今年、2020オリンピックが東京に決まってオリンピックが決まって最初に行われるアスリートの大会なので気持ちがポジティブになった選手たちが迎える大会がどんな大会になるか楽しみですね。 那須川は世界選手権代表を経験できなかった悔しさ。 第5回横浜国際女子マラソン今、315人のランナー背中を押すように響き渡っています。 野尻あずさはテグ世界選手権代表そして那須川瑞穂は去年の横浜国際女子マラソン日本人トップに入りました。
でも本当にスタートのところはいちょう並木の黄色と、ペースメーカーの松見さんや田中さんの黄色いユニホームがよく溶け込んでいて女性の舞台のリオに向けての第一歩皮切りのレースになったなと美しい始まりでしたね。 でも最近は世界大会が前半のハーフよりも後半のハーフのほうが3分くらいロンドンオリンピックのとき速かったんですね。 今年はペースメーカーが走る距離が20kmまでということですから比較的短いですからその後、どういう展開になっていくのか本当に楽しみです。
そして88番、田中智美招待選手のほとんどがこの中についていってはいますけど意外と固まりではなくて縦に長くなっていますね。 それからナンバーカード13番の那須川瑞穂はご存じのように去年日本勢の中ではトップになってあの世界選手権出場なるかと本人もワクワクしていたんですが残念ながらその選考からもれるというショックもあってそこから立ち直ってもう1回、歩き始めるために選んだのが横浜という選手です。 その5kmのポイントが近づいてきましたが先頭グループはペースメーカーの3人プラス日本の招待選手が3人です。
ペースメーカーの1人のドリカ選手ケニアで今日立にいる選手ですけども彼女は第2集団を走っていますフィレス選手と高校時代からも中学校もケニアの中学校で一緒なんですね。 前半からこれだけ動きがあるとは予想はしていなかったんですが前半5kmまではこの集団、実は野尻選手が果敢に引っ張っていたんですね。
また招待選手の海外勢の多くは後半にペースを上げていくということを最初から予想していましたから海外勢のこの離れというのは戦略なのかなという気もしますね。 先頭グループがいてそのあとにもう1つの集団がいますけれども先ほど、バイクリポート吉野真治アナウンサーから入りましたけれども中里選手がちょっと遅れ気味。 そこからまた距離を置いてそのあとにいるのは全員海外からの招待選手という状況になりました。
先頭グループとはこれだけの差ですが懸命に就職情報サイトマイナビ2015の運営や国内最大級の就職イベントマイナビ就職EXPOを開催するマイナビの協賛でお送りしています。 第一生命の田中智美さんと松見さんがペースメーカーやってますけども来年の名古屋に向けての今回、練習という中で2人とも駅伝などでも強くてね。 ペースメーカーが映りましたが88番が田中智美89番、松見早希子ともに第一生命の選手です。
この1号車がもしかしたら海外招待選手を中心とする先頭グループ追いかけて2号車、高橋さんが日本選手の先頭の解説をしていただくというような形になるかと思ったんですが全く逆になりましたもんね。 この選手がナンバーカード16番の正井裕子選手です。 現在、選手たちにとっては追い風なんですがこのあと折り返し地点を回っていきますと今度は向かい風となっていきます。 このあとには第2集団今度は外国人選手を含んだ6人の集団です。 横に広がって外国人選手そして樋口を含む第1折り返し地点にやってきました。
去年のロンドンオリンピックでも優勝したエチオピアの選手は前半のハーフよりも後半のハーフが3分もよかったわけですから海外の主流はそういうマラソンになっていますのでね。 再三、ご紹介していますけれども去年は日本人トップの2位になりながら世界選手権代表に選ばれませんでした。 チャレンジしようという那須川選手の紹介VTRをここでご覧いただきましょう。 去年の横浜で日本人トップに入った那須川瑞穂。 その小出義雄監督は今、山下公園の近くでレースを見守っているはずですがそこには密着で竹内由恵アナウンサーもいるはずです。
そして去年のオリンピックの選考でもわずかその尾崎に14秒届かず代表を逃し去年の横浜も優勝候補の1人でありながらだいぶ、いろんなバランスを崩していたのがよくなってきたと話してましたけどね。 実際、去年もオリンピックの代表選考レース名古屋のときには2時間24分28秒をマークはしたんですけどゴールの目前にして転倒というようなシーンもありましたし。 チームメートに木崎良子さんがいてオリンピックにも出た選手ですけど木崎さんからは麗美ちゃんはねって頭であまり考えすぎてしまうのよって。
中学生から13年間スキーのクロスカントリーでオリンピックを目指していた。 違う競技種目で本当にトップクラスでオリンピックの代表には届きませんでした。 今は気持ちを新たにしてそしてリオのオリンピックを目指すというプロランナーの野尻あずさです。 去年のロンドンオリンピック7位入賞の実力者です。 海外勢が先頭集団日本のランナーたちを追っている形になっています。 正井さんなんか本当はもっと前についてくれたほうが森下さん、先頭から3分以上遅れているんですけども現在、11位につけているのが大久保絵里です。
いつもね、天真爛漫に前向きに練習に臨める、そして先頭を果敢に引っ張ってくれる選手私は彼女こそ日の丸をつけていい実力のある選手だと思っているのでやはり、ここから新しい環境ですけれどももっともっと続けて頑張ってもらいたいなと思いますね。 ペースメーカーの中でちょっと89番の松見選手が後ろのほうに下がりましたのでペースメーカー先頭を引っ張っていくのはこの人が野尻、その向こう側が後ろになってますが那須川瑞穂です。 皆さん、マラソン選手の走りを肌で感じて次の自分のマラソンのために日本選手権10000m7位。
フィレス、マヨロワ南アフリカのレネ・カルマーこの3人の選手が早くにアウグスト選手追いついてくれて2人で走りたいという気持ちもあると思うんですね。 ペースを上げてアウグスト選手とマヨロワ選手が上げたので今、差が出てきましたけれども本当初マラソンを走ったときは足がガクガクで生まれたての小鹿ちゃんになってもう私はマラソンに向いてないのかなというふうに正井選手は思ったんですけど突然、ペースを上げました。
最年長の招待選手ではあるんですが実績もベストタイムもナンバーワン。 でも、今のインタビューを聞いていると那須川さんが一発で決めたいっていうのが今、ちょうど野尻さんをペースメーカーにしているような感じで温存しやすい位置にはいますね。 高橋さん、今回はしかしちょっと展開が変わりまして2人の争いですので相手の息遣いを聞きながらタイミングをはからなきゃいけないという感じになるんでしょうね。
当然、相手の野尻選手には小出さんがそういうふうに那須川選手にアドバイスしたなというのが聞こえてはいるんでしょうけれども。 じわじわと野尻が那須川に差をつけ始めているような感じがしますが慌ただしくこの辺りは、神奈川県庁の周りを右に右に右にと曲がりましてもと来た道に戻っていきます。 ですからこうやって1号車から見ていますと野尻がいて、那須川がいてもう、そのあとにはマヨロワが我慢、今のは小出監督の声ですね。 そして7秒遅れて那須川選手。
金さん、ほとんどもう並ぼうとしているようにここから見ると那須川とマヨロワは並んであっという間にマヨロワが那須川をかわしました。 確かにマヨロワはあっという間に追いつきましたけどその後は那須川はマヨロワに食らいついていってるように見えます。 悔しがっているだけ自分が成長したんだというふうにも実感したと話していました那須川瑞穂です。 7年後は81歳になる小出監督が頑張るんじゃまだまだ33歳の那須川としては頑張るしかないですもんね。
画面、1号車に切り替わりましたがマヨロワがものすごい勢いで野尻に追いついて並んでかわしてこの段階でロシアのアルビナ・マヨロワが先頭に立ちました。 野尻とマヨロワ。 マヨロワが初めて先頭に立ちました28kmです。 このアルビナ・マヨロワです。 あのときはマヨロワさんですら心と体がかみ合わなかったっていうようにやっぱり母国開催でしたからいろんなプレッシャーなんかもあったんでしょうかね。 このマヨロワ選手は実は横浜ではおなじみの選手で話していたマヨロワです。
このマヨロワももうすでにマラソンレースは34レース目という大ベテランではありますけれど去年の名古屋で自己ベストを2分以上更新しました。 今年に入ってからは大阪国際女子マラソンであらゆる、準備万端本格的な準備をして臨む最初のレースというふうに話していました、野尻です。 2時間26分を切れるかどうかですけどマヨロワ選手の今までのレースパターンからして更にペースが上がると思うんですね。 レースは現在1位ナンバーカード1のアルビナ・マヨロワ。 ただ、このマヨロワですがインタビューでは自分の走りは後半型。
全体で3位那須川が先頭との差52秒で通過していきました。 このちょうど折り返しが彼女にとってはいいポイントではあって後ろから来るアウグスト選手をしっかりととらえることができたんですね。 なのでアウグスト選手の姿を見た瞬間少しペースは上がりました。 ただ横を通っていったアウグスト選手の姿を見ると40秒近く4位との間に差はあるんですけどじりじりと詰めてくるような可能性も考えられますね。 画面では日本勢のトップの野尻とそれを追いかける那須川の2人をとらえています。
この横浜国際女子マラソンは来年、韓国のインチョンで行われますアジア競技大会の選考レースでもあるんですけどそのアジア大会というのは意識してるんですかと聞きましたらはっきりと意識していますと野尻は話していましたね。 アジア大会から世界選手権そしてオリンピックという階段を確実に上っていきたいんだと。 プロランナーとして自分でいろんな試行錯誤をしながらあるいは、ちょっと専門家からすると奇抜だというような練習もしながらこのマラソンに臨んできている選手です。
野尻の前を行く車が見えてきた状況でそこからまた那須川に差がついて更にはアウグストとの差もそんなに詰まってないとなりますと本当に4人の選手が等間隔といいましょうかかなりの差が開いてレースが展開しているという状況ですね。 先頭のマヨロワもそうですがこの野尻も元スキーのクロスカントリーの選手で。
森下さん3番手の那須川に4番手のアウグストが迫ってきました。 アウグストが那須川を、この先とらえるかもしれません。 ポルトガルのアウグストがいてそれから情報ではその後ろに5位優勝候補に挙げていたケニアの日本育ちのオンゴリ・フィレスが5位につけているという状態。 その那須川も山下公園前にかかってきました。 自分自身も再起の場所としてこの横浜を選んできました那須川です。 その那須川にアウグストが迫ってきました。 那須川の後ろにこのあとアウグストがぴたりとつけそうです。
アウグストが完全に那須川の横に並んでそして前に出ました。 ちょうど那須川の後ろのところクイーンの塔といわれる横浜税関のタワーが見えましたがこれからいよいよ選手たちはみなとみらい地区横浜の本当に新旧の観光名所がいっぱい詰まったところ。 横浜は世界屈指のフラットコースといわれていますがこのみなとみらい地区が一番アップダウンが激しいですよね。 ただレースの中でその終盤35km過ぎてアップダウンがくるというのはかなり選手にとっても疲労がたまってくるところだと思うんですが。
やっぱり風もかなりきついですけども特に、この辺りというのは本当に海からの風を最も受けやすいところでもありますし今、先頭のマヨロワも快調に走ってはいますが多少、やっぱりコースの中でもみなとみらい地区に入ってから、小さなアップダウンというのがいくつかあるんですね。 今も紹介されていましたが去年の名古屋ウィメンズマラソンで優勝しました。
40kmを先頭のマヨロワが通過しました。 ここ数年の横浜国際女子のレースを見ると残り3kmでデッドヒートがありましたが1人で走っている中で残り3km自分自身との戦いになってくるわけですよね。 まもなく日本人トップの野尻が40kmの地点を通過します。 ともに自己ベストには及ばないというタイムにはなりそうですが先頭独走状態がマヨロワ。 そのあとに野尻がいてそのあと、現在3位がポルトガルのアウグスト那須川は、その後ろという状況になっています。
世界選手権の代表枠は5人あったんですけれども日本陸連の場合には少数精鋭という形で3人に絞ったんですね。 そして、先頭をいきますマヨロワはもうすぐ先に、いちょう並木と山下公園が見えるというようなところまでやってきています。 第5回横浜国際女子マラソン先頭で、このゴールがあります山下公園にまもなく入ろうかというところ。 先頭でこのゴール山下公園に戻ってきたマヨロワを観客に手を振る余裕すらあるマヨロワ。 アルビナ・マヨロワが中盤以降、一気にペースを上げてきました。
この野尻もスタート直後は先頭集団から少し離れたところにいたんですが、中盤以降バンクーバーオリンピックを断念し今度はマラソンリオデジャネイロオリンピックを目指そうという野尻あずさが日本人トップでこの山下公園に戻ってきました。 2位、日本人トップでフィニッシュラインに向かってくる。 今年の横浜日本人トップ今、2位でフィニッシュ。 更には3位アウグストもフィニッシュラインに入ってきます。 金さん、那須川にとっても本当に再起を期すための横浜国際女子マラソンでした。