試しにそのバッグの気持ちを聞いてみようか?あっ!あれ?ヤキイモだ。 でもワタシってヤキイモ嫌いでしょ。 ん?ああーっ!うわっ!?ヤキイモに魂が!ウッウッ…ウゥ~!うっ!?ええーっ!?オヨヨ…しずかさぁ~ん…。 ウソ…?本当はヤキイモが大好きなんです!はあ!?どうしてそんな事がわかるの?ボクを選んでくれた時のしずかさんの目です!わあ~!夜空の星のようにキラキラと輝く瞳。 随分思い込みの激しいヤキイモだな。
ヤキイモーッ!「ヤキイモ~!」「オイモオイモですよ!しずかさ~ん!」「ヤキイモはしずかさんを探してます」「どこにいますか?」「いらっしゃいましたらお気軽に声をおかけください」「しずかさ~ん!」えっ!?あーっ!「あっ…しずかさん!」「ヤキイモが大好きな源しずかさん!」や…やめてよ!「ああ~っ!」「お願いです!自分に正直になってください」もう一度ボクが頼んでみるよ。 さあ早く魂を抜いてボクを元のヤキイモに戻してください。
ででも…すい星を見るために星空を作ったんじゃなかったの?すい星がなくったって都会の空に満天の星空が出来ればしずかちゃんだって喜んでくれるよ。 ジャイアンが見たのなんかよりずーっとすごいから。 もう問題にならないね!何が問題にならないって?ヒィ~ッ!ジャ…ジャイアン!?のび太くん…星空はね山奥で見るのが一番なんだよ!大丈夫?喜べ!一等星が大漁だ!本当…?しずかちゃん暗くなったらまた空き地に来てね。 すごいわ!のび太さん!ジャイアンが言ってたのの何倍もすごいだろ?本当に満天の星ね。