コインロッカーの鍵か…。 高村管理官…。 岬先生は人骨鑑定の第一人者なの。 これは一体どう関係してるんでしょう？それは捜査本部が考える事。 遺留品や証拠品を専門家に鑑定してもらうのが仕事です。 あの岬先生は？部活だと思いますけど。 岬先生！鑑定お願いします。 この骨は渋谷のコインロッカーに預けられていました。 事件の全貌解明のために鑑定して頂きたいというのが縫合を見せて。 歯の表面のエナメル質は歳を重ねるごとにすり減ってここにも取り立て屋みたいな連中が来てああ～！あれ？捜査本部の高村管理官だ。
って事はこの骨をコインロッカーに預けていた足立苑子は誘拐に関わっていたって事ですか？その裏付けのために彼女と帝都ホテルとの接点を今調べています。 当時江成新社長は合理化のため大規模なリストラを行っていた。 当時の捜査陣は解雇者リストを全員調べたんだが…これは脅迫電話の声を録音したものです。 ところがですね誘拐事件の直後に提出されたこの解雇者リストには彼女の名前がないんですよ。 足立苑子は契約のピアノ奏者であったためリストから漏れていた。
２人でお寿司全種類食べようねって。 パパ！僕もお寿司全種類食べたい！よーし！へへ…。 父親は年がら年中発掘調査で飛び回ってるし母親はさ骨を目の前にすると夢中になっちゃう先生朝食を買って…。 先生？先生！先生起きてください。 先生！朝食買ってきましたよ。 先生…！どうでしょう？この男に見覚えは？いいえありません。 でも文香が日本の大学に通いたいと言うので今年の春帰国したばかりなんです。 由紀乃のブーケおしゃれだったわよね。 由紀乃はおっとりしてるけど気遣いのある子。 そのあと由紀乃がお見合いをして…。
江成家の先代社長のお抱え運転手だった男です。 「ホラホラこれが僕の骨だ」「生きていた時の苦労にみちた」「あのけがらわしい肉を破って」「しらじらと雨に洗われヌックと出た骨の尖」この人が楓さんを誘拐した犯人？平山は先代社長の運転手として４５年間も江成家に仕えてきましたが新社長になって解雇され与えられていたマンションの部屋も強制的に追い出されています。 １０年前の誘拐は江成社長に恨みを持つ平山泰正足立苑子身元不明の頭蓋骨の男のグループによる犯行。
要するに何がおっしゃりたいんですか？この病気は手術によって副甲状腺を摘出すれば治りますけれどもその手術のあと人によっては浮腫によって声帯が圧迫されて「午後７時半に三鷹駅の南口に母親が持ってこい」１０年前に副甲状腺の手術を受けていた３０代の男性を調べればこの人の身元がわかるかもしれません。 あっ入院保証人「宮内正美」。 副甲状腺手術を受けていた菅原昭博というのはこの男です。
自分を誘拐した犯人グループの中に正美がいたという事に楓が気づいたとしたら？自分をあんな目に遭わせておきながら事件後も平然と自分たち家族のそばにい続けていた女を憎いと思ったって当然じゃありませんか。 いったーい！先輩大丈夫ですか？大丈夫？岬先生出番です！正美さんの左肩鎖関節には脱臼のあとが見られました。 でも正美さんは突き飛ばされた弾みで左手を地面について脱臼したのではなく相手と一緒に落ちた。 えっ平山と徳田恵津子とが繋がっていたっていうんですか？あっでも…。
でも骨になった人の声にならない声を伝えるのが後頭部や額は不可変領域といって親子なんじゃないですか？父親が誰であろうと文香さんのお母さんは世界中でただ１人ごめんなさい。 お前…まさか本当に…！２０年前あなたとの結婚前に一度でいいからアルバイトをしてみたくて正美に頼んでイベントで働かせてもらったの。 ところが１０年前菅原があなたの前に現れたんですね？文香の父親が自分だと主人や文香に言うと脅されて…。