今週土曜日ワールドカップ優勝候補オランダとの一戦を控えるサッカー日本代表。 だけどだけど心配御無用!日本にも頼もしい男がいるんです!世界最高峰の舞台イタリアで活躍する長友選手!イタリアリーグ唯一の日本人として体を張ったプレーで活躍を続ける長友佑都選手。 そんな長友選手にはある転機となった試合がありました。 ワールドカップ優勝候補のオランダを相手に長友選手は思うようなプレーが出来ずチームも敗れてしまいました。 う~んやってくれそうですね長友選手!今週土曜日よる9時のオランダ戦。
警察発表が2時っていう事は…?あ…他紙は間に合わない…大スクープじゃないですか!そういう事。 被害者下坂拓也の写真とプロフィル。 これは彼の会社Tプラスアルファの業務情報と財務情報です。 幻の映画『福寿草』の製作発表があるんでな。 立川が生んだ昭和最後の悲恋文学の映画化だ。 フフフ…そんな事言って!支局長がハルミストだから気になるんでしょう?次の主演女優が誰なのか。 私はただ原作者の森直哉が「主演女優は桂木春海以外はあり得ない」とはい。
プロデューサーの谷田部彩とは知り合いなんだ。 あの『風と共に去りぬ』の有名なプロデューサーセルズニックみたいだな。 彼は主演女優にヴィヴィアン・リーを抜擢した理由をこんなふうに話してるんだ。 こうなったら我々も徹底的に謎の主演女優を追う。 『福寿草』の映画化はプロデューサーになった時からの私の夢だった。 ん?あの…谷田部彩のほうはどうなりました?ああ事件が起こる直前まであなたと会っていたという事は証明出来ました。 谷田部彩は何者かに携帯に電話をもらった。
ひとつ聞いてもいいですか?谷田部彩さんと鶴巻さんってどういうご関係なんですか?昔ちょっとね…。 『福寿草』って作者の森直哉が母親をモデルに書いた小説なんですね。 寒さ厳しい2月のある日森直哉は立川の昭和記念公園でけなげに咲く福寿草の花を見た。 『福寿草』の主人公三崎奈津子は戦時中南三陸登米町のこの小学校で教師をしていた。 桂木春海の周辺に本田姓の人物がいないか支局長に調べてもらってくれ。 桂木春海の付き人で一卵性双生児とも言われマネジャーよりも信頼の厚かった人物だよ。
何…!?春海本人か?で単独インタビューは取れたんだろうな?向こうも警戒してるらしくてそう簡単にいきそうもなくて…。 今の支局長は仕事の鬼にハルミストが加わってるからインタビュー取るまで本当に帰れませんよ。 毎朝新聞立川支局の記者で鶴巻さんの後輩です。 原作者の森先生と桂木春海さんの対面に鶴巻さんたちにも立ち会ってもらいます。 桂木春海の単独インタビューは許可出来ないけど原作者との再会はこれから製作する映画の宣伝として利用しない手はないって。
桂木春海です。 河合さんだったわね?原作者と桂木春海の再会いい記事にしてもらえるのを楽しみにしているわ。 驚きましたね桂木春海。 よーしウラを取ってスクープ第2弾「桂木春海の若さの秘密」つかむわ。 とにかく被害者が何者かをつかんで谷田部彩と森先生との接点を洗ってみよう。 ホスト…?地元のホストクラブに勤めていたんですか?いや新宿歌舞伎町の「愛」というクラブらしい。 小畑浩二郎とはどういう知り合いなんだい?誰の事?新宿歌舞伎町でホストをやっていた男だよ。
下坂産婦人科…?すいません!あっ…ご近所の方ですか?ええ…。 あの…こちらにあった下坂産婦人科医院の関係者の方どなたかご存じないですかね?あそれだったら佐々木助産院さ行けばわかりますよ。 こちらにかつて下坂産婦人科医院にお勤めだった方がいらっしゃると…。 ホテルにはいないんですか?彼女がどうかしたんですか?いや…実は谷田部さんに明日春海さんと2人で会う段取りをつけてもらっていたんだが夕方いきなり会えなくなったから東京に帰ってくれと言われて…。 谷田部彩はなぜ森直哉に桂木春海に会うなと言ったんだろう…。
記者としていや…人として俺は谷田部彩を信じてあげたい。 情報って?殺された小畑浩二郎は気仙沼の出身で十代の頃地元の女の子と一緒に東京へ出て行ってはい。 谷田部さんは映画の資金繰りのトラブルで残念ながら自殺してしまった。 『福寿草』の製作は谷田部彩の夢でした。 ある事実?それは桂木春海さんあなたが偽者であるという事です。 本物の桂木春海さんは32年前ここ南三陸で亡くなっています。 桂木春海は生きています!清子さん。
桂木春海の生き写しのようなみゆきさんにあなたは桂木春海に成り代わるよう諭しここ南三陸に連れて来た。 しかし下坂拓也は父親の日記から桂木春海が亡くなっていた事実を突き止めあなたをゆすってきた。 しっかりしてください!桂木春海のカムバックを邪魔する人間は誰であろうと許せなかった。 携帯電話も取り上げられてたった1人でこんなところに閉じ込められて桂木春海になりきるためのレッスンばかり!寂しくて我慢出来なかった!私よ。