科捜研の女 #2

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この番組のまとめ

私たちは新任の藤倉鑑識課長と対立しながらも真相の解明に臨んだ鑑定の結果事件性を疑う証拠は見つからず京都府警本部は自殺と断定それは遺族の依頼で民間の鑑定人鷹城京介氏が行った再鑑定の結果とも一致した時を同じくして市内の住宅から飲食店経営者の川寺治彦が拉致されるという事件が発生犯人から私たち科捜研と鷹城氏のラボへあるメッセージが届いた驚いた事にそれは篠塚秀実を殺害したという犯行声明だった私たちの鑑定は誤りだったって事です。

それが綿瀬修だったんですね?綿瀬には窃盗の前科があり同じ市内の電器店に勤めていて事件の数日前テレビの修理のために被害者宅を訪ねていた。 綿瀬修を重要参考人としてマークしたが物証も目撃証言もあがらず手をこまねくだけの日々が続いた。 奈良から大阪に逃げてきた綿瀬修はその事件のせいだったのでは…。

「私の本当の名前は綿瀬修です」「私は20年前に人を殺しました」「奈良で起きた強盗殺人の犯人です」これが犯人の目的だったんですね。 あっ!「京都市内のショッピングモールで爆破予告がありました!」「中には人質もいるようで…」頼むぞ…間に合ってくれ!切断。 そこから音声が消された事に気づくのはいくら優秀な鑑定人でも不可能です。 誰よりも優れた科学捜査の鑑定人であるあなただからこそ全て可能だったんです。

そうすれば川寺と名乗っている男が20年前に事件を起こして逃げた綿瀬だと証明出来るんです!それは無理です。 景子を殺した男が目の前にいるのに告発も出来ないっていうのか?せめて20年前に奈良県警で何が起きたのかあなたの口から公表してください。 科学鑑定に携わり私たちの運命を大きく狂わせた彼女にそんな言葉を吐く資格はない!だからこそ彼女には偽りの神に殉じてもらうしかなかったんだ。 それでも私たちに出来るのは20年前に起きた不幸な事件がそれこそが私たちに課せられた使命なんじゃありませんか?残念だ…。