列島警察捜査網 THE追跡

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パトロールに出ようとしていた京都府警察自動車警ら隊に無線が入った。 男を市営地下鉄職員に対するうつろな目でまじまじとかけられた手錠を見つめる。 午後11時過ぎ重傷人身事故が発生。 大破した軽自動車。 車体の助手席側は壊滅状態。 事故を起こしたトラックは右前方が破損。 一方の軽自動車は助手席側がめり込むほど大破。 しかしどのような状況でここまで強く助手席側にぶつかったのか?事故の経緯を聞くと…。 軽自動車を弾き飛ばし停車したという。 バイクは幹線道路から住宅街に逃げ込んだ。

不審な軽自動車を停車させ話を聞こうとしたその時だった!一方佐伯は運転席の男に職務質問を開始。 助手席の男は逃走したが自分は逃げられないと観念したのか佐伯の指示に従った。 運転席の助手席の男については何を聞いても知らないの一点張り。 職務質問の鬼佐伯。 その佐伯のもう1つの武器はかつて逃走者を追い詰めた類いまれなる運転技術だ。 逃走車両は佐伯の呼びかけを無視。 危ない!佐伯は運転の様子から一つの可能性を口にした。 男が減速した瞬間前を塞いだ佐伯。 高速道路が入り組む場所には事故多発地帯が存在する。

隊員はすぐに事故現場の異変に気づいた。 ドライバーは事故現場の先にある血がにじんでいた。 隊員は事故の状況を解明すべく現場の痕跡に目を凝らす。 あまたの事故を解明してきた熟練隊員。 右側車線を走行中カーブの右側壁にぶつかりそうになり左に急ハンドルを切った。 午後9時住宅街の警戒に当たる兵庫県警機動パトロール隊に事件発生の通報。 侵入してからわずか5分後大家族と鉢合わせ。 京都府警自動車警ら隊パトカーのほど近い場所で外国人が暴れているという。 現場に到着し外国人の姿を捜す。

愛知県警察岡崎警察署に捜査本部が立ち上がった。 事件に関わる情報をいち早く入手するため所轄の警察官と連携しさらなる目撃者を捜す。 それはサイドマーカーとはトラックの横に付けられているライト。 犯人にたどり着く糸口は一体どこにあるのか?現代のひき逃げ捜査では防犯カメラが鍵を握る。 猛暑の中捜査員は現場付近のカメラをくまなく当たった。 なんと左側面に防犯カメラを捜すのと平行して事件が発生した時間帯に犯行現場を通るトラックを全て調べる。

目撃者が現場付近に差し掛かった時絶対犯人を捕まえる。 画面左側にある事件現場に向かい1台のトラックが通った。 スーパーの防犯カメラに映っていたのと同じトラックだ。 これによってスーパーから犯行現場へ向かう間目撃者の乗る車の前を容疑車両が走っていた事が明らかとなった。 これだ!ひき逃げ車両と思われるトラックの下半分が判明した。 愛知県岡崎市内で発生したその容疑車両が運ばれてきた。 そしてトラックのドライバーをドライバーは50代。

入隊3年目の若手日高も必死に事件に食らいつく。 男は無茶な主張をさらにエスカレートさせ自分が逮捕されるなら宮も逮捕しろと言い出した。 その後の調べで飲酒運転で免許取り消しになるのを恐れ逃げたのだと語った。 京都府警察自動車警ら隊が誇るこの日も…。 京都でたった1人しかいない警察庁指定広域技能指導官だ。 かつて中澤の観察眼で犯人逮捕に導いた事件があった。 終始協力的な態度を見せているが中澤は一体何を感じ取ったのか?犯歴がある事が判明した。 中澤はすぐさまパートナーに応援要請を指示。

14歳の女子中学生と出会い系サイトで知り合い行為に及んだ。 男は出会い系サイトで知り合った少女をなんと自宅に連れ込み体をもてあそんだ。 今度は少女の裸の写真をばらまくという脅迫めいたメールが届いた。 少女が捜査車両の中から男を確認。 駐車場には黒シャツの男が少女と会った時に乗っていた車があった。 時間がかかれば少女の写真をばらまかれる可能性もある。 なんとしても黒シャツの男の交差点を渡ろうとした瞬間信号が変わってしまった。 こうしている間にも新たな少女に牙をむいている可能性もある。