一番歴史の浅い楽天と一番歴史が深い長い、巨人が日本シリーズで戦うことになりました。 東北楽天の選手たちがグラウンドに散って先発のマウンドに向かうのはルーキーです。 田中将大ではなくこの則本がマウンドに上がりました。 そしてパ・リーグでいえばオリックスの金子やソフトバンクの攝津と並ぶ数字ですからまさしく、球界を代表するピッチャーと肩を並べた1年目。 41年ぶりの日本一連覇を狙うジャイアンツ打線です。 間違いなく則本投手は緊張感たっぷり。
更にはチェンジアップとフォーク。 まっすぐもスライダーもチェンジアップもどちらかというと左に関してはチェンジアップが多いですが右に関しては少なめだというところがあるんですね。 カーブ、チェンジアップツーシーム、フォークもわずかに投げていたという今シーズン1年目。 楽天のルーキー則本がまず立ち上がりジャイアンツ打線を0に抑えました。 そして、工藤さん内海ですけれどもクライマックスシリーズでは4回で降板、チャンスがきて2点を取られたあと代打を送られたという悔しいマウンドがありました。
楽天はずっとシーズン終盤更にはクライマックスシリーズと同じ不動のオーダーという形できました。 ディフェンディングチャンピオンです。 本当にチェンジアップという追い込まれているのでそこを頭に入れなくてはいけないというところでやっぱりインサイド。 クライマックスシリーズでは第2戦に9回1失点。 まだプロに入って1年目ですからこういうピッチャーはインサイドのストレートだと思いますね。
ただ、バッテリー間にしてみればまた、ここから次、9番バッターなのでジャイアンツがDHを1人、入れることによってもう1枠、外野に誰を使ってくるのかというところでプロ5年目の橋本を起用しました原監督。 この人は、メジャーのワールドシリーズでは19歳のとき、初打席でホームランを打った経験があります。
うまくいけば内野ゴロセカンドゴロショートゴロダブルプレーを狙ってますがそこの制球ができてません。 特にジャイアンツは後ろに絶対的な非常にいいピッチャーがいますから先手を取らせなければ勝てるという感覚はありますからね。 逆に言うと6回まで1点でもリードしていたら勝利が増えるというのはジャイアンツの今年の戦い方なのでホームランがどこからでも出るようなことをいわれるんですがこの3人が支えてますから。 ライオンズ時代には3回日本シリーズに出場していますが意外にもこの人は日本一を経験していない。
ピッチャーの投げる球がわかっていればある程度積極的に打つバッターですから。 ちょっと、インサイドを気にしてるそぶりはあります。 2球目のスライダーが非常に甘かったのに手を出さなかったってことはちょっとインサイドがきたときに打ってやろうと。 やっぱりインサイドを意識していますね。 寺内はクライマックスシリーズでは広島、前田健太からスリーランホームランを打っています。 もしくはインサイドを待っていてこなかった予期していない球がきた感じです。 打ち取るためにインサイドに強い球投げるというのはやるんですけど。
完全に阿部君は落ちる球変化球を待っていたときにストレートで3本連続ではこないだろうという阿部くんの考えの裏をかいてね。 そういうときに変化球だったり落ちる球を使うことになるんですけどあえて序盤で速い球でどんどん三振とっていくと阿部君もどうしてもそちらに集中しないといけないのがあってできるだけ早い段階でああいう判断をしてストレートで三振とっていくというのはこれはあとあとつながっていくんですよ。
結果的には変化球を待ってると思うんですけれどもただストライクをとりにいったりやはり、本人もこの1年間やってきてランナーがいたりするときここぞというときには1つギアを残していますね。 今年の田中は本当に得点圏にランナーを背負ってからのギアチェンジがすごいですからね。 清水さん、則本が変化球で三振とりましたがベンチも変化球がいいと見ていますね。 イーグルスのピッチングコーチはストライク先行で変化球が低めにコントロールできてるのでこの調子で抑えてほしいとコメントしています。 その変化球非常に有効に使っています。
ジャイアンツバッテリーもうまく攻めてますよね。 7番バッターの坂本第1打席は外の変化球なんとか合わせるようにしてセンター前に運んだヒット。 内海君も非常に持ち味を出してバットの芯を外すようないいピッチングをしてるんですけどただ、ジャイアンツ打線はこの則本君からまともにスイングさせてもらってないですね。 ちょっと本当に完全に主導権をジャイアンツ打線からすると握られているという展開ですね。 ノーアウト3塁2塁連覇を狙うディフェンディングチャンピオン巨人が則本から大きなチャンスを作りました。
嶋君がそれをどうとらえてじゃあ、ダブルプレーで打ち取りたいからインサイドにしっかり投げていくのかそれともスライダーなら大丈夫だと思って外にいくのかというところだと思います。 こういう場面、ツーシームがいいピッチャーなのでやっぱりインコースにシュート気味に投げてゴロでゲッツーをとるというのが一番ピンチを切り抜ける方法でバッテリーは一番考えているところなのでそこの裏をかいてそこを狙っているのが長野君ですが。 ジャイアンツ先制点!1番、長野がタイムリーヒット!日本シリーズ連覇へ。
変化球を待ちながらでも阿部君は特に逆方向に打つのが得意なので。 だから嶋君がチェンジアップで少しでも誘ってくれればインサイドいけるなっていうことだと思いますけどね。 古田さん、今の攻防最初の1球2球でバッテリーが後手に回った感じですか?先ほど、ストレートでずっと押してたので阿部君にしてみればちょっとなめんなよという意味もあるんじゃないですか。 フルスイングされるのとスライダーいくには怖いインサイドまっすぐも投げてたりと化するので張られるかもしれないと思ったらやっぱりフォークを選択します。
ツーアウトランナーが1塁2塁。 やっぱりフルスイングしてくるって絶対、逃げないぞって投げたあとにいってましたけどバッテリーが絶対逃げない、勝負だといっていましたね。 内海に対する楽天打線という意味ではここまではヒットの数は3本。 工藤さん、楽天打線は内海に対してどんな印象ですか?多分、印象はあると思うんですけどそれ以上にツーシームがよく落ちたりとかコントロールが思った以上にいいなというふうに感じる部分多いと思います。
1番の岡島ですが先ほど古田さんが本当にとにかくファーストストライクを振ってくる。 1番バッターだからストライクをとってそのあといろいろ考えたりする配球になりますが。 最終的には一番遅い球で打ち取るという方法もあるわけですからそれをためられたときにセンター方向に飛ぶならちょっと寄っても左中間方向に飛ぶので寄ってもらおうという考えかもしれません。 アオダモ植樹セレモニーは木製バットの原材料であるアオダモの苗木を植樹する活動で未来の野球選手のために原監督はこれまで通算795勝。
あとはプロ野球のストライクゾーンはアマチュアより少し狭いんですよ。 先ほどはチャンスで甘いボールに見えたんですが初球を打ってセカンドゴロ。 楽天情報は広角に打てるバッターなので今みたいなピッチャーの逃げる球とかを逆方向に今度はかなり意識して打てるんじゃないですかね。 クライマックスシリーズ田中将大が先発した初戦先制のホームランを打ったのが銀次でした。 だからやっぱり成瀬投手のインサイドのストレートにも開かないでしっかりポール際にホームラン打てたので。
ジャイアンツには強力なリリーフ陣がいます。 このあとネクストにいる中島なんですが今シーズン、2シーズンぶりのホームランを内海から打ちました。 ジャイアンツバッテリーとしては甘いところに投げて痛打されるということが一番やってはいけない。 ネクストバッターズサークル中島。 それがギリギリいっぱいでストライクに入ってフォアボールでもいいやと思っていたはずなのにストライク入ってやはり二流のピッチャーってそこから勝負しちゃうんですついつい。 内海キラーとしても知られています、中島俊哉。
ブルペンではマシソンですね。 なんといってもマシソン、山口、西村。 マシソンがマウンドに上がります。 ただこのマシソンが今シーズン、63試合に投げて防御率1点台1.03という驚異的な数字を残しています。 ただ古田さん日本シリーズ初戦1点差ですからさすがにマシソンも緊張感あるでしょうし。 1対0という展開の中で原監督はマシソンをマウンドへ。 その絶対的な存在の1人マシソンがピンチを招いています。
いずれも積極的にバットを出してきている岡島豪郎です。 150キロを超えるピッチャーであればパ・リーグにも結構いるんですけどマシソン投手の場合は角度がほかのピッチャーよりも上からくるような感じがあるのでなかなかとらえきれていないんだと思うんですね。 キャッチャー登録ではありますがその打力、走力を買われて外野手1番バッターとして起用が続いています。 マシソンにしてみれば似たようなバッターだと思います。
内海のピッチング。 楽天打線は2回以降は古田さん、なかなかあと一本というところですね。 ある意味ジャイアンツバッテリーがいつものようにというかしっかり粘ってるといえるんじゃないですかね。 すばらしいピッチングだと僕は思います。 初戦の先発は田中将大ではなくこの則本昂大。 ここはランナーもいませんから阿部と勝負するんだという気持ちがこもったピッチングですね。 投げたあとに、跳ね上がるような則本のピッチング。
そして古田さん村田のバッティングはいかがでしょうか。 非常にいいバッティングだと思います。 ツーアウトランナーなしで4番バッターで一発狙ってるところなので心の隙があったのかもしれないですけども。 村田の見事なバッティングと2点目が入った巨人。 6年連続50試合登板。 去年の5年連続の段階で日本記録だったんですが更新しました。 山口投手のスライダーってちょっとカット気味に小さく曲がってくるのでボールかなと思ったらストライクになる。
クライマックスシリーズから復帰しています。 ちょっと山口君が変化球に関しては意識が強いですね。 日本シリーズでの経験ももちろんある山口でさえもやはり初戦のマウンドこの展開。 代打、牧田が星野監督の起用に応えました。 長打を打たれたらとかもし万が一ホームランだったらっていうのがピッチャーって必ず意識の中に芽生えちゃうんですね。 そこで、やっぱり出して申し訳ないですが則本投手というのは打たれましたけど松井稼頭央。 1球1球にため息、歓声入り混じるクリネックススタジアム宮城です。
そして、則本のあとを受けて9回は小山がマウンドに上がりました。 そして、小久保新監督率いる侍ジャパンもいよいよ11月の8日に初陣という形。 新しい侍ジャパン日本対台湾のゲーム。 クリネックススタジアム宮城で初めて行われている日本シリーズ、ご覧のようにレフトスタンドにクレーンカメラを設置しましてお互いにファイナルで完封していますので。
でも優勝のときに星野監督はリードはよくなったとほめていましたからね。 クライマックスシリーズを制してこのクリネックススタジアム宮城で星野監督の胴上げそのあとのインタビューではいろんな選手の個別の名前も出てきました。 それでも無失点の状態で内海を代えた原監督。 このクリネックススタジアム宮城の最多観衆を更新しています。 初球は全く銀次選手が振らなかったのは多分、落ちるボールを警戒してなんですね。 深夜0時25分から「SmaSTATION!!」をお送りします。