 それから、イスタンブールトルコ経済の急速な成長あるいは市民からの高い支持というのがあります。 これね、ロンドンオリンピックを持ってくるのに非常に力があったといわれていまして。
そうすると日本人やっぱり一番難しいのはプレゼンテーションなんですよね。 猪瀬知事のプレゼンテーションです。 まさに表情豊かにプレゼンテーションをする。 特に、7月にプレゼンテーションをやったとき非常に情熱的なプレゼンテーションであったといってIOCの委員から高い評価を得ているということです。 やはり、国際的な舞台だとどうしても、日本人というのはプレゼンテーション能力に欠けるかなということなんです。 プレゼンテーション以外にも実は東京の招致委員の悩みというのがあったんですね。
プレゼンテーションになるのかそもそもは久子さまは東日本大震災に対する世界各国の援助に対するお礼のメッセージとしてこう発言されるということになったんですが一環という形になっているようにも見えますね。 さあ、平石さんプレゼンテーションどうなんでしょうか?今、お話にもありましたがこれはプレゼンテーションではないということで招致活動とは切り分けているんですけれども実際のところはそして、その後英語で挨拶されたという今、そういう状況でした。
実は今回のブエノスアイレスの中で次期会長選挙というのもこのあとあるんですよ。 そうするとオリンピックの会場がヨーロッパで会長もまた、ヨーロッパからかということになるので会長がヨーロッパであればオリンピックの会場はヨーロッパ以外がいいんじゃないかなというふうになるとドイツも日本に入れてくれるのではないかなと。 そうするとアフリカ諸国の中には中国に遠慮をして日本に入れないという国があるのではないかと東京招致委員会側は見ていて。
言い残したというのがありなおかつ、この息子のジュニアが実はスペインのオリンピックの委員会からIOC委員に出ているということもあるんですね。 92年のバルセロナオリンピックのときにヨット競技に出ているということもあって大変、情熱的なプレゼンテーションをすることで知られていまして。 7月のプレゼンテーションのときはこれを聞いて感動して涙を流してIOC委員もいるというんですね。